
プロ野球がつまらないっていう意見があるけど、なんでそう言われるのかな!?
今回の記事では、このような疑問に答えていきます。
本記事で分かること
- プロ野球がつまらないと言われる理由
- プロ野球がつまらないと言ってる人の特徴
- プロ野球がつまらないというのは筋違いである話
記事の本筋に入る前に信頼性を担保すると、この記事を書いている私はプロ野球観戦歴16年で、毎年ひいきチームの試合を中心に全試合見ています。
また、私は本ブログを通じてプロ野球に関する情報発信をしており、総記事数は300を超えているので、信頼性はあるはず。
そこで今回の記事では、プロ野球がつまらないと言われる理由や特徴を紹介しつつ、記事の後半ではこれまで15年間プロ野球を見続けている立場から、プロ野球はつまらないものではないということを解説していきます。
それでは、記事の最後までお付き合いください。
プロ野球がつまらないと言われる理由【一般論】


結論から言うと、大きく5つあります。
具体的には、下記の通り。
・交流戦があるから
・クライマックスシリーズがあるから
・乱闘が少なくなったから
・試合がやたらと長い
・日本人スター選手の海外流出
それでは、上記の5つをそれぞれ深堀していきます。
交流戦があるから
交流戦があることで、レギュラーシーズンの格が落ちてしまったと考える方がいます。
<例えば、私の父はよくそのように言っています。
本来、レギュラーシーズンと言うとセ・リーグとパ・リーグそれぞれ分かれて順位を争うという考えが基本にあります。
しかし、交流戦をすることで純粋なセ・パ各リーグの順位付けが出来なくなります。
最近は、パ・リーグが圧倒的に強いためセ・リーグの各球団が交流戦でなかなか勝ち星が増えないということになります。
その結果、セ・リーグの大半のチームが借金を背負う(勝ちより負けが多い)という事態に陥いることも。(過去にあり)
このように、交流戦があることで純粋なレギュラーシーズンの順位付けができないということが分かりますよね。
そして、これがプロ野球がつまらないと言われる要因のひとつでもあります。
クライマックスシリーズがあるから
クライマックスシリーズの影響でプロ野球がつまらなくなったと言っている方もいますね。
クライマックスシリーズついては、下記の記事で解説しているので分からない方はそちらをご覧下さい。
☞「プロ野球クライマックスシリーズの仕組みとその全貌【5分で分かります】」
話を戻すと、このクライマックスシリーズの何がダメなのかと言うと、優勝チームが日本シリーズに出られない可能性があるということです。
もし、優勝チームが日本シリーズに出られないとなると、これまでの順位争いはなんだったのかという声が沢山飛んできそうですよね。
実際にこのような声は年々高まっていて、プロ野球の格式を下げてしまったということにまで発展しています。
私自身は、クライマックスシリーズに対してむしろ賛成派で、これについては「プロ野球CSはいらないという意見に異議を申し立てる!!【なくす必要はなし】」で解説しています。
しかし、賛成派の立場をとる私でもクライマックスシリーズにはメリットもあればデメリットもあるということは認識しています。
そう考えると、この辺の内容は難しい問題だなと感じますね。
乱闘が少なくなったから
意外と多いのが、乱闘好きな人。
プロ野球でも昔はよく両軍のベンチメンバーが入り乱れて、乱闘になることはよくありました。
こう言うわちゃわちゃした感じが好きな人が野球ファンには多いので、その人達からしたら物足りないのかもしれませんね。
私は特にそういった感想は持ちませんが、Twitterやネットのクチコミを見てるとよくこのような声をみかけます。
試合がやたらと長い
あまり野球に興味のない人からしたら、ただダラダラ長くやってるだけに見えますよね。
このような意見は、あまり野球見ていない方がよく言う意見になります。
地上波で野球中継をすると、放送局によればそのまま試合中継を延長して放送するパターンがあると思います。
この時、野球中継の後に見たい番組がある人にとっては、非常に困る話ですよね。
