ブログ総閲覧数200万超&Twitterフォロワー数4000人超の野球ブロガー。草野球歴も10年程あります。
過去に、野球において自分自身が経験したことや失敗したこと、初心者の方に知っておいてほしい情報を多くの人に伝えたく、当サイト(プロ野球観戦の巣)を立ち上げ。
当サイト(プロ野球観戦の巣)を通じて、野球の面白さや楽しさを伝えるべく、本日もブログやSNSで情報発信しています。
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・阪神タイガースの青柳選手が投げるクォータスローってどんな投げ方なの!?
・クォータースローで投げることのメリットとデメリットを教えて欲しいな。
今回の記事では、このような疑問に答えていきます。
記事の本筋に入る前に信頼性を担保すると、この記事を書いている私はプロ野球観戦歴13年&草野球歴9年で、記事数も300記事に達しようとしてます。
また、阪神タイガースの青柳投手はデビューした年から現在までを熟知しています。
そこで今回の記事では、青柳選手が投げるクォータースローの概要について解説しつつ、記事の後半ではクォータースローのメリットやデメリットについても解説していきます。
それでは、最後までお付き合いください。
ここでは、大きく2つの視点で青柳投手のクォータースローを見ていきましょう。
具体的には、下記の通り。
・クォータスローの投げ方
・他にクォータスローで投げる選手
上記の2つの視点から深堀していきます。
それでは、見ていきましょう。
まずは、動画を見ていただきます。
クォータースローがどんな投げ方なのか具体的にイメージできたでしょうか!?
次に、クォータースローを図解で説明していきます。
上記の図は、5つの投球フォームの腕の位置をまとめたものになります。
そして、クォータースローは下から数えて2番目のところになります。
つまり、クォータースローはサイドスローとアンダースローの中間に位置する投球フォームになりますね。
青柳投手が投げるクォータースローの名付け親は、大学の友人らしいです。
これについては、ニュースメディアでも取り上げられています。
「クオータースロー」の名付け親は、青柳の大学時代の友人だ。「スリークオーターって4分の3って意味じゃないですか。4分の1だからクオーターでいいんじゃない?って言い出して」。サイドとアンダースローの間ということから、名付けられたようだ。青柳は「僕は呼んでないんですけどね」と笑った。
出典:日刊スポーツ
この記事は、青柳投手がオールスターに選手された2019年の記事になりますが、ここで注目を浴びるようになりましたね。
それに伴い、「クォータースローとはなんぞや!?」と言う方も多かったと思います。
結論から言うと、いないです。
クォータースローに関しては、プロの世界を見ても前例がないですね。
先ほども言ったように、投球フォームはこれまでオーバースロー、スリークォーター、サイドスロー 、アンダースローの4つでした。
そこに、青柳投手が投げるクォータースローが入ってきた感じなので、これまでの野球理論が覆されるかもしれませんね(笑)
しかし、まだ青柳投手の後に追随してクォータースローを投げている選手はまだいないので、一般化されるまでには少し時間がかかるでしょう。
結論から言うと、大きく3つあります。
具体的には、下記の通り。
・アンダースローよりも球速&球威が出やすい
・内角と外角の揺さぶりで勝負しやすい
・スライダーやシュートなどの変化球が投げやすい
上記のメリットは、私が青柳選手をデビュー当時から見てきて感じたことです。
それでは、技術的な視点も交えながら解説していこうと思います。
アンダースローで投げると、球速が出しづらいです。
詳しくは「アンダースローの最速ピッチャーは誰だ!?【意外と速いです】」で解説しているのですが、理由としてはボールが重力に反するからです。
ちなみに、重力というのは上から下に働く力のことを言います。
具体的には、下記の画像の通り。
このため、アンダースローは球速が出しづらくなります。
しかし、青柳投手が投げるクォータースローは球速も140km/hオーバーを連発するなど、重力を無視したボールを投げ続けています。
あの投球フォームであそこまでの球速を出せるのはすごいですよ。
体幹や下半身の馬力がしっかりとしている証拠だと思います。
しかし、少なくともアンダースローよりもクォータースローの方がリリースの位置が少し上な分、重力の影響を受けづらいと言うことは言えますね。
これは、サイドスローで投げる際のメリットとしても挙げられますね。
詳しくは、下記の記事で詳しく解説しています。
⇨「サイドスローのメリット・デメリットとは!?【身につけると心強い】」
話を戻すと、クォータースローはサイドスローと同じく内角と外角の揺さぶりがしやすいです。
理由は、過去に長野選手が青柳投手に対して送ったコメントに全て書かれています。
