
阪神ファンです、2020年シーズンからサンズ選手が入団し期待通りの活躍をしています。これらを踏まえてサンズ選手の評価がどれくらいなのかを知りたいです。また、今後日本球界で長く活躍できるのかについても興味あります。
今回の記事では、このような疑問に答えていきます。
本記事で分かること
- 【阪神】ジェリー・サンズ選手の評価
- 【阪神】ジェリー・サンズ選手が日本で長く活躍できるかについて
- 【阪神】ジェリー・サンズ選手が日本で長く活躍できる理由
2020年シーズンから新加入してきたサンズ選手。
来日当初は、少し日本の野球に苦労している感はあったものの、徐々に順応しつつあります。
そこで、本記事ではサンズ選手の評価を打撃面から守備面まで幅広くしていこうと思います。
記事の本筋に入る前に私のポジションを明らかにしていきましょう。
信頼性の担保
- 阪神ファン歴13年
- 当サイト(プロ野球観戦の巣)で150記事以上を執筆
- 月刊閲覧数は10000PV超(上位5%代)
今回の記事では、サンズ選手の評価をしつつ記事の後半ではサンズ選手が日本球界で長く活躍できるのかについても解説していきます。
それでは、記事の最後までお付き合いください。
※音声ラジオで本記事の内容を聴きたい方は下記からどうぞ。
【阪神】ジェリー・サンズの評価【打撃・守備】


ここでは、打撃面と守備面の2つの視点から評価していきます。
【打撃】マートン氏をパワーフォルム化した感じ
あなたは、マートン氏をご存知ですか。
もしかしたら、マートン氏を知らない方もいるかもですね。
マートン氏については、下記の記事で解説しているので合わせて読んでおきましょう。
元阪神マット・マートンの現在は!?【将来は阪神タイガースのコーチも!?】


>>元阪神マット・マートンの現在は!?【将来は阪神タイガースのコーチも!?】
話を戻すと、マートン氏は2010年から5年間阪神タイガースで活躍した外国人選手です。
そして、そのマートン氏とサンズ選手はとても似ていると考えています。
具体的には、バッティングフォームですね。
マートン氏のバッティングフォームを見てみましょう。
次は、サンズ選手です。
けっこう似てますよね。
そして、なぜ私はサンズ選手についてマートン氏のパワーフォルム型と言ったのか。
答えを言うと、マートン氏に匹敵するミート力+マートン氏以上の長打力があることを踏まえて、このような表現をしました。
これは、「マートンの再来」と言っても過言ではないですね。
【打撃】内角の速球に難あり
しかし、プロで闘う以上弱点を攻められるのは当たり前です。
弱点のない選手なんていません。
そして、サンズ選手も弱点はあります。
それは、内角の速球ですね。
これは、オープン戦や練習試合の頃から評論家の方々が言っていましたし、私も打席を見てそう思いました。
どのようなところを見てそう思ったのか。
一つは、バッターボックスに立つ位置ですね。
サンズ選手は、少しベースから離れて立っています。
なぜ、ベースから離れて立つのかと言うと、インコースに来ても打てるようにするためです。
これは裏を返すと、インコースに少し難があると言うことになります。
他にも要因はありますが、わかりやすい例で言うとこの辺りですね。
これから、サンズ選手は長く日本球界で活躍していくには。この弱点をどのように克服していくかにかかっています。
しかし、無理に克服する必要はないです。
思い切ってインコースを捨てて、甘い球は確実に仕留めると言うスタイルでもいいと思います。
このように模索しつつ、日本球界で活躍するヒントを得られるといいですね。
【守備】そつなくこなす平均的な守備力
サンズ選手の守備は、ストレートに言うとそこまでうまくはないです。
守備範囲は狭くもなく広くもなくという感じ。
肩もそこまで強くはないです。
しかし、安定しているがゆえに大きなミスはここまで見ていません。
なので、打球が飛んできて「エラーするんじゃないか」というような印象は持たなくてすむと思います。
阪神の守備は、ここ数年エラーの数が多いです。
毎試合エラーしてるんじゃないかと言う勢いでどんどんエラーしています(笑)
なので、試合を見ていてめちゃくちゃビクビクします。
「エラーするんじゃねーか!?」
とか
「落とすなよ。。。落とすなよ。。。」
みたいな感じで。
しかし、サンズ選手はそこまで大きなミスをすることはそこまでないので、安心して見ることはできます。
これだけでも阪神ファンにとってはストレス軽減になりますよね。
そう言う意味でもサンズ選手の守備力は貴重かもです。
【守備】常に全力プレーで一生懸命
先ほど、守備力は平均的と言いました。
しかし、サンズ選手の守備の特徴はそれだけではありません。
常に全力プレーです。
これは、ボーア選手にも当てはまることですね。
詳しくは下記の記事で。
【阪神】ジャスティン・ボーアの評価は!?【バースの再来かも】


>>【阪神】ジャスティン・ボーアの評価は!?【バースの再来かも】
サンズ選手は守備の際、常に全力プレーを心がけています。
これは、画面越しで見ても非常に伝わってきますね。
下記の動画を見てみましょう。
「絶対捕ってやる」と言う信念を感じますね。
外国人助っ人でこのような選手はあまりみたことないです。
どちらかと言えば、打撃に力を入れて守備は息抜きという印象がある外国人助っ人。
しかし、サンズ選手は気を抜くことなく全力でボールを追いかけています。
まるで、野球少年かのように。
チームにとって、非常に貴重な存在です。
【阪神】ジェリー・サンズは日本球界で長く活躍することができるのか!?