また、現地観戦で見に行く人も中にはいると思います。
プロ野球の試合は基本的に3時間を超えるので、長丁場になるのはほぼ確実です。
その時、応援しているチームが勝っていればいいですけど、負けてるとその3時間がとても長く感じる人もいるかと思います。
雰囲気だけを楽しめるならいいですけど、そうじゃない人ももちろんいますよね。
推しのチームの勝敗ってけっこう体感時間を左右するんですよ。
という感じで少し話がごちゃごちゃしましたが、「プロ野球の試合時間の長さ」はつまらない要因の一つとして挙げられるでしょう。
日本人スター選手の海外流出
最近の日本人プロ野球選手の特徴として、活躍したらすぐにメジャーリーグに行ってしまうということが挙げられます。
決して悪いことではないですが、昔に比べて今の方が格段にその人数は増えてます。
その結果、日本人スター選手が生まれないという事態を招いてしまいます。
しかし、こうなってしまうのは日本プロ野球側にも責任があるのではないかと思っています。
これについては、本記事の後半で解説するので最後まで読んでいきましょう。
プロ野球がつまらないと言っている人の特徴


結論から言うと、大きく2つあります。
具体的には、下記の通り。
・野球自体を知らない人
・野球以外のスポーツファンの人
それでは、上記の2つをそれぞれ深堀していきます。
※決して批判しているわけではないので、お間違いなく🙇♂️
野球自体を知らない人
そもそも野球を知らなければ、プロ野球面白いとはなりませんよね。
例えば、今回プロ野球がコロナの影響で延期になったと思います。
そして、2020年6月19日にやっと開幕することが決まりました。
その一報が流れた時、もちろんプロ野球開幕を喜んでくれる人は多くいました。
しかし、中には「プロ野球なんてなくていい」という言葉や「プロ野球ってそもそもやってたの?」みたいな言葉を言う人がちょこちょこいました。
「そんなこと言わなくてもいいのに」と思いつつ、この言葉を言う人の特徴について少し考えてみると、ある答えが思い浮かびました。
それが、「そもそも野球を知らない人」なんじゃないかという解答です。
まぁ、私自身も興味のない話題に関しては無関心なところがあるので、気持ちは分からなくもないですけどね。
しかし、思うだけに留めてほしいのが正直な感想でもあります。
野球以外のスポーツファンの人
これ結構謎なんですよね。
サッカーならサッカー、テニスならテニスでそのスポーツを一生懸命応援すればいいものの、他のスポーツにケンカをふっかけるというね。
びっくりされる方も多いと思いますが、意外とこのようなことをする人いるんですよね。
このような人たちが、プロ野球を批判したりしているケースが目につくことが多いです。
特に、記事の前半でも言った通りコロナの影響でプロ野球が開幕延期になった時に、よくこのような人たちが現れましたね。
プロ野球はつまらないわけではない【大半は食わず嫌い】


ここまではどちらかと言うとプロ野球に対してのネガティブなことを書いてきましたが、ここからは頑張ってポジティブに書いていきます。
私は、これまでプロ野球観戦を15年間してきました。
15年間も同じ趣味をしているということは、楽しいからそうしています。
つまらなければ、こんなにも長いことは続けてないです。
このような立場から言わせていただくと、プロ野球はつまらなくないです。
むしろ、楽しすぎて飽きないです。
野球観戦の楽しみ方については「野球観戦の楽しみ方を徹底解説!!【野球観戦を初めて15年になります】」で解説しているのですが、改めてプロ野球はつまらなくないということをつらつらと書いていきます。
野球をただの点取り合戦だと思うとつまらない
野球をただの点取り合戦と考えているとつまらないですよ。
というか、つまらないのは当たり前です。
数字がただ動いても、何も面白くないですよね。
プロ野球をつまらないと言っている人は、まずここから認識を変えていかないとですね。(強制はしていないです)
そうじゃないと、どんなに楽しいスポーツでも面白くなくなります。
野球の面白さは点を取るまでの過程にあり!!
