最近、大谷選手の活躍を見てファンになったものです。プロ野球に詳しい人から見て大谷翔平選手の凄さはどこにありますか。ぜひ教えていただきたいです。
今回の記事では、このような疑問に答えていきます。
本記事でわかること
- 大谷翔平の9つのすごさ
- 大谷翔平に今後期待すること
- 大谷翔平に迫りくる二刀流封印の決断に対する個人的見解
現在、メジャーリーグで大活躍しているエンゼルスの大谷翔平選手。
そんな、大谷選手のすごさについて本記事で解説していこうと思います。
また、大谷翔平選手に今後期待することや二刀流がいつまでできるのかについても私自身の意見を含めつつ解説していきます。
記事の本筋に入る前に私のポジションを明らかにしておきます。
信頼性の担保
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それでは、記事の最後までどうぞ。
目次
【アンチも黙る】大谷翔平の9つのすごさ【実力、人気、人間性兼ね備えたスーパースター】
結論から言うと、大きく9つあります。
具体的には、下記の通り。
- プロの世界では前代未聞の二刀流を実現
- 圧倒的なフィジカルの強さ
- 異国の野球に順応する対応力
- 世界も大熱狂する人気度
- メジャーで日本人初のホームラン王を獲得
- 1人の力で野球のルールを塗り替えた
- 野球に対する姿勢とストイックさ
- 契約金がスポーツ史上最高額
- 人間性が素晴らしい
それでは、上記の9つを深掘りしていきます。
プロの世界では前代未聞の二刀流を実現
1番のすごさはなんと言っても二刀流に挑戦し、しっかりと結果を残していること。
これが一番に挙がるのではないでしょうか。
二刀流については「【野球用語】二刀流の意味とは!?メリットや将来性についても徹底解説!!」でも解説していますが、かつてベープ・ルースという選手が二刀流に挑戦して野球史に名を残しました。
しかし、それから野球のレベルがどんどん上がり、打者と投手を両立しようと志す選手はほとんど見なくなりました。
二刀流の難しさは色々ありますが、なんと言っても投手と打者の調整をしなければならないことだと思います。
投手と打者でそれぞれ調整法が異なるので、これを維持し続けるのは至難の業。
そんな中、大谷選手が日本プロ野球、メジャーリーグの舞台で二刀流に挑戦し、しっかりと結果を残すことができているのはすごいと思いますね。
また、あるアメリカ記者は、二刀流の祖であるベープ・ルースよりも大谷選手の方がすごいと答えています。
具体的には、下記の通り。
「本格的な二刀流に挑戦した選手として、ベーブ・ルースと比較されることの多い大谷だが、ペトリエッロ氏は、ルースは大谷ほど定期的に登板していないと指摘。ルースも個人の力で試合の流れを変える選手だったとしつつ「彼は大谷のように違う国に来たわけではなく、多彩な選手ぞろいのロースターと対戦したわけでもなく、大陸を横断し、昔に比べてはるかに才能のある選手と対決したわけでもない。大谷は“ネクスト・ルース”などではない。大谷は誰の次になる選手でもない。彼こそが“最初の”大谷翔平である」とコメント。大谷は名選手の再来ではなく、唯一無二の存在であると強調した。」
「リアルライフスーパーヒーロー」大谷翔平の凄さ米記者が …
まさにその通りのことが書かれていますね。
ベープ・ルースの再来ではなく、大谷翔平という一つのブランドを今築いていると言っても過言ではないでしょう。
圧倒的なフィジカルの強さ
大谷翔平選手の現在の活躍を影で支えているのが、このフィジカルの強さだと思います。
また、二刀流を今日まで継続できているのもこのフィジカルの強さによるものですね。
アジア人はどうしても海外の選手と比べると、骨格が細いため体格で見劣りしてしまいます。
また、これはプレーにも差が出ていて、日本人打者がメジャーで力を発揮できないのはこのフィジカル面での差が大きいです。
事実、松井秀喜さんがメジャーで長距離打者として活躍できなかったのは、力強いボールにうまく対応できなかったことが大きいと思います。(※長打を量産できなかっただけで、一定の結果は残しています。)
しかし、大谷選手はメジャーで試合に出場するにあたり、筋力トレーニングを中心としたフィジカル面を強化。
これが功を奏し、海外の選手にも負けない体格を手に入れました。
またすごいのが、その筋肉をうまく自身のものにしているところですね。
筋肉をつけすぎると怪我をしやすい身体になってしまいがちですが、大谷選手の場合は上手く筋トレ効果をプレーに反映できています。
今季、40本近くのホームランを量産できているのは、なんと言ってもこの強靭なフィジカルによるものだと思いますね。
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異国の野球に順応する対応力
メジャーリーグで活躍するためには、対応力も必要になります。
そして、大谷選手はその対応力が非常に長けています。
代表例を挙げると、打撃フォームの改造ですね。
日本時代、大谷選手は足をあげてタイミングをとっていました。
しかし、メジャーリーグに移籍した後、大谷選手は足の挙げ方をノーステップのような形に変えました。
結果、メジャーの力強いボールや動くボールに今まで以上に対応できるようになり、今日の活躍につながっています。
打撃フォームを変えることは、非常に勇気がいります。
なぜなら、打撃フォームを変えたことで調子がガクッと下がる場合もあるからです。