長野「あんなの打てるわけないですよ。(角度的に自分の)背中の後ろから、外角に速球やスライダーを投げられる。それを踏み込んで打ちにいったら、捕手も(ミットを)外角に構えているのに、抜けた150キロが顔面に向かってくるんだから。無理に安打を打とうとしたら打撃が崩れてしまう」
出典: 新・なんJ用語集 Wiki*
クォータースローで投げると、打者は背中からボールが来るように感じます。
そのため、バッターは一瞬腰が引けるんですよね。
そして、外角のスライダーで空振り三振ということはよくある話です。
この打ち取り方は、主に右打者によく使われるのですが、これはデータにも出ています。
2019年の対右打者の成績は0.193なので、右打者に対してめっぽう強いことがわかります。
このように、クォータースローだと内角と外角をうまく使いこなすことができ、右打者に対して有利であることがわかりますね。
*左で投げる場合は、左打者に有利になります。
クォータースローで投げる際、腰の回転による遠心力で投げることになります。
そのため、リリースされたボールもその腰の回転に伴ったボールが投げられます。
つまり、横回転のボールになります。
そのため、横に変化する変化球は投げやすくなるのではないかと考えています。
具体的には、スライダーやシュート、シンカーと言ったボールですね。
>>野球を見たことなくても大丈夫!!変化球を一覧にしてまとめてみた
事実、青柳投手の持ち玉はスライダー、シュート、シンカー、ツーシームと言った横に変化するボールが多いですよね。
なので、クォータースローで投げると横に変化するボールは投げやすくなると思います。
結論から言うと、大きく3つあります。
具体的には、下記の通り。
・縦に変化するボールは投げづらい
・対左には打たれやすい
・盗塁されやすい
それでは、上記のデメリットをそれぞれ深堀していきます。
先ほど、クォータースローは横に変化するボールが投げやすいと言いました。
しかし、反対にフォークやスプリットといった縦の変化球は投げづらいのではないかと思います。
理由は簡単で、先ほども言ったように重力の問題ですよね。
そのため、フォークの握りで投げても横回転がかかり、シュートして沈むような軌道をすると思います。
なので、クォータースローで縦に落ちる変化球を身につけるのは難しいですね。
結論から言うと、球の出所が見やすいと言うことが要因として挙げられます。
また、入ってくるボールが主になってくるので、的が絞りやすいと言うのも挙げられると思います。
今回、対左打者と書いていますが、あなたがもし左投手なら相手が右打者の時になります。
しかし、これには改善策があります。
というのも、入ってくるボールが主になるので外角に逃げるボールを身につけられたら改善できるのではないかと考えています。
例えば、シンカーなどが挙げられると思います。
青柳投手がなぜ右打者に強いのかというと、スライダーとシュート(ツーシーム)という両軸があるからです。
しかし、対左打者になるとスライダー頼みになってしまうため、なかなか抑えづらいですよね。
なので、対左へのシュートやシンカーの精度を挙げていくことが大事になってくると思います。
基本的に、アンダースローのような投手は盗塁をされやすくなります。
なぜなら、クイックモーションで投げにくいからです。
また、球速も出しづらいということも要因として挙げられます。
そして、基本的にクォータースローでも同じようなことが言えます。
と言いたいところですが、青柳投手は上記の2つの要因をクリアしているんですよね。
そのため、盗塁をされることもほとんどないですし、クイックモーションがほんと早い。
これは、盗塁できませんよね(笑)
本来、クォータースローで投げる際に弱点となるポイントが強みに変わっているのがびっくりですよね。
色々とデメリットを挙げてきましたが、どれも改善できそうなポイントなので、今後クォータースローで投げる投手が増えるかもしれませんね。
それでは、今回の記事の重要POINTを改めてまとめていきます。
本記事では、主に青柳投手のクォータスローについてあらゆる角度から解説してきました。
ピッチャーの投球フォームは大まかに4つあるのですが、今回紹介したクォータースローはまだ青柳投手しか使われていないですし、前例もありません。
しかし、今後青柳投手に憧れてクォータースローに挑戦する未来のプロ野球選手がたくさん出てくるかもしれません。
今回の記事は、そんな子たちがクォータースローに挑戦する際にいい教材になればと思い執筆させていただきました。
なかなかここまで踏み込んだ記事もないと思うので、非常に有益な記事になったのではないでしょうか。
それでは、今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しい野球ライフをお送りください。
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