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【プロ野球】クライマックスシリーズとは?ルールや仕組みも解説!

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【プロ野球】クライマックスシリーズの仕組みとは!?開催理由や名場面なども解説!!
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本記事の執筆者
ヒロトニン
ヒロトニン@野球ブロガー

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過去に、野球において自分自身が経験したことや失敗したこと、初心者の方に知っておいてほしい情報を多くの人に伝えたく、当サイト(プロ野球観戦の巣)を立ち上げ。

当サイト(プロ野球観戦の巣)を通じて、野球の面白さや楽しさを伝えるべく、本日もブログやSNSで情報発信しています。

お悩みくん

・プロ野球でよく耳にするクライマックスシリーズの仕組みって何!?
・クライマックスシリーズってそもそも何のためにできたの!?

 

今回の記事では、このような疑問に答えていきます。

 

本記事でわかること

  • クライマックスシリーズとは
  • クライマックスシリーズのルール・仕組み
  • なぜクライマックスシリーズが始まったのか
  • クライマックスシリーズの名場面

 

プロ野球では、秋の風物詩にもなっているクライマックスシリーズ(CS)。

 

そんな、クライマックスシリーズ(CS)も始まって、セ・パ共に15年以上がたとうとしています。

 

また、その15年ほどの歴史の中で様々な名場面も生まれてきました。

 

そこで、今回の記事では、クライマックスシリーズ(CS)の仕組みやルールはもちろんのこと、クライマックスシリーズ(CS)の名場面やなぜ始まったのかについても解説していきます。

 

記事の本筋に入る前に、私の自己紹介をしておきましょう。

 

信頼性の担保

  • プロ野球観戦歴16年
  • Twitterフォロワー数4000人超
  • 月刊閲覧数は100000PV超(上位1%代)

 

それでは、記事の最後までお付き合いください。

 

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目次

クライマックスシリーズ(CS)とは

クライマックスシリーズ(CS)とは

 

結論から言うと、クライマックスシリーズ(CS)とは「セ・パ両リーグで日本シリーズ進出チームを決めるトーナメントのこと」です。

 

別名、単語の頭文字の”C”と”S”をとって、”CS”とも言われます。

 

毎年、10月中旬からクライマックスシリーズが行われるため、プロ野球ファンの間では秋の風物詩として認識されています。

 

クライマックスシリーズ(CS)はなぜ始まったのか?

クライマックスシリーズはなぜ始まったのか?

 

そもそも、クライマックスシリーズ(CS)がはじまった理由はなんでしょうか?

 

結論から言うと、「消化試合を減らすこと」です。

 

消化試合とは、優勝チームが決まった後の試合のことを指し、わかりやすく言うと「何の意味も持たない試合」のことですね。

 

クライマックスシリーズ(CS)が作られる前は、セ・リーグとパ・リーグの優勝チームが日本シリーズを争う形でした。

 

しかし、この形式では大きな問題点が1つあって、それが「消化試合が生まれる」と言うことです。

 

そこで出来たのが、クライマックスシリーズ(CS)の前身となるプレーオフ制度です。

 

プレーオフ制度とは?
クライマックスシリーズ(CS)の前身となるシリーズ。
パ・リーグで初めて導入され、2004年から2006年まで開催されました。

 

このプレーオフ制度の導入によって、「消化試合の数」「Aクラスの重要性」の2つの観点から、成功をおさめることができ、2007年に名称をクライマックスシリーズ(CS)に一新して、セ・パ両リーグに導入することとなりました。

 

ちなみに、クライマックスシリーズ(CS)という名前は、NPB側ではなく、一般公募をもとに設定されました。

 

クライマックスシリーズ(CS)のルール・仕組み

クライマックスシリーズの仕組み

 

クライマックスシリーズ(CS)の仕組みについて、以下の7つの観点から解説していきます。

 

  • 日程
  • 試合の組み合わせ
  • 主催
  • 出場選手登録について
  • 予告先発について
  • 勝敗について
  • 優勝の決め方

 

それでは、上記を深堀りしていきます。

 

日程

 

クライマックスシリーズ(CS)はいつから始まるのでしょうか?

