ブログ総閲覧数200万超&Twitterフォロワー数4000人超の野球ブロガー。草野球歴も10年程あります。
過去に、野球において自分自身が経験したことや失敗したこと、初心者の方に知っておいてほしい情報を多くの人に伝えたく、当サイト(プロ野球観戦の巣)を立ち上げ。
当サイト(プロ野球観戦の巣)を通じて、野球の面白さや楽しさを伝えるべく、本日もブログやSNSで情報発信しています。
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最近野球を見ていると、「フロントドア」や「バックドア」と言う言葉をよく耳にします。そもそも「フロントドア」と「バックドア」とは、どう言う意味なのでしょうか。また、なぜ「〇〇ドア」と言うのでしょうか。
今回の記事では、このような疑問に答えていきます。
近年、日本プロ野球において主流な配球パターンになりつつある、フロントドアとバックドア。
今回の記事では、フロントドアとバックドアについてあらゆる角度から解説していこうと思います。
記事の本筋に入る前に私の自己紹介をしておきましょう。
それでは、記事の最後までお付き合いください。
結論から言うと、数ある配球パターンのうちの1つとして数えられているものです。
フロントドアとバックドアは、元々メジャーリーグで主流の配球パターンでした。
それが、ここ5年で一気に日本プロ野球でも多用されるようになり、今では当たり前のように使われている配球パターンになります。
そのフロントドアとバックドアを日本のプロ野球に取り入れたのが、元広島カープの黒田博樹さんでした。
フロントドアとバックドアの普及は、黒田さんの影響が非常に大きかったと思いますね。
それでは、フロントドアとバックドアについて、それぞれ深掘りしていきます。
フロントドアとは、打者の内角からストライクゾーンにボールを入れる配球パターンのことを指します。
画像で説明すると、以下の通り。
右打者と左打者で多少違いはありますが、いずれも打者の内角からストライクゾーンにボールを入れる配球であることに違いはありません。
打者から見ると、一瞬ボールが身体に向かってくるように見えるため、腰が引けてしまいます。
しかし、そこから曲げてストライクゾーンに入れるため、打者からしたら非常に厄介なボールかなと思いますね。
山岡投手が投げたフロントドアスライダーなんて、まさに理想的なボールです。
打者の腰が引けているのが、よくわかると思います。
バックドアとはフロントドアと逆で、外角からストライクゾーンにボールを入れる配球パターンのことを指します。
具体的には、以下の通り。
バックドアの場合、リリース直後はボールゾーンにボールがあるため、打者は「ストライクではない」と思って見逃します。
しかし、そこからグイッと曲げてストライクゾーンに入れるため、こちらも打者は手がなかなか出しづらいボールではあります。
上記の動画は、黒田さんのバックドアツーシームになりますが、打者は一瞬ボールと判断しているため、そこからストライクゾーンに入れられてしまうと、なかなか手が出しづらいです。
そもそも、なぜ「〇〇ドア」と呼ぶのでしょうか。
結論から言うと、ホームベースを家、打者を正面玄関として見立てて、名前がつけられたからです。
例えば、フロントドアの場合を考えてみましょう。
フロンドドアの場合、ボールは打者の内角からストライクゾーンに軌道を描きます。
「ホームベース=家、打者=正面玄関」と見ると、正面玄関から家にボールが入ってくるように見えませんか!?
つまり、正面玄関の扉を開いて家に入る構図になります。
上記の理由から、フロントドアという名前がつけられました。
逆に、バックドアの場合はどうでしょうか。
同じく、「ホームベース=家、打者=正面玄関」と見立てた場合、ボールは正面玄関とは反対方向に入ってきます。
つまり、「正面玄関の裏口からボールが入ってきた」と考えることができます。
この理由から、「フロントドアの反対=バックドア」という名前がつけられています。
それでは、最後にフロントドアとバックドアのデメリットを解説していきます。
1番のメリットは、ゾーン内で勝負できることですね。
先ほども解説しましたが、フロントドアとバックドアは、最終的にストライクゾーンにボールを入れることをゴールとして投げます。
また、軌道的に打者が手を出しづらいボールであるため、見逃し三振が狙いやすいです。
したがって、ストライクゾーンで勝負でき、無駄なボールを投げずに打者と勝負することができます。
無駄なボールが少なくなれば、球数の消費も少なくなりますし、長いイニングを投げることにもつながります。
特に先発投手は、フロントドアとバックドアを投げられると、非常に有利ですね。
フロントドアとバックドアのデメリットは、なんといっても習得難易度が非常に高いことです。
フロントドアやバックドアは、スライダーやシュート系の球種で投げることが多いですが、それぞれ変化方向とは逆側にコントロールしなければ投げることができません。
例えば、スライダー系の場合は外角に逃げていくボールなので、基本的にはストライクゾーンの外側にコントロールして投げます。
しかし、フロントドアやバックドアで投げる場合は、ストライクゾーンからボールゾーンに逃げるスライダーをボールゾーンからストライクゾーンに投げる必要があります。
これは、非常に技術が必要ですし、制御するにはある程度練習が必要ですね。
逆に、ある程度自由自在に扱うことができれば、とても武器になるボールだと思います。
それでは、今回の記事の重要POINTを改めてまとめていきます。
当サイト(プロ野球観戦の巣)では、本記事のように野球用語やルールについて多数の記事を投稿しています。
以下の記事では、当サイトで解説した野球用語やルールについてまとめているので、こちらもぜひご拝読ください。
今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しい野球観戦ライフをお送りください。
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