プロ野球クライマックスシリーズの仕組みとその全貌【5分で分かります】



こんにちは、プロ野球観戦歴4745日のヒロトニンです。



現在、プロ野球界ではクライマックスシリーズの真っ最中(もう終わりそう)で白熱した戦いが繰り広げられています。



しかし、視聴者の中にはまだクライマックスシリーズについてあまり知らないよという方もいらっしゃるのではないかなと思います。




また、クライマックスシリーズが導入されてからセ・リーグでは12年目パ・リーグではプレーオフ制度時代を含めると15年目になりますが、数多くの名場面が生まれています。




それらを踏まえて、今回の記事ではクライマックスシリーズの仕組みやルールはもちろんのこと、クライマックスシリーズの名場面や導入したことによるメリット・デメリットなど視聴者の方が疑問に思いやすいことにお答えしていきたいと思います。

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目次

プロ野球クライマックスシリーズの仕組み

仕組み




ここからはプロ野球クライマックスシリーズの仕組みについて解説していこうと思います。




野球ファンの方でもおおまかな仕組みしか知らないという方が多いと思います。この記事を読んでいるあなたも同じかもしくは全く知らないのかもしれませんね。




そこでクライマックスシリーズの仕組みについて以下の4点から解説していきたいと思います。

 



・試合の組み合わせ

・出場選手登録について

・予告先発について

・勝敗について

 

 

それでは見ていきましょう。



   

試合の組み合わせ

クライマックスシリーズ組み合わせ




この画像を見ていただくとわかりやすいと思いますが、クライマックスシリーズに出られるチームはセ・パ両リーグともにAクラス(3位)までです。




組み合わせに関してはファーストステージで両リーグの2位と3位が対戦します。その後ファーストステージで勝ったチームがそれぞれ両リーグの1位とファイナルステージで戦います。




そしてファイナルステージの勝者が日本シリーズで戦い、勝ったほうが日本一の座に座ることができます。




ちなみに日本シリーズとクライマックスシリーズは厳密にいうと別物で、クライマックスシリーズはファーストステージとファイナルステージの2つを合わせたものを言います。


出場選手登録について

選手登録



出場選手登録については公式戦と同様に決められています。




またクライマックスシリーズおいては他にも規約があり、下記にまとめておきましたので参考にしてください。


クライマックスシリーズのその他の規約

・公式戦の8月31日時点で支配下登録されている+クライマックスシリーズ開催時点でも支配下登録されている

・公式戦同様に29人が出場選手登録でき、ベンチには25人入れられる

・出場選手登録が抹消された場合も公式戦同様10日間登録することができない

予告先発について

先発




予告先発とは次の日に誰が先発ピッチャーとしてマウンドに上がるのかがあらかじめわかる制度です。




2007年から2017年まではパ・リーグのみが予告先発を導入していて、セ・リーグでは予想先発という形で紙面上などに予想先発が書かれる程度でだれが投げるのかがわかりませんでした。




しかし、2018年からセ・リーグも予告先発制度を導入して今に続いています。





この変更の理由はやはり興行収入の増加を目的にしているのではないかと私は考えています。





理由はあらかじめ先発投手がだれなのかを知ることができればお客さんも球場に足を運びやすいからです。





例えば「明日の予告先発がダルビッシュ有投手」or「明日の予想先発はダルビッシュ有投手」の2つのパターンがあるとするとどちらが球場を満員にすることができると思いますか。




断然に前者ではないかと思います。





なぜなら後者は確実にダルビッシュ有投手が先発するとは言えないからです。





なので運営も興行収入を見越して両リーグ予告先発に切り替えたと考えられます。



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勝敗について

クライマックスシリーズ組み合わせ




もう一度試合の組み合わせを見てみましょう。




勝敗については基本は公式戦通りです。




ファーストステージは2戦勝つこと。ファイナルステージは4戦勝つことで次のステージに進むことができます。




しかしリーグ戦の順位を考慮してファーストステージとファイナルステージの上位チームはそれぞれアドバンテージが用意されています。




ファーストステージに関しては2位チームは引き分けの場合でも2位チームが有利になるように作られています。




例えば2位チームが1勝1引き分けの場合は3戦目を行わずにファイナルステージ進出になります。





逆に3位チームが1勝1引き分けでもファイナルステージに進出は決まらず、3戦目を行うことになります。





ではファイナルステージはというと1位のチームが1勝のアドバンテージが与えられます。




よって1位のチームは3勝、ファーストステージの勝者チームは4勝することで日本シリーズに進むことができます。

 

なぜクライマックスシリーズができたのか?

