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【完全版】野球の変化球一覧まとめ【オリジナル変化球も徹底解説】

【完全版】野球の変化球一覧まとめ【オリジナル変化球も徹底解説】
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お悩みくん

野球の変化球が多すぎて覚えられない。書店に行くと変化球の種類が載った本があるけど、読んでもわかりづらい。野球に詳しい人に変化球の種類や特徴を解説して欲しいです。

 

今回の記事では、このような疑問に答えていきます。

 

本記事で分かること

  • 野球における変化球の一覧
  • 野球におけるそれぞれの変化球の特徴
  • プロ野球選手が独自に開発したオリジナル変化球について

 

野球観戦をしていると、いろいろな変化球の名前を耳にすると思います。

 

そんな中、変化球の種類が多すぎてなかなか覚えられないという方が多いのではないでしょうか。

 

本記事では、このような悩みを抱えている方に向けて執筆していきます。

 

記事の本筋に入る前に、私の自己紹介をしておきましょう。

 

信頼性の担保

  • プロ野球観戦歴16年
  • 草野球歴9年
  • Twitterフォロワー数3000人超

 

今回の記事では、野球における変化球の一覧や特徴をまとめつつ、記事の後半でプロ野球選手が独自に開発したオリジナル変化球も紹介していきます。

 

それでは、記事の最後までお付き合いください。

 

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目次

野球でよく耳にする変化球とはどういう意味!?

そもそも野球でよく耳にする変化球とは

 

さっきから「変化球」「変化球」と連呼しているわけですが、そもそも変化球とは何でしょうか。

 

変化球とは、簡単に言うと、直球とは反対の意味を持つものであり、直球とは違い打者の近くで曲がったり落ちたりする球のことを言います。

 

この曲げたり落としたりするボールを投げる方法は、今回の記事ではあまり深くは書かないですが、握り方を変えたり投げ方を工夫することによって、直球の回転とは異なる回転を生みだすことができます。

 

その結果、様々な変化球を投げることができます。

 

こんな感じで変化球を投げるわけですが、その種類は現代のプロ野球では数多くあるといわれています。

 

現在、メジャーリーグで活躍しているダルビッシュ有選手は、多くの変化球を投げられるといわれていますが、その数10種類以上といわれています。

 

この数を見ても、いかに変化球の種類が多いのかがわかると思います。

 

そして変化球の投げられる数が多ければ多いほど、バッターに的を絞らせない投球ができるので、打者との駆け引きという点では優位になります。

 

その駆け引きこそがこの野球観戦の大きな醍醐味であると、私は考えています。

 

そこで、あなたにして欲しい事があります。

 

それは、変化球の名前とどのように変化するのかを一致させることです。

 

これを完璧にすることで、今よりももっと野球の楽しさというものがわかると思います。

 

【基礎編】野球における変化球の一覧と代表的なプロ野球選手の紹介

野球における変化球の一覧

 

それでは、今回の記事の中核でもある変化球の種類とその代表選手を紹介していきたいと思います。

 

ですが、その前に変化球の種類について、大雑把に図を使って説明していきたいと思います

 

変化球・右

 

変化球・左

 

この図は、変化球の種類を右ピッチャーと左ピッチャーに分けて簡単に表したものです。

 

変化球には大きく分けると、6種類に分けられると考えています。

 

ちなみにストレートは直球を意味していますが、この図にストレート系と書いてあるようにストレートに近い球速、球筋でありながら変化する球も存在します。

 

このような球も私は変化球ととらえていますが、今回はどの人でもわかりやすいようにストレート系は除いて、5種類の変化球を1つずつ紹介したいと思います。

 

またそれぞれの紹介の最後に、その系統に分類される変化球についてもまとめておきますので、参考にしてみてください。

 

スライダー系

 

スライダーという変化球は、右ピッチャーが投げる場合は左に曲がり、左ピッチャーが投げる場合は右に曲がります。

 

球速はピッチャーによって個人差があり、平均的には130km/h台がボリュームゾーンであると考えています。

 