 

結論、基本的にプロ野球公式戦終了後の10月上旬から中旬にかけて行われます。

 

ちなみに、2023年の日程は以下の通り。

 

10/14(土):ファーストステージ1
10/15(日):ファーストステージ2
10/16(月):ファーストステージ3
10/17(火):(予備日)
10/18(水):ファイナルステージ1
10/19(木):ファイナルステージ2
10/20(金):ファイナルステージ3
10/21(土):ファイナルステージ4
10/22(日):ファイナルステージ5
10/23(月):ファイナルステージ6
10/24(火):(予備日)
10/25(水):(予備日)

  • 2018年のように、リーグ公式戦とクライマックスシリーズ(CS)が同日に行われるケースがある。
  • 2021年はオリンピックの影響で、11月に開催
  • 2023年はWBCの影響により、例年より少し遅い日程

 

雨天中止の場合は、公式戦と同様の扱いとなります。

 

詳しくは以下の記事で解説済みです。

 

試合の組み合わせ

試合の組み合わせ

 

この画像を見ていただくとわかりやすいと思いますが、クライマックスシリーズ(CS)に出られるチームは、セ・パ両リーグともにAクラス(3位)までです。

 

組み合わせに関しては、ファーストステージで両リーグの2位と3位が対戦します。

 

その後ファーストステージで勝ったチームが、それぞれ両リーグの1位とファイナルステージで戦います。

 

そして、ファイナルステージの勝者が、日本シリーズで戦い、勝ったほうが日本一の座に座ることができます。

 

ちなみに日本シリーズとクライマックスシリーズ(CS)は別物です。

 

クライマックスシリーズ(CS)は、ファーストステージからファイナルステージまで。

 

日本シリーズはファイナルステージ以降に行われる、両リーグのクライマックスシリーズ(CS)優勝球団同士の戦いのことを言います。

 

主催

 

クライマックスシリーズ(CS)の主催は、ホームチームにあります。

 

主催試合の考え方については、以下の記事で解説済みです。

 

 

クライマックスシリーズ(CS)の場合、基本的にはリーグ順位が高い方が、本拠地で試合を行う権利があります。

 

例えば、ファーストステージの場合、リーグ2位とリーグ3位のチームで試合が行われるので、リーグ2位のチームの本拠地で試合が開催。

 

ファイナルステージの場合は、リーグ1位のチームの本拠地で試合が行われます。

 

また、テレビ中継の放送局も同様の考え方で、ホームゲームの放映権を持っている放送局がテレビ中継します。

 

出場選手登録について

 

出場選手登録については、公式戦と同様に決められています。

 

具体的には、以下の通りになります。

 

出場選手登録について
  • 公式戦の8月31日時点で支配下登録されている+クライマックスシリーズ(CS)開催時点でも支配下登録されている
  • 公式戦同様に29人が出場選手登録でき、ベンチには25人入れられる
  • 出場選手登録が抹消された場合も公式戦同様10日間登録することができない

予告先発について

 

予告先発とは、次の日の先発投手を事前に公表する制度のことを言います。

 

2007年から2017年までは、パ・リーグのみが予告先発を導入していました。

 

一方、セ・リーグでは「予想先発」という形を取っていたため、ファンは当日にならないと先発投手がわからない状況でした。

 

一部報道で誰が先発で投げるのか予想しているところもあったりしたのですが、確定情報ではないため、予想の域を超えることはありませんでした。

 

その後、2018年にセ・リーグがパ・リーグと足並みを揃える形で予告先発が導入され、今もなお続いています。

 

では、なぜセ・リーグも予告先発にしたのでしょうか?

 

理由は「興行収入の増加」ですね。

 

あらかじめ先発投手がだれなのかを知ることで、お客さんも球場に足を運びやすいからです。

 

例えば、「明日の予告先発がダルビッシュ有投手」or「明日の予想先発はダルビッシュ有投手」の2つのパターンがあるとすると、どちらが球場を満員にすることができると思いますか。

 

断然に前者ではないかと思います。

 

後者の場合は、あくまで”予想”になるため、必ずしもダルビッシュ有投手が先発するとは言えません。

 

グッズの売り上げや観客動員数を考えると、予告先発にした方が売り上げが見込めますからね。

 

クライマックスシリーズ(CS)を導入した経緯の1つに、興行収入の増加が含まれているので、クライマックスシリーズ(CS)で予告先発を適用する理由がわかります。

 

勝敗について

勝敗について

 

クライマックスシリーズ(CS)では、それぞれ何勝ずつすればいいのでしょうか?