なぜ?



野球ファンがよく疑問に持つ質問であると思うのですが、クライマックスシリーズはなぜプロ野球に導入されたのでしょうか。




結論から言いますと、リーグ優勝と日本シリーズ進出決定後の消化試合を減らすことが大きな目的であったと考えられます。




それまではセ・リーグの優勝チームとパ・リーグの優勝チームが日本シリーズで日本一の座をかけて戦っていました。




しかし優勝していないチームは優勝が決まった瞬間残りの試合は消化試合になる訳ですが、球界はそれを如何に少なくしていくか四苦八苦していました。そこで出来たのがクライマックスシリーズの前身となるプレーオフ制度です。





クライマックスシリーズは2007年に導入されたのですが、その前にパ・リーグでは2004年から2006年までそのプレーオフ制度が導入されていました。





このプレーオフ制度が興行的にも成功を収め、「セ・リーグでもこのプレーオフ制度を導入しようじゃないか」という動きが高まり、2007年にパ・リーグと同じくセ・リーグにもプレーオフ制度が導入されました。




その時に名前も一新されることになり、クライマックスシリーズという名称で今日まで行われています。

 

クライマックスシリーズを行うメリット・デメリットと管理人の意見

野球のバット




それではクライマックスシリーズを行うことによるメリット・デメリットについて解説してい来たと思います。





クライマックスシリーズができて12年目になるのですが、様々なことが野球ファンのみならず球界ではささやかれてきました。





それらを踏まえたうえでメリット・デメリットを考えていこうと思います。


メリット

メリットは下記の通り。



・興行収入が増える

・消化試合が減る

・3位チームが日本一になる可能性が高まる


この3つのことがメリットとして考えられると思います。




興行収入に関してはある記事によると主催者側の球団にはクライマックスシリーズを行うことでグッズの売り上げなどを含めると8億円が見込めると書かれていました。




ここからも興行収入が増えることもメリットで挙げられるのではないかと考えられます。




あと皆さんが気になることといえば3つ目だと思います。




3位から日本一を達成した球団が過去にありました。




2010年の千葉ロッテマリーンズです。




このロッテは3位でクライマックスシリーズに参加しているのですが、上位チームのアドバンテージをはねのけて日本一になっています。




こういうミラクルなシチュエーションもクライマックスシリーズがなければ生まれていないのは事実ですよね。

デメリット

デメリットは下記の通り。

 



・リーグ優勝の価値がなくなる

・日本シリーズの価値がなくなる

 

デメリットを挙げてみたところこの2つが出てきました。




リーグ優勝と日本シリーズの価値がなくなるということはほんと的を得ているのではないかと思います。




なぜなら、2010年の千葉ロッテのパターンを当てはめてみるとわかりやすいかと思います。




本来、日本シリーズというものはリーグ優勝チーム同士が戦う場であるのに、クライマックスシリーズが導入されたことで日本シリーズでリーグ優勝してないチーム同士が戦うといったようなことも考えられます。






そうなると日本シリーズやリーグ優勝の価値はどんどん薄くなってしまうのではないかという解釈ができます。






これはほんと難しい問題でクライマックスシリーズが今後行われる限りこの問題は尽きないように思えます。

 

管理人の意見

テレビ観戦

 

