ブログ総閲覧数200万超&Twitterフォロワー数4000人超の野球ブロガー。草野球歴も10年程あります。
過去に、野球において自分自身が経験したことや失敗したこと、初心者の方に知っておいてほしい情報を多くの人に伝えたく、当サイト(プロ野球観戦の巣)を立ち上げ。
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・阪神の金本元監督は果たして無能だったのか?
・阪神の金本元監督の功績は何があるの?
・阪神の金本元監督はどうすれば評価されたのか?
今回の記事では、上記の3つの疑問に対して答えていきます。
記事の本筋に入る前に、この記事を書いている私はプロ野球観戦歴13年で、毎年ひいきチームの試合を中心に全試合見ています。
また、金本氏が阪神タイガースの監督を行なっていた3年間の全公式戦も、全て見ているので、金本氏の采配や育成力などは熟知しています。
そこで、今回の記事では金本元監督が果たして無能であったのかを解説しつつ、記事の後半ではどうすれば評価されたのかについても執筆していきます。
それでは、最後までお付き合いください。
結論から言うと、評価がとても難しい監督であると思います。
ネット上を見てみると、「無能だ!!」と言う言葉をよく聞くことがあると思うのですが、私は100%そうは思いませんね。
しかし、評価が難しい監督であるのは確かですね。
なので、ここでは金本元監督が無能であると言われてしまう理由とそうではない理由を紹介しつつ、この問いの答えに迫っていきたいと思います。
これは、私が金本政権時代の試合を見てきたから言えることなのですが、あまり選手とコミュニケーションが取れているようには見えませんでした。
一部の報道でも、上記のようなことはよく言われていましたね。
「なぜ明らかなイップスの藤浪晋太郎を、あれだけノックアウトされても使い続けるのかなど、一部の采配に疑問を呈する声がありました。今年は就任1、2年目のような競争力がチームから見られませんでした。さらに、手塩にかけて育てた高山俊や中谷将大、江越大賀といった選手が伸び悩んだのも大きい。金本さんは兄貴肌ではありますが、具体的な説明が苦手で、根性論で選手には厳しく接していました。それもあってか、選手に意図が伝わりにくかったという面があるかもしれません。一部のコーチにしか本心を見せないので、選手にしてみれば、監督が何を考えているのかわからないという怖さはあったはずです」(前出・球団関係者)
出典:阪神・金本監督、チーム内の不満分子が解任を直訴か…生え抜きにこだわり変革を潰す親会社 (2018年10月21日) – エキサイトニュース
金本元監督は、どちらかといえば戦略家ではなく根性論に重きを置く監督でした。
なので、指導にもそのような傾向があり厳しい印象が強くありました。
それもあってか選手は、金本元監督のことを恐れてあまりコミュニケーションが取れていないのではないかと言うことが、上記の記事では書かれていますね。
チームを指揮する上で、選手やコーチと密にコミュニケーションをとることはとても重要であるのですが、そこらへんが少しかけてしまっていたのが、痛いところですね。
先ほどの話とつながるのですが、金本元監督はとにかく厳しいです。
なので、選手もいつ自分が怒られるのかと言うことを気にしながらプレーするのも必然ですよね。
昔なら精神論というか体育会系の指導は当たり前の世界でしたが、今はそんなことないですよね。
どちらかといえば、選手を諭すような形の指導の方が時代のニーズとしてはあっているし、選手もその方がのびのびとプレーできるはずです。
しかし、金本元監督には上記のような形で指導することができませんでした。
その結果どうなるかというと、投手は常にベンチの顔色を伺いながら、投げるという感じでしたね。
これは、プロ野球観戦をしている立場から見ても伝わりましたね。
また、それを決定づけたのは藤浪選手に対する扱いですね。
金本元監督が藤浪選手に対して大きな期待をしているのはわかっています。
また、藤浪選手が阪神のエースとして自覚を持てというメッセージであることもわかります。
しかし、いくらなんでも1日に161球も投げさせてしまうのはよろしくないですよね。
また、藤浪選手に対して161球を投げさせたことで、選手はより金本元監督のことを恐れさせてしまう結果になったのは確かですね。
☞「藤浪晋太郎がイップスと言われる原因とは!?【イップスではないと言う方もいます】」
☞「【阪神】藤浪晋太郎は現在何をしているのか!?【復活への道を歩んでいます】」
金本元監督は、感情的な采配がかなり多くありました。
順序を追った上で緻密な作戦を行なっていくのではなく、その場の思いつきで采配してるのではないかという場面が多くありましたね。
特に金本政権の3年目は、チームが最下位になった年で、謎采配が頻繁にありましたね。
この年の金本元監督は、春のキャンプで「今までで一番自信がある」という旨の発言をしました。
阪神・金本知憲監督(49)は28日、沖縄・宜野座村で行ってきた春季キャンプを打ち上げ、就任3年目での最強布陣形成に自信を見せた。
「僕は優勝、優勝とあまり軽く言うものではないと思っていますが、本当に、これまでのチームでは一番、今が強いと思います。われわれ監督、コーチがしっかりと選手を見てやりながら優勝に向かってやっていきます」
自信を持って臨んだ年がまさかの最下位で、パニックになるのはわかりますが、謎の采配が多かったのは否めないですね。
もう少しちみつな作戦を練られたり、周りに優秀なコーチがいれば話は違ったのかなと思いますけどね。