しかし中には140km/hを超えるスライダーを投げるピッチャーも存在しており、かつて中日ドラゴンズの抑えとして活躍した岩瀬仁紀選手は、その高速スライダーを武器に前人未到の400セーブを達成しました。

 

また、私が考えるスライダーの代表的な使い手は、元西武ライオンズに在籍していた西口文也選手です。

 

西口選手の動画はこちらに貼ってありますのでぜひご覧ください。

 

 

私は晩年の西口投手しか見てはないですが、全盛期を知っている私の父に聞いたり、この動画を見てみるととんでもない変化をしているということがよくわかります。

 

これらの点からこの選手に異論はないと思います。

 

同系統の変化球

スライダー、高速スライダー、カットボール

カーブ系

カーブの変化の方向は、スライダーとそんなに変わりはありません。

 

しいて言えば、変化球の図解のように右斜め、左斜めに変化する球ですね。

 

球速的には、100km/hをきるスローカーブといわれるボールから130kim/h台を記録する比較的早いカーブ(パワーカーブ)のように、球速幅は広いように感じます。

 

カーブという変化球は、打者の目線を変えるときや緩急をつけるために使われ、うまく使えると投手としての引き出しが増えて、とても有利になります。

 

ちなみに今季限りで引退した阪神のメッセンジャー選手は、日本球界で長く活躍できた秘訣として、来日して覚えたカーブにあると各紙報道でよく言われていました。

 

私が考えるカーブの代表的な使い手はソフトバンクの武田翔太選手です。

 

 

ここ最近なかなか活躍できずに伸び悩んでいる感はありますが、武田選手が投げるカーブは2014年阪神が日本シリーズに出場した際にとても苦しめられたことを覚えています。

 

カーブの使い手といえば他に楽天の岸選手などがいますが、阪神が苦しめられたということから選ばさせていただきました。

 

関連記事も合わせて読んでおきましょう。

 

【阪神】メッセンジャーの溢れる日本愛を調べてみた【日本最高!!】

>>【阪神】メッセンジャーの溢れる日本愛を調べてみた【日本最高!!】

 

同系統の変化球

カーブ、スローカーブ、パワーカーブ、ドロップカーブ、ナックルカーブ

フォーク系

 

フォークの変化方向は下で、打者の近くでストンと落ちる変化球です。

 

この変化球は、右ピッチャーと左ピッチャーでは変化の方向は変わりなく、両者ともに変化方向は下になります。

 

球速的には130km/h~140km/hが一般的で、バッターを空振り三振に取るための決め球として使われる傾向にあります。

 

またフォークの握りは人差し指と中指で挟む形で投げるのですが、最近ではその幅を狭めて投げるSFF(スプリットフィンガーファストボール)という変化球が多くのピッチャーに投げられています。

 

私が考えるフォークの代表的な使い手は、元読売ジャイアンツの上原浩治氏です。

 

 

フォークという変化球は、三振を取るために使われることが多い変化球ではあるのですが、上原選手はそれだけではなくカウントを取りに行くボールとしてもフォークをつかったりしていました。

 

この点を考慮して、今回選ばせていただきました

 

同系統の変化球

チェンジアップ、SSF、サークルチェンジ、バルカンチェンジ、パーム、ナックル

シンカー系

 

 

シンカーの変化方向は右ピッチャーなら右斜めに変化し、左ピッチャーは左斜めに変化します。

 

ちなみに、よく左ピッチャーがシンカーを投げると名前がシンカーではなく、スクリューという名前に代わるといわれていますが、実際にこれは間違った認識です。

 

正確には、シンカーは直球の軌道で沈んでいくのに対して、スクリューは逆方向のカーブという感じの変化を描きます。

 

なので、左ピッチャーが投げるシンカー=スクリューではありません。

 

私が選ぶ代表的なシンカーの使い手は、千葉ロッテに在籍している石川歩選手です。

 

 

シンカーという変化球はボールの回転上サイドスローやアンダースローのピッチャーのほうが投げやすいといわれていますが、石川選手はオーバースローでありながら、シンカーを決め球にして活躍しています。

 

このオーバースローでシンカーを投げる珍しさと実績を考慮して、今回選出させていただきました。

 

オーバースローについては、下記で解説しているので、セットで読んでおきましょう。

 

オーバースローとは!?フォームのメリットやデメリットを徹底解剖!!