個人的にはクライマックスシリーズは今後もやってほしいと思います。





さっきデメリットを挙げたようにリーグ優勝や日本シリーズの価値がなくなるといったような意見を聞きますけど、野球ファン(私個人)的には下克上のような漫画に良く描かれるミラクルな展開が好きなので、クライマックスシリーズは今後も存続すべきだと思います。





またこのようなクライマックスシリーズ廃止を唱える人たちをクライマックスシリーズを続けていこうという考えに方向転換させるという意味でも、リーグ優勝したチームは王者らしく敵を寄せ付けないような戦いを期待したいと思います。





そうすることでこのような声もおのずと少なくなっていくと思います。

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クライマックスシリーズが生んだ名場面4選

名場面

クライマックスシリーズができて12年になるわけですが、その期間さまざまな名場面が生まれてきました。





そこで最後に管理人の私が独自に選んだクライマックスシリーズの名場面を4つ発表していきたいと思います。

 

ロッテ下克上

 

クライマックス史上最大の下克上と呼ばれた2010年の千葉ロッテマリーンズの日本シリーズ決定試合です。





日本シリーズ進出が決定した時の西岡選手の涙で崩れるシーンがとても印象的でした。

 

 

斉藤和巳号泣




この動画は2006年パ・リーグプレーオフ第二ステージ第二戦目のソフトバンクと日本ハムの試合ですね。





ソフトバンクはこの試合に負けるとプレーオフは痛いという場面で斎藤和巳選手にマウンドを託します。




試合は0-0の同点の九回に一点を許してしまいサヨナラ負けを喫してしまいます。






その時斉藤和巳選手は泣き崩れ、選手に肩を借りてベンチに引き上げるというシーンが当時の野球ファンにとってはすごく印象的だったと思います。







個人的には優勝して歓喜に浸る日本ハムナインを呆然と見つめる松中選手をみると何とも言えない感情に襲われますね。

 

涌井VS杉内 涙



西武ライオンズのエース涌井選手とソフトバンクホークスのエース杉内選手がともに先発で投げ合った試合です。




この試合もお互い譲ることない投げ合いが続き、9回まで0を並べます。




しかし10回にお互いに一点ずつ許し両投手涙を呑む結果となりました。





すごく興味深い記録があって、この両投手が投げた球数が127球。





そして斉藤和巳選手がプレーオフで稲葉選手にサヨナラ打を打たれて負けた試合の球数も127球。





もしかしたらこの127球という球数は私たちそして選手たちに対して何かを暗示しているのかもしれませんね。

 

 

世紀の泥試合




これはクライマックスシリーズ史上類を見ない試合という意味で選ばせていただきました。





動画を見ていただければわかると思いますが、雨でグラウンドに水が浮いていて田んぼみたいになっていますよね(笑)





人はこの試合を「世紀の泥試合」と呼びました。

 

5分でわかる!!プロ野球クライマックスシリーズの仕組みとその全貌」まとめ

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ここまでプロ野球クライマックスシリーズの仕組みなどについて詳しく解説してきましたが、いかがでしたか。

 

今回の記事を読んだあなたが、クライマックスシリーズの仕組みについてより詳しくなってもらえると私としてもこの記事を書いたかいがあります。

 

また、クライマックスシリーズについての関連記事は別記事で詳しく書いているので、合わせて読んでいただくと理解が深まると思います。

 

関連記事まとめ

>>プロ野球CSが日本シリーズの視聴率低下を招いている件【数字で表してみました】

 

>>プロ野球CSはいらないという意見に異議を申し立てる!!【なくす必要はなし】

 

それでは楽しい野球観戦ライフをお過ごしください!!

 

今回はここまでにしたいと思います。ありがとうございました。

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この記事を書いた人

プロ野球観戦歴13年を迎えるベースボールライター。

そして、草野球歴9年の野球経験もあります。

ブログでは、野球ファン向けの情報や野球が上達するための有益情報(初心者向け)を発信しています。

野球ファンや野球実践初心者の方にうけるブログサイトを目指しています。

Twitterでは、阪神タイガースの情報を中心にツイートをしていて、今の日本プロ野球界をぶった切っています。

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