【簡単】ツーシームの投げ方と握り！シュートとの違いも解説！

 

今回の記事では、このような疑問に答えていきます。

 

本記事でわかること

• ツーシームとは
• ツーシームの握り
• ツーシームの投げ方のコツ
• ツーシームとフォークの違い
• ツーシームの代表的な使い手3選

 

今回の記事では、ツーシームの握りや投げ方のコツ、ツーシームとシュートとの違いを解説しつつ、後半ではツーシームの代表的な使い手を3人紹介します。

 

記事の本筋に入る前、私の自己紹介しておきましょう。

 

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それでは、記事の最後までお付き合いください。

 

ツーシームとは

 

ツーシームとは、ストレート系の変化球の一種で、打者の手元で微妙に曲がったり、落ちたりするボールになります。

 

正式名称は、「ツーシーム・ファストボール」です。

 

特徴としては、以下の通り。

 

 

 

元々は外国人投手が投げることが多く、日本人投手ではあまり意図してツーシームを投げる投手は少なかったです。

 

仮に投げていたとしても、ツーシームではなく癖球と表現されることが多かった印象。

 

ただ、最近ではツーシームの有効性が証明され、日本人投手でも意図してツーシームを投げる投手が増えてきました。

 

近年、海外志向が強い投手が増えたことや動画等で手軽に変化球の投げ方を学べるといったことも、ツーシームを投げる投手が増えた要因と言えるでしょう。

 

ツーシームの握り

 

ツーシームの握りは、上記の画像の通りです。

 

ボールの縫い目に人差し指と中指を添える形で握ります。

 

人差し指と中指の間はくっつけても少し間を空けてもOK。

 

そのまま投げるだけで利き手方向に微妙に曲がったり、落ちたりします。

 

ツーシームの投げ方のコツ

 

ツーシームの投げ方のコツは、以下の通り

 

 

上記の4つがポイントで、硬式や軟式問わずこの4つのポイントを押さえておけば、問題なく投げられます。

 

特に意識をして欲しいのが「無理に曲げようとしない」と「身体が開かないようにする」の2つ。

 

上記2つと逆のことをした場合、以下のようなことが起きます。

 

 

プロ野球選手でもツーシームをマスターしようとしたことで、ストレートの本来のキレを失うケースもあるため、注意する必要があります。

 

ツーシームについて動画でも学びたい方向けにおすすめ動画も掲載しておきますので、参考にどうぞ。

 

 

ツーシームとシュートの違い

 

結論から言うと、軌道が違います。

 

具体的には、以下の通り。

 

 

右投手がツーシームを投げた場合の例が上記の通り。

 

シュートの場合、右打者の内角に曲がるような軌道に対して、ツーシームはシュートよりも変化量が少なく、曲がりながら落ちていきます。

 

ツーシームの代表的な使い手3選

 

最後にツーシームの代表的な使い手を3人紹介します。

 

具体的には、以下の通り。

 

 

それでは、詳しく見ていきます。

 

ダルビッシュ有

 

ダルビッシュ有投手のツーシームはとにかく変化量がエグい。

 

ボールに細工をしてる？レベルで変化します。

 

打者も最早ボールについていくことが不可能なボールです。

 

黒田博樹

 

広島カープ、ヤンキース、ドジャースの3球団で活躍した黒田博樹氏もツーシームの代表的な使い手の1人でした。

 

黒田氏のツーシームは打者の手元で微妙に変化する球で、すごいのはこれをコースで投げ分けられることです。

 

動画のように右打者のアウトコースからストライクゾーンに入れることもできれば、左打者のインコースからストライクゾーンに入れることもできます。

 

これがいわゆるフロントドア・バックドアという技術で黒田氏はこの2つとツーシームをうまく組み合わせて打者を手玉に取っていました。

 

制球力が高い投手だからこそ成せる技ですね。

 

 

大野雄大

 

ツーシームで個人的に印象深いのが、中日ドラゴンズの大野雄大投手です。

 

2020年に沢村賞を獲得し、目覚しい活躍を果たしましたが、大きな武器としていたのがツーシームになります。

 

大野投手のツーシームはどちらかというと縦変化の成分が多めで、ウィニングショットとしても投げることが可能です。

 

私は当時「ツーシーム=横変化」だと決めつけてみていたので、大野投手のツーシームを見てすごく驚いた記憶があります。

 

詳しくは以下の記事で分析していますので、併せて読んでみてください。

 

 

【簡単】ツーシームの投げ方と握り！シュートとの違いも解説！：まとめ

 

それでは、今回の記事の重要POINTを改めてまとめていきます。

 

 

当サイト(プロ野球観戦の巣)では、草野球で有効活用できるスキルやノウハウを惜しみなく発信しています。

 

以下の記事では、変化球の特徴や種類を全種類まとめておりますので、ぜひ自分が投げてみたい変化球を探してみてください。

 

 

今回の記事はここまでにしたいと思います。

 

楽しい野球観戦ライフをお送りください。