これは真理だと思います。
15年間プロ野球を見てきましたが、私が思うのは野球の面白さはスコアではなく、そこまでの過程にあると考えています。
具体的には、戦術や試合の流れ、野手や投手心理などがあります。
スコアだけではなく、ここまで踏み込んでいけるともっとプロ野球を面白く見ることができますよ。
ですが、これは意識してやることではないです。
私自身も15年間プロ野球を見てしましたが、自然とこういう観戦の仕方をするようになってました。
しかし、覚えておいてほしいのがこういう観戦方法に自然となったのも、心の奥底に「プロ野球は面白い」という思いが根底に合ったからだと思います。
なので、何事もポジティブに見ることは大事かなとここから思いますね。
プロ野球の醍醐味は、スコアが決まるまでの過程、そして選手一人一人のグラウンドに立つまでのドラマにあるといっても過言ではないです。
最近のプロ野球はメジャーの猿真似ばかりしたがる
ポジティブに締めようと思いましたが、ここには触れておかないといけません。
最近の日本プロ野球は、メジャーリーグのマネばかりをします。
例えば、統一球やコリジョンルールなどがその類に入ると思います。
☞「プロ野球で使用されている統一球とは!?【ボール1つで野球が変わりました】」
☞「野球でよく聞くコリジョンルールとはどういう意味!?【ケガが減りました】」
実は、さっき挙げた日本人スター選手が生まれないのは、ここにあるのかなと個人的には考えています。
というのも、日本とアメリカ両方とも同じならどう考えても条件のいいアメリカ(メジャーリーグ)にいきますよね。
なので、今の日本プロ野球状況から見ても日本人スター選手が生まれないのは必然と言っても差し支えないです。
だから、日本は日本でもっとオリジナリティーを全面に押し出せばいいと思うんですよ。
あなたは、「スモールベースボール」という言葉を聞いたことはありますか!?
この「スモールベースボール」こそ日本の野球のオリジナリティーそのものだと思います。
わざわざ、メジャーリーグに合わせる必要もないし、歩みを合わせる必要も無いです。
日本人が最も苦手にすることでもあると思いますが、もっと個性をだしてほしいですね。
プロ野球がつまらないと思われないための鍵はオリジナリティーに限る
この言葉に限りますね。
日本は日本でもっとオリジナリティーを出せばいいんですよ。
日本人スター選手がうまれないのもここに原因があるんじゃないでしょうか!?
ここがもっと改善されたら、プロ野球は活発になります。
そして、野球選手を志す子供たちも増えると思います。
今やらなくていつやる!!
私はこれまでプロ野球を見てきて、常々思っています。
いつになったらこの事実に気づくのか。
そして、いつ本格的に改革に乗り出すのか。
こういう視点からも今後のプロ野球を見守っていきたいですね。
プロ野球がつまらないと言われる理由:まとめ
それでは今回の記事の重要ポイントを改めてまとめていきます。
- プロ野球がつまらないと言われる理由は大きく5つある。
- プロ野球がつまらないという人の特徴は、野球をそもそも知らない人や他スポーツのファンが挙げられる。
- プロ野球が今後面白くしていくためには、オリジナリティが必要。
- アメリカの猿真似は禁物。
プロ野球がつまらないという人は一定数いるのですが、大体は本記事で紹介したパターンにあてはまっています。
私自身は特にこれを否定するつもりは無いのですが、わざわざ声に出して言わなくてもいいのになと思ったりもします。
中には、アンチの人から批判を食らって心が病んでしまうという人もいます。
最近は、誹謗中傷について話題に上がってたりするので、指摘&批判をするにしてもほどほどにしておくべきだと思いますね。
話が少し逸れましたが、本記事で伝えたいことはプロ野球はつまらない訳ではなく、ゲーム全体の流れや戦略、一球一球で変わる投手心理などなど、様々な角度で見ると面白いですよという話。
そして、プロ野球がつまらないと言われる1番の要因はオリジナリティが失われていること。
色んなことを書いてきましたが、まとめると上記のような感じでおさまりますね。
本記事を読むことで、あなたがプロ野球に対しての認識が少しでも変われば幸いです。
視聴者に勇気や希望を与え、私たちを魅了してくれるプロ野球をこれからも応援していきたいと思います。
それでは、今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しい野球観戦ライフをお送りください、
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