>>オーバースローとは!?フォームのメリットやデメリットを徹底解剖!!

 

同系統の変化球

スクリュー、シンカー、スローシンカー、高速シンカー

シュート系

 

シュートの変化方向は右ピッチャーが投げる場合は右方向に変化し、左ピッチャーが投げる場合は左に変化します。

 

この変化球はおもに外角のコースで勝負をしたいときや外と内の出し入れで勝負するとき、そして打球を詰まらせるときによく使われている球種です。

 

しかし最近のプロ野球では、あまりシュートを投げるピッチャーが少なくなってきているように感じています。

 

私が選ぶシュートの代表的な使い手は、元巨人で解説者でもある西本聖氏を選びました。

 

 

西本氏の動画を見ていただくとわかりますが、ほんとシュートの変化がなんとすさまじいこと。

 

ちなみにこの試合、落合氏と対戦した際、全球シュートで対戦しているのですが、ここから自分のシュートに全幅の信頼を寄せていることがよくわかると思います。

 

同系統の変化球

シュート、高速シュート、スローシュート、カミソリシュート

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【応用編】野球の常識を覆したオリジナル変化球の一覧

開発

 

プロ野球選手の中では今ある変化球を投げるだけでなく、自分自身で独自の変化球を開発してそのオリジナル変化球を使ってバッターを抑えている選手も中にはいます。

 

そこで最後に応用編として特定の選手が開発したオリジナル変化球について代表的な4つを紹介していきたいと思います。

 

オリジナル変化球
  • シェイク
  • イーファスピッチ
  • 亜大ツーシーム
  • お化けフォーク

 

シェイク(小宮山悟)

 

シェイクは過去に千葉ロッテマリーンズに在籍していた小宮山悟氏が開発した変化球で、小宮山氏のみしか投げないボールです。

 

 

変化としては、空気抵抗に左右されながら揺れて落ちていくような変化球で、ナックルに近いボールですね。

 

イーファスピッチ(多田野数人)

 

 

イーファスピッチの使い手は、元日本ハムファイターズに在籍していた多田野数人氏が投げていたボールで、言い換えると山なりの超スローボールといえます。

 

この変化球が投げられたとき、ニュース番組の野球枠でよく取り上げられたりする機会が多かったので、知名度は非常に高いように思えます。

 

亜大ツーシーム(山崎康晃)

 

亜大ツーシームはプロ野球選手の中でも何人か使い手はいるのですが、その中でも現横浜DeNAベイスターズで抑えとして活躍している山崎康晃選手が代表的な使い手かなと思います。

 

変化としては、ぶっちゃけフォークまたはSFFに近い変化球であると思います。

 

しかし本人は、ツーシームといってることから、フォークまたはSFFではなく亜大ツーシームと名付けられています。

 

お化けフォーク(千賀滉大)

 

これは、ぜひ即座に動画を見ていただきたいです。

 

見ていただいた方はわかりますが、変化量が半端ではないと思います。

 

このオリジナル変化球を投げるソフトバンクホークスの千賀滉大選手は、この変化球を武器にエースとして活躍しており、前回のWBCでも先発と中継ぎでフル回転に活躍しました。

 

【完全版】野球の変化球一覧まとめ

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ここまで野球の変化球について一覧にまとめて代表選手を紹介しつつ解説してきましたが、いかがでしたか。

 

変化球があまりわからないよという方向けに書いたので野球をよく見ている方はもちろんのこと、変化球がよくわからないという方も基本的な部分は理解できたかと思います。

 

これで野球の変化球についてよく理解したあなたは、野球観戦がもっと楽しくなりますよ。

 

それでは、今回の記事はここまでにしたいと思います。

 

楽しい野球観戦ライフをお送りください。

 

最後に、現在野球をされている方向けの関連記事も載せておくので、合わせてお読みください。

 

野球初心者が習得すべき変化球3選|練習方法も合わせて徹底解説!!

野球が上達するキャッチボールのコツとは!?【ヒント:意識にあります】

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