ブログ総閲覧数200万超&Twitterフォロワー数4000人超の野球ブロガー。草野球歴も10年程あります。
過去に、野球において自分自身が経験したことや失敗したこと、初心者の方に知っておいてほしい情報を多くの人に伝えたく、当サイト(プロ野球観戦の巣)を立ち上げ。
当サイト(プロ野球観戦の巣)を通じて、野球の面白さや楽しさを伝えるべく、本日もブログやSNSで情報発信しています。
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プロ野球シーズンが終盤戦になるにつれて「戦力外通告」という言葉をよく耳にします。戦力外通告とは具体的にどういうものなのでしょうか?
今回の記事では、このような疑問に答えていきます。
今回の記事では、コリジョンルールの概要を解説しつつ、後半ではコリジョンルールのメリットやデメリット、事例を解説していきます。
記事の本筋に入る前、私の自己紹介しておきましょう。
それでは、記事の最後までお付き合いください。
コリジョンルールの辞書的な意味は、以下の通り。
goo辞書
<collisionは衝突の意>野球で、本塁での危険な衝突プレーを避けるための規定。走者が捕手などに体当たりすることや、捕手などが走者の進路をふさぐことを禁止するもの。衝突ルール。
[補説]2014年から米国の メジャーリーグ、2016年(平成28)から日本プロ野球で採用された。
要するに、コリジョンルールとは「ホームで構えている捕手とホームに向かってくる走者の衝突を防ぐルール」になります。
コリジョンルール詳細について、2つの観点から解説していきます。
走者は「意図的に捕手に衝突してはいけない」というルールが課せられています。
仮に意図的に衝突した場合は、ボールデッドとなり、走者が最後に触れた塁まで強制的に戻されます。
また、上記は捕手がボールを持っている持っていないに限らず、適用されるルールになります。
捕手側は、以下の2つを気をつけなければいけません。
仮にホームクロスプレーでセーフになったとしても、上記2つの条件のどれかに引っかかった場合は、得点が認められません。
捕手がコリジョンルールを意識する上で「立ち位置」が非常に重要です。
具体的には、走者の走路を塞がない立ち位置にいることが前提になります。
逆に走者は捕手をうまく避けながら、ホームインすることが大事です。
ここでは、コリジョンルールが作られたきっかけについて解説していきます。
NPBでコリジョンルールができる以前、ホームで構えている捕手とホームに向かってくる走者の衝突が多くありました。
なぜなら、捕手は失点を防ぐためにホームベース付近で走者をアウトにしようと試み、走者は走者で1点をもぎ取るために必死でホームベースにタッチしようとするからです。
このホーム上で交錯するプレーをクロスプレーと言いますが、コリジョンが作られる以前はお互い激しいプレーが多く見られました。
この動画の通り、コリジョンルールができる前はこの激しいクロスプレーによって、特に捕手を中心に多くの選手が怪我をするようになりました。
上記がきっかけでコリジョンルールが作られました。
その後コリジョンルールができたことで、ホームクロスプレーで怪我をする選手が一気に減少。
コリジョンルールによって、これまで救われてきた選手は結構多いと思います。
まさに選手を守るルールと言っても過言ではありません。
MLBでコリジョンルールが作られるようになったきっかけは、2011年5月25日のマーリンズvsジャイアンツの試合。
この試合で捕手のポージーが左下腿の腓骨骨折と左足首靱帯断裂の大怪我をすることに。
過去にも何度かクロスプレーでポージー選手が怪我をすることが多々あったため、何かしらルールを作ったほうがいいという声が多く挙がっていました。
その中で起きた接触プレーだったので、2011年5月25日のマーリンズvsジャイアンツの接触プレーは、コリジョンルールが作られる大きなきっかけとなった場面となりました。
コリジョンルールのメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
コリジョンルールのメリットは、以下の2つ。
コリジョンの大きなメリットはなんと言っても捕手の怪我が減ることです。
接触プレーがなくなるので、捕手の怪我がなくなることが期待できます。
また、捕手はベースや送路を塞がないようにする必要があるため、野手は正確な送球が求められます。
正確な送球が求められる分、本塁生還を狙うケースが増え、得点の機会をより一層増やすことが可能です。
コリジョンルールのデメリットは、以下の2つ。
コリジョンルールの適用有無は審判に判断が委ねられるため、よりこれまで以上に審判の正確な判断や力量が問われます。
また、走者が本塁に突入するケースが増えるため、失点が増える可能性が高まります。
最後にコリジョンルールが適用された事例を2つ紹介します。
捕手がホームベースを足で隠していたため、コリジョンルールが適用された事例です。
当初はタッチアウトの判定だったものの、中嶋監督が指摘して判定が覆る結果に。
中嶋監督の捕手出身ならではの鋭い指摘と言えますね。
こちらも走路を塞いだことでコリジョンルールが適用された事例です。
本来は走路を塞がずにベースから離れた立ち位置で補給してタッチに行かないといけませんが、実際は足でホームベースを隠した形となっていました。
結果、コリジョンルールが適用され、判定が覆りました。
それでは今回の記事の重要ポイントをあらためてまとめていきたいと思います。
当サイト(プロ野球観戦の巣)では、本記事のように野球用語やルールについて多数の記事を投稿しています。
以下の記事では、当サイトで解説した野球用語やルールについてまとめているので、こちらもぜひご拝読ください。
今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しい野球観戦ライフをお送りください。
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