 

具体的には、以下の通り。

 

ファーストステージ:3試合のうち2勝先にしたチームが突破

ファイナルステージ:7試合のうち4勝先にしたチームが突破

 

しかし、リーグ戦の順位を考慮して、ファーストステージとファイナルステージの上位チームは、それぞれアドバンテージが用意されています。

 

アドバンテージとは
上位チームに与えられる優先権のこと。
ファーストステージ:2位のチームに本拠地開催権が付与
ファイナルステージ:1位のチームに本拠地開催権&1勝を付与

 

アドバンテージを含むと、各ステージの突破条件は以下の通り。

 

ファーストステージ:3試合のうち2勝(上位チームの場合は1勝1分でも突破)

ファイナルステージ:7試合のうち4勝(上位チームの場合3勝でも突破)

優勝の決め方

 

各リーグのファイナルステージを突破したチームが、クライマックスシリーズ(CS)優勝球団となります。

 

クライマックスシリーズ(CS)が終わった後は、日本一を決める戦い「日本シリーズ」が始まります。

 

日本シリーズの具体的なルールや仕組みは、以下の記事で解説済みです。

 

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【プロ野球】クライマックスシリーズの名場面4選

【プロ野球】クライマックスシリーズの名場面4選

 

クライマックスシリーズ(CS)ができて15年以上になるわけですが、その期間さまざまな名場面が生まれてきました。

 

そこで、私が独自に選んだクライマックスシリーズ(CS)の名場面を4つ発表していきたいと思います。

 

ロッテ下克上

 

クライマックス史上最大の下克上と呼ばれた、2010年の千葉ロッテマリーンズの日本シリーズ決定試合です。

 

日本シリーズ進出が決定した時の西岡選手の涙で崩れるシーンがとても印象的でした。

 

斉藤和巳号泣

 

この動画は、2006年パ・リーグプレーオフ第二ステージ第二戦目のソフトバンクと日本ハムの試合ですね。

 

ソフトバンクはこの試合に負けると、プレーオフ敗退という場面で斎藤和巳選手にマウンドを託します。

 

試合は0-0の同点の九回に、一点を許してしまいサヨナラ負けを喫してしまいます。

 

その時斉藤和巳選手は泣き崩れ、選手に肩を借りてベンチに引き上げるというシーンが、当時の野球ファンにとってはすごく印象的だったと思います。

 

個人的には優勝して歓喜に浸る日本ハムナインを呆然と見つめる松中選手をみると、何とも言えない感情に襲われますね。

 

涌井VS杉内 涙

 

西武ライオンズのエース涌井選手とソフトバンクホークスのエース杉内選手がともに先発で投げ合った試合です。

 

この試合もお互い譲ることない投げ合いが続き、9回まで0を並べます。

 

しかし10回にお互いに一点ずつ許し両投手涙を呑む結果となりました。

 

すごく興味深い記録があって、この両投手が投げた球数が127球。

 

そして、斉藤和巳選手がプレーオフで稲葉選手にサヨナラ打を打たれて負けた試合の球数も、127球。

 

もしかしたらこの127球という球数は、私たちそして選手たちに対して、何かを暗示しているのかもしれませんね。

 

世紀の泥試合

 

これはクライマックスシリーズ史上類を見ない試合という意味で選ばせていただきました。

 

動画を見ていただければわかると思いますが、雨でグラウンドに水が浮いていて田んぼみたいになっていますよね(笑)

 

人はこの試合を「世紀の泥仕合」と呼びました。

 

【プロ野球】クライマックスシリーズの仕組みとは!?開催理由や名場面なども解説!!:まとめ

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ここまでプロ野球クライマックスシリーズ(CS)の仕組みなどについて詳しく解説してきましたが、いかがでしたか。

 

今回の記事を読んで、あなたがクライマックスシリーズ(CS)の仕組みについて、さらに詳しくなっていただけると幸いです。

 

また、クライマックスシリーズ(CS)についての関連記事は別記事で詳しく書いているので、合わせて読んでいただくと理解が深まると思います。

 

プロ野球CSはいらないという意見に異議を申し立てる!!【なくす必要はなし】

プロ野球CSが日本シリーズの視聴率低下を招いている件【数字で表してみました】

 

それでは、今回の記事はここまでにしたいと思います。

 

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