ここまで、金本元監督の批判を続けてしまいましたが、もちろんいい部分もありました。
その一つが、投手を見る目ですね。
例えば、桑原投手や高橋聡文氏は金本元監督の目によって実力を見出された選手になります。
桑原投手は、それまでオリックス、横浜、阪神と渡り歩いてきた選手で、なかなか芽が出なかった選手になります。
しかし、金本元監督が現役時代に桑原投手と対戦したときに、「左打者は厄介だ」という感想を抱いたことからリリーフエースとして大抜擢します。
高橋聡文氏も同様な形で、金本監督はリリーフとして起用します。
その結果どうなったかというと、この2人は金本元監督の目利きによって大活躍を果たしました。
他にも岩崎選手をリリーフに回すことを提案したのも金本元監督で、現在岩崎選手はセットアッパーとして阪神には欠かせない選手になっています。
このように、金本元監督は投手を見る目が非常にある監督でしたね。
金本元監督は、キャンプの際に選手に対して筋トレを重点的にやることを課していました。
実際に金本元監督が現役時代に取り組んでいたトレーニングを選手にも指導していき、第二の金本知憲を作っていこうとしていました。
しかし、これがなかなかハマらず、逆に調子を崩すような選手が何人かいました。
例えば、鳥谷選手や高山選手のようなエリート街道を歩いてきた選手には、このような泥臭いトレーニングは合わなかったように思えます。
しかし、逆にこのトレーニングによって成績を向上させた選手も中にはいます。
例えば、現在セカンドのレギュラーである糸原選手はこのトレーニングによって、怪我をしない選手になりました。
また、俊介選手も元々は細くて非力な選手でしたが、金本元監督のトレーニングによってパワーをつけることができ、成績も上がりました。
なので、一概に金本元監督の指導が悪いとはいえないのですが、選手にあった指導方法ができていたらと思うと惜しい気もしますね。
金本元監督は、3年間阪神タイガースの監督を行なってきましたが、順位は4位→2位→6位というなんとも評価の難しい成績を残しました。
しかし、2年目の2位になった年は先ほど言ったように投手を見る目があったことでリリーフ陣を整備することができ、一気に順位を引き上げました。
なので、決して100%無能とはいえないんですよね。
投手を見る目は本当にあったので、それに適したチーム作りができていたらこの年は優勝できたと思います。
結論から言うと、優勝するしかなかったと思います。
阪神球団も金本元監督に対しては、優勝を求めて監督の打診をしたわけですからね。
ちなみに、金本元監督の監督就任会見については、下記に掲載しておきます。
私もこの会見を見て、とても期待を寄せたことを覚えています。
「金本さんなら絶対やってくれる!!」
そう言う思いで、私はこの会見を見ていましたね。
しかし、現実はそうも上手くいきませんでしたね。
金本元監督の理想は、生え抜きの長距離打者を育成することだったと思います。
また、レギュラーも極力外国人選手を使うのではなく、阪神の若手の生え抜き選手を使っていくことにこだわっていたと思います。
しかし、現実は糸井選手や福留選手のようなベテラン勢に「おんぶに抱っこ」だったと思います。
しかし、私はこれは仕方ないと考えています。
これまで若手の育成を怠ってきたチームですから、3年ほどでチームがすぐに変わるわけがないですよ。
なので、これまで手をつけてこなかった若手の育成という部分に、手をつけた金本元監督のアクションは称賛される部分だと思います。
若手育成に舵を切る金本イズムは、現在の阪神タイガースを変えつつあります。
金本政権の時にヘッドコーチと二軍監督を経験した矢野監督は、金本イズムの継承者であると思います。
そして、矢野監督は金本元監督が理想とした若手の生え抜き選手を育てていこうと努力しています。
これが例えば、金本元監督ではなかったらどうなっていたでしょうか。
もしかしたら、今でも阪神タイガースは若手の育成をおこたり、ベテラン選手ばかりのチームになっていたかもしれません。
しかし、それを変えてくれたのが金本元監督であり、現在の矢野監督だと考えています。
若手が活躍する機会を多く見るようになった、現在の阪神タイガースの種まきを行った金本元監督の功績は大きいと思います。
金本元監督の評価を下すのは、もう少し先でもいいのではないでしょうか。
それでは、今回の記事の重要ポイントを改めてまとめていきます。
本記事では、主に阪神の金本元監督が果たして無能なのかという問いに対して、あらゆる視点から解説してきました。
個人的な意見としては、金本氏はそこまでバッシングを受けるべきではなかったと考えています。
采配面では、感情的な采配をしてしまい試合を落とすことが多かったと思います。
しかし、くすぶっている選手を育成したり、無名の選手を発掘する能力には長けていたと思います。
なので、監督ではなくコーチやスカウトだったら、もっと自身の力を発揮できたのではないかなと私は思っています。
また球団の都合上、下積み期間がなくいきなり監督をやらされたことも、もしかしたら影響があったのかもしれませんね。
いずれにせよ、金本氏は不運な部分も多くあったように思えます。
しかし、金本政権時に指名した選手が現在の阪神タイガースの主力を担っていることは事実なので、全てが失敗ではありません。
それを生かすも殺すも、現監督の矢野監督次第だと思うので、頑張って欲しいですね。
それでは、今回の記事はここまでにしたいと思います。
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