結論から言うと、可能性は大いにあります。
理由としては大きく3つ。
具体的には、下記の通りです。
・日本の配球に対応できている
・チャンスに強い【チームにとって貴重な存在】
・甘い球にはめっぽう強い
それでは、上記をそれぞれ深堀していきます。
①:日本の配球に対応できている
記事の前半部分でサンズ選手の現状を分析しました。
そこでは、内角の速球に少し弱点があるのではないかと書きました。
これは、事実です。
しかし、サンズ選手は他の選手とは少し違います。
それは、弱点であっても対応する技量があるからです。
数年前にロサリオ選手が阪神に入団しました。
ロザリオ選手は、外角のスライダーに難があり幾度となく攻められましたよね。
その時、ロサリオ選手はなすすべなくやられてしまいました。
しかし、サンズ選手はそこが弱点であっても、カットしたりボール球であれば見逃すこともできます。
これがロサリオ選手との大きな違いですよね。
日本で長く活躍していくために選球眼はとても重要になってきます。
【元阪神】ロサリオの現在は!?日本球界に復帰するとの情報も!?


>>【元阪神】ロサリオの現在は!?日本球界に復帰するとの情報も!?
②:チャンスに強い【チームにとって貴重な存在】
チャンスに強い選手は、とても貴重な存在です。
阪神だけではなく、他の球団を見渡しても貴重ではないでしょうか。
そして、阪神といえばここぞと言う時の打撃ですね。
大山選手や福留選手など得点圏でしっかりと打てる選手はいます。
しかし、チャンスに強いバッターは何人いても足りないぐらいです。
それだけ貴重な存在ですし、サンズ選手はその器になり得る選手だと思います。
昨年も韓国球界で勝負強い打撃を披露していました。
そして、今シーズンも現時点で得点圏打率は5割近くあります。(ソースは日刊スポーツ)
これは素晴らしい成績ですよ。
この勝負強い打撃は、日本球界で長く活躍する追い風になると思います。
③:甘い球にはめっぽう強い
野球観戦をしていて、甘い球の打ち損じを見ることがあると思います。
画面越しで見ると「なんでこんな球が打てないんだ」という印象を持つことでしょう。
しかし、これが意外と難しかったりします。
実際に打席に立ってみると分かりますよ。
「甘い」という考えが頭の中に思い浮かんだ瞬間、身体に力が入ります。
その力みが適度なものなら捉えることはできます。
が、それが過剰な力みになると甘い球を捉えるのは難しいです。
まぁ、これが野球の面白いところでもあり難しいところでもあるんですけどね。
しかし、この甘い球を確実に仕留めるのがサンズ選手なんですよ。
嘘のようでホントです。
もちろん、百発百中はムリです。
しかしながら、ここまで甘い球をしっかりと仕留める打者を見るのは久しぶりですね。
そして、サンズ選手は速球に少し差し込まれる反面、半速球には強いです。
これもあいまって、甘い球を高確率で仕留められるのでしょう。
この要素も上記の2つと並んで、非常に大事な要素になります。
少し褒めすぎ感はありますが、ぶっちゃけたことを言うと活躍する要素しかないです。
なので、本記事を通してサンズ選手には太鼓判を押したいと思います(笑)
彼の力は、必ずや阪神タイガースが優勝するための大きなパワーになること間違いなしです。
今後の活躍に期待しましょう。
それでは、まとめに入ります。
【阪神】ジェリー・サンズの評価は!?:まとめ
それでは、今回の記事の重要ポイントを改めてまとめていきます。
- サンズ選手はマートン氏をパワーフォルム化した感じ。
- 守備能力は平均的ではあるものの常に全力プレー。
- マートン氏が日本球界で長く活躍したことからサンズ選手も大いに可能性あり。
シーズン開幕当初は、少し日本の配球に苦しんでいた印象があったサンズ選手。
しかし、試合を重ねるごとにしっかりと日本の配球に対応してきていますね。
これには、自分が得意としているゾーンを持っていたり、甘い球をしっかりと仕留める確実性などから来るものだと思います。
また、サンズ選手のバッティングフォームを見て何かに気づきませんか!?
私はサンズ選手のバッティングフォームを見て「マートン氏にそっくりだ」と思いました。
そして、ボールへの対応力を見てもマートン氏と同じく柔軟性がありそうです。
これらを踏まえると、サンズ選手は日本で長く活躍できる選手になり得ると思います。
今後の活躍に期待しましょう。
それでは、今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しい野球観戦ライフをお送りください。
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