最近、「5ツールプレイヤー」と言う言葉をよく聞きますが、どう言う意味なのでしょうか!?また、プロ野球界で5ツールプレイヤーと言われている選手は誰がいますか!?プロ野球に詳しい方にぜひ教えていただきたいです。
今回の記事では、このような疑問に答えていきます。
本記事でわかること
- 5ツールプレイヤーの意味
- 5ツールプレイヤーの起源
- 5ツールプレイヤーと呼ばれている選手一覧
近年、ネットやメディア等でよく耳にすることが多くなった「5ツールプレイヤー」と言う言葉。
今回は、5ツールプレイヤーの意味から代表選手まで幅広く解説していきます。
記事の本筋に入る前に私の自己紹介をしておきましょう。
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それでは、記事の最後までお付き合いください。
目次
5ツールプレイヤーとは!?
結論から言うと、5つの野手能力が全て高水準である選手のことを指します。
その5つの野手能力というのは、以下の通り。
上記の5つの能力は、野手にとってどれも必須な能力と言えます。
このことから、5ツールプレイヤーは言い換えると、野手として必要な能力がしっかりと揃った選手とも言えるでしょう。
5ツールプレイヤーの起源
5ツールプレイヤーの起源は、日本ではなくアメリカのメジャーリーグにあります。
メジャーリーグでは、野手を評価する際、「ミート力」「長打力」「走力」「守備力」「送球力」の5つを主にしていました。
それが、スカウト間だけでに留まらず、野球界全体に波及し、5ツールプレイヤーという言葉が生まれました。
5ツールプレイヤーと呼ばれている選手一覧
結論から言うと、大きく3人います。
具体的には、以下の通り。
それでは、上記の3人を深堀していきます。
糸井嘉男
近年は、アスリート型の選手が増えたり、ヤクルトの山田選手がトリプルスリーを3度達成したことによって、あまり言われなくなりましたが、5ツールプレイヤーといえば糸井選手という印象がありますね。
現在は、年を重ねてパフォーマンスも年々下がっってきてはいますが、日ハム時代やオリックス時代は最もトリプルスリーに近い男と言われるぐらい、走攻守において高水準な選手でした。
当サイト(プロ野球観戦の巣)では、糸井選手の筋肉について迫った記事も執筆しているので、こちらも合わせて読んでみてください。
糸井嘉男の筋肉についての解説記事
柳田悠岐
ファンの度肝を抜くフルスイングが最高の魅力の鷹戦士で、柳田選手も5ツールプレイヤーとして名高い選手です。
見てるだけだとブンブン振り回している印象が強い選手ですが、コンタクト率も非常に高いため、ホームランだけではなく、率もしっかりと残すことができる選手になります。
また、大型な選手でありながらも盗塁や走塁技術も非常に高く、コンディションさえ整えば、30盗塁以上もなんなくクリアできる選手です。
2015年にはトリプルスリーも達成しているので、5ツールプレイヤーの代表格と言っても過言ではないでしょう。
山田哲人
先ほど、トリプルスリーという言葉を出しましたが、”Mr.トリプルスリー”といえば、山田哲人選手の名前が挙がるのではないでしょうか。
山田選手の場合、キャリアの中でトリプルスリーを3度達成しています。
山田選手も走攻守三拍子揃った選手で、決して柳田選手や糸井選手のような大きな体格ではないですが、ボールを乗せる技術が非常に卓越していて、どの方向にも本塁打を量産することができる選手です。
近年は少し下がり気味ではありますが、盗塁数であったり打率もしっかりと残せる選手なので、再度トリプルスリーの獲得に期待がかる選手でもあります。
5ツールプレイヤーといえば、柳田選手と並んでこの山田選手も代表格と言えますね。
山田選手の凄さについては、以下の記事で解説しているので、セットで読んでみてください
山田哲人のすごさについての解説記事
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【なんJ発】4ツールプレイヤーという言葉もある
今回の記事では、5ツールプレイヤーという言葉について解説してきましたが、実はその言葉をなぞって「4ツールプレイヤー」という言葉があります。
これは、野球掲示板「なんjスタジアム」から生まれた言葉で、ネットで野球情報とかを読んだりするときに、時々目にする言葉です。
では、どのような経緯でこの言葉が生まれたのでしょうか。
結論から言うと、4ツールプレイヤーという言葉が一番しっくりくる選手がプロ野球界に存在するからです。
その名前は、阪神タイガースの江越大賀選手です。
阪神ファンの方はご存知の方が多いと思いますが、江越選手の身体能力や素材はプロ野球界を見渡してもトップクラスです。
以下の動画をご覧ください。
素晴らしいバッティングの数々ですよね。
また、江越選手についての身体能力に迫った記事も執筆しています。
江越大賀の身体能力についての解説記事
そんな江越選手ですが、巷では5ツールプレイヤーではなく、4ツールプレイヤーと言われています。
理由は、「ミート力」が絶望的にないからです。
しかし、「ミート力」以外の「長打力」「走力」「守備力」「送球力」は超一流と言っても過言ではないです。
上記のような理由から、このような言葉が生まれました。
本記事で解説した「5ツールプレイヤー」と合わせて小ネタとして覚えておきましょう。
それでは、この辺りでまとめに入ります。
【野球用語】5ツールプレイヤーとは!?起源や代表選手を紹介!!:まとめ
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それでは、今回の記事の重要POINTを改めてまとめていきます。
今回の記事の重要POINT
- 5ツールプレイヤーとは、「ミート力」「長打力」「走力」「守備力」「送球力」の5つの能力が高水準の選手のことを指す
- 5ツールプレイヤーは元々、アメリカのMLBで生まれた用語で、スカウトが5つの能力を重視していたことから始まる
- 5ツールプレイヤーの代表選手は、糸井選手、柳田選手、山田選手の3人
- 5ツールプレイヤーという言葉をなぞった「4ツールプレイヤー」という言葉もある
一昔前は、走攻守三拍子揃った選手というのはなかなかいませんでした。
例えば、本塁打を打てる選手は、どちらかといえば体格が大きいため、走力や守備力は低いと言った感じで。
しかし、近年はそういった選手が少なくなりつつあるような感じが、プロ野球を見ていて思います。
特に一流選手と言われる選手は、一芸に秀でるのではなく、走攻守三拍子揃ってないといけないという時代になったのかなと感じています。
今回紹介した5ツールプレイヤーという言葉も、そのような煽りを受けて生まれた言葉かなと個人的には思います。
もしかしたら、今後は選手に求められる要素が増えて「6ツールプレイヤー」「7ツールプレイヤー」とどんどん言葉が進化していくかもしれませんね。
そう言った部分にも注目して、プロ野球の動向を見ていきたいと思います。
当サイト(プロ野球観戦の巣)では、野球観戦する上で知っておきたい野球用語やルールをまとめています。
以下の記事で解説しているので、合わせて読んでおきましょう。
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- ブックマーク必須の野球用語まとめ記事
今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しい野球観戦ライフをお送りください。
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