ブログ総閲覧数200万超&Twitterフォロワー数4000人超の野球ブロガー。草野球歴も10年程あります。
過去に、野球において自分自身が経験したことや失敗したこと、初心者の方に知っておいてほしい情報を多くの人に伝えたく、当サイト(プロ野球観戦の巣)を立ち上げ。
当サイト(プロ野球観戦の巣)を通じて、野球の面白さや楽しさを伝えるべく、本日もブログやSNSで情報発信しています。
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10月末にドラフト会議が行われますが、阪神タイガースの補強ポイントはどのあたりでしょうか。また、具体的にどのような選手を上位で指名しそうですか。プロ野球に詳しい方に教えていただきたいです。
今回の記事では、このような疑問に答えていきます。
先日、ニュースレターで以下のような質問がありました。
上記について、解説していこうと思います。
記事の本筋に入る前に私の自己紹介をしておきましょう。
それでは、記事の最後までお付き合いください。
ちなみに、ドラフト会議の歴史や仕組みについては、以下の記事で解説しているので、合わせて読んでみてください。
ドラフトの仕組みについての解説記事
結論から言うと、大きく3つあります。
具体的には、以下の通り。
それでは、上記の3つを深掘りしていきます。
昨年、中軸を担っていたサンズ選手が成績不振を理由に退団。
その穴埋めとして、ロハス選手や糸井選手の活躍が期待されていました。
しかし、結果的に両者とも思うような成績が残せず、固定できていない現状にあります。
上記はレフトについての話ですが、センターも実は非常にカツカツな現状ではあります。
現在は、近本選手がフル出場する形でチームの核として活躍していますが、長期的に見ると近本選手をレフトに回して、センターにレギュラーを張れる選手を置きたいという構想はあると思います。
そう考えると、レフトだけでなく、センターも守れる外野手は欲しいところです。
近年、守備能力の脆さが指摘されている阪神タイガースではありますが、その中でも穴と言えるのがセカンドかなと思います。
ポジション別wRAAでは、セカンドが穴であることを指摘されてますし、ポジション別UZRを見ても、同様にセカンドが穴であることは明確です。
ちなみに、wRAAとUZRについては以下で解説しているので、参考にしてみてください。
ポジション別wRAAとは:
同じ打席数をリーグの同ポジションの平均的な打者が打つ場合に比べて、どれだけチームの得点を増やしたか、または減らしたか。
引用:2022年セ・パ全球団のポジション別攻撃力(6月5日終了時点)
UZRについての解説記事
上記2つの指標からセカンドが穴であることは明確であるため、今季ドラフトで「攻撃力と守備力を兼ね備えたセカンド」の指名は必須だと思います。
阪神は先発陣が他球団と比較しても、非常に充実しています。
しかし、唯一弱点と言えるのが、ほとんど右投手であると言うことです。
現在、阪神の先発陣で左投手なのが、伊藤将司投手のみ。
本来は、ここに高橋遥人投手が入ってきて欲しいところですが、トミージョン手術の影響で向こう数年は稼働できない状況です。
先発陣は非常に充実しており、むしろ飽和状態ではあるので、今回のドラフトで先発型投手の指名はするかどうかわかりません。
ですが、もし指名するのであれば、「長いイニングを投げられる先発左腕」を指名するのがいいでしょう。
今季ドラフト会議の補強ポイントを踏まえた上で、阪神が上位で指名しそうな選手をピックアップしていこうと思います。
結論から言うと、大きく4人います。
具体的には、以下の通り。
それでは、上記の4人を深掘りしていきます。
高松商の浅野選手は、身長は170cmと小さいですが、スイングスピードが非常に早く、遠くに打球を飛ばせるのが魅力の選手です。
タイプ的には、右の森友哉選手のようなタイプで、スイングスピードと身体の強さで打球をスタンドに放り込める選手です。
また、打撃だけではなく、守備や走塁面でも非常にポテンシャルの高いものを持っています。
守備位置は、主にライトやレフトを守ることができ、両翼ほど経験はありませんが、センターも守ることができます。
浅野選手はスイッチヒッターではありますが、どちらかというと右の方が打球の飛距離は出ます。
浜風が吹く甲子園では右打者が有利ですし、現状スタメンを見ても、右打者が少ないため、浅野選手は補強ポイントにフィットするのではないかなと考えています。
また、阪神はセンターに近本選手がいますが、ゆくゆくはレフトといった負担の少ないポジションに変える必要があるかと思います。
そう言う意味でも、浅野選手はぜひとも欲しい選手ですね
攻守ともにセカンドが穴と指摘されている阪神に、ぜひとも指名して欲しいのが法政大の斉藤選手ですね。
斉藤選手は、主にセカンドを守る内野手で、足の速いスラッガータイプの選手です。
プロで言うと、ヤクルトの山田選手に近い選手だと思いますね。
動画をみればわかると思いますが、広角に打球を打ち分けられますし、甘いゾーンのボールならホームランも打てる長打力もあります。
阪神のセカンドは基本的にアベレージヒッターが多く、なかなか長打を期待することができません。
そういったことから、走攻守3拍子揃ったスラッガータイプの斉藤選手を上位で指名するのはありかなと思いますね。
地元・関西からドラフトで指名して欲しい選手が1人います。
その選手とは、近畿大の久保投手ですね。
最速151km/hのストレートとスライダー、カーブ、チェンジアップをうまく組み合わせて投げる投手で、テイクバックの小さい投球フォームに特徴のある投手です。
タイプは、どちらかというと技巧派の投手で球速とかではなく、ボールのキレや投球術で抑える投手だと思います。
私がすごく「あ、いいな」と思ったのが、久保投手の投球フォームですね。
投げている試合をいくつか見ましたが、球速は常時140km/h弱ではあるものの、各打者ボールに差し込まれている印象でした。
差し込まれる要因としては、このテイクバックの小さい独特な投球フォームにあり、タイミングがなかなか取りづらい投手だと思います。
阪神は、先発投手は非常に充実してはいるものの、割合的に右よりも左の方が枚数は少ないので、指名しても面白いと思いますね。
ポテンシャル枠で指名したいのが、亜細亜大の松本投手です。
近年、阪神はドラフト3位あたりで将来性を見込んで、ポテンシャルを買った指名が続いています。
その枠で、この松本投手を指名したいです。
球種は、最速145km/hのストレートとツーシーム、スライダー、カーブの4種類を投げることができます。
大学4年間は怪我でトミージョン手術でなかなか登板機会がありませんでしたが、大学4年の春にリリーフで3試合登板するなど、徐々に復活の階段を登っています。
ポテンシャルは非常に高いと評判の選手で、亜細亜大学の生田監督も「高橋遥人を超える」と唸るほど。
投手育成ノウハウがしっかりとある阪神に指名されれば、もっと面白い投手になるかなと思いますね。
個人的には、ぜひ指名して欲しい選手です。
それでは、この辺りでまとめに入ります。
それでは、今回の記事の重要POINTを改めてまとめていきます。
今年のドラフト会議の補強ポイントと上位指名選手の予想をしてみました。
結構、私の願望が多く含まれた予想ではありましたが、この中から1人でも阪神に入団してくれる選手がいると嬉しいです。
それでは、今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しい野球観戦ライフをお送りください。
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