しかし、そこを自身の攻められ方やメジャーリーグの投手が投げるボールの傾向などを分析して、最適な打撃フォームを見つけ出し、身につけることができるのは非常に素晴らしいと思います。
世界も大熱狂する人気度
大谷選手のすごさは、野球におけるプレーだけではありません。
日本や米国だけではなく、世界中を大熱狂の渦に巻き込む人気の高さもすごさの1つですね。
私の頭の中で、ここまで人気の高い選手は記憶にないですね。
イチロー選手の人気の高さもすごかったですが、大谷選手の人気度もハンパないです。(語彙力)
また、大谷選手の人気度は二刀流や成績の高さ、かっこよさからくるものだけではありません。
人間性の高さも人気度の高い理由だと思います。
「２、４回終了時には、審判団によるボディチェックを受けた大谷。異物付着（滑り止めのロジン以外）の有無を調べる初めての検査となったが、自ら帽子とグローブを差し出し、嫌な顔一つ見せずに終始笑顔で協力した。その爽やかな振る舞いに、米記者からも称賛の声が寄せられている。」
「リーグで最も愛らしい選手だ！」大谷翔平が見せた“紳士的振る舞い”を米記者称賛！「好きな理由がまた一つ増えた」 | THE DIGEST
普通こういったケースの場合、選手は自分が疑われているのではないかと感じてしまい、表情が曇ったり怒りが込み上げたりすることが多いと思います。
しかし、大谷選手はこのようなケースでも紳士に笑顔で対応。
愛されないはずがないですよね。
こんな姿を見たら、国問わず人気にならないわけがない。
ほんと素晴らしい人格の持ち主です。
他を見渡しても、野球ができて人間性も備わっている選手はなかなかいないですよ。
メジャーで日本人初のホームラン王を獲得
2023年シーズン、大谷翔平選手は日本人初のホームラン王に輝きました。
そのホームラン数はなんと44本。
150km/h以上のボールをバンバン投げるメジャーリーグで日本人選手がここまでの成績を残す日が来るとは誰が予想したか。
NPBでシーズン50本のホームランを記録した松井秀喜さんですら、20本打つのがやっとなレベルですからね。
それだけ、大谷翔平選手が「44本のホームランを記録したこと」と「ホームラン王を獲得したこと」はすごいことですし、快挙だと思います。
二刀流として投打で活躍して、タイトルを獲得したところにも大谷翔平選手のすごさを感じますね。
1人の力で野球のルールを塗り替えた
大谷翔平選手の存在があったことで、1つ新たな野球のルールが追加されました。
名前は「大谷ルール」と言い、名前の通り大谷翔平選手のために作られたルールになります。
大谷ルールとは、投打の二刀流で活躍する大谷翔平選手のように、先発投手と指名打者(DH)を兼ねる場合、先発投手として降板後も打者として出場することができるルール。
詳細→大谷ルールの解説記事
記録だけでなく野球のルールさえも変えてしまうあたり、大谷翔平選手のすごさがさらに際立ちますね。
野球に対する姿勢とストイックさ
大谷翔平選手の野球に対する姿勢やストイックさは、多くの人が好感を持つのではないでしょうか。
例えば、食事に関するエピソードで以下のようなものがあります。
「栄養面とか、体をバルクアップ（筋肉量増加）するためにトレーニングの間に間食とかとるんですけど、だいたいの人はおにぎりとか菓子パンとか。彼はどうしてもタンパク質をとりたいということで、なぜかプロテインのシェイカーに豆腐を入れて持ってきていて。カツとかの衣も取って食べたりとかして、それカツじゃないだろと思いましたけど」
花巻東の同級生が次々明かす…大谷翔平の“ストイックエピソード” プロ入り後に「焼肉へ行った時まず…」（東海テレビ） – Yahoo!ニュース
「プロテインに豆腐を入れて飲む」
「カツの衣を剥いで食べる」
ストイックすぎますね。
また、こんなエピソードもあります。
「1～2年くらい前ですかね、せっかく日本に帰ってきていたので『ご飯行こうよ』という話をして、行く予定だったんですけど、ドタキャンって言ったら失礼ですけど発生して。『撮影が長引いて野球の練習ができてないから、今日ご飯行けないわ』って言われたんですよ。『えっ!?』っていう話になるわけですよ」
花巻東の同級生が次々明かす…大谷翔平の“ストイックエピソード” プロ入り後に「焼肉へ行った時まず…」（東海テレビ） – Yahoo!ニュース
ブレないところであったり、しっかりと自分を持っているところがこれまた大谷翔平選手のすごさですね。
どんなことがあっても周りに流されない意志の強さが、今の活躍につながっているように思います。
契約金がスポーツ史上最高額
2023年シーズンを最後にエンゼルスを退団し、2024年シーズンからドジャースでプレーすることになりました。
契約金は10年総額7億ドル(約1015億円)でプロスポーツ史上最高額と言われ、サッカー界のレジェンドであるメッシ選手を超える額になります。
野球界のみならず、スポーツ界で見てもずば抜けてすごい選手ということがわかりますね。
人間性が素晴らしい
大谷翔平選手は野球選手としてだけでなく、人間性も非常に優れています。
例えば、大谷選手が日本の全小学校にジュニア用のグローブを寄付した話は、多くの人が耳にしたことのある話ではないでしょうか。
「この活動をきっかけに多くの小学生が野球に興味を持ってもらえるように」という願いを込めて贈ったとされています。
簡単なことに見えて、なかなかできることではないですよね。
まさに、二刀流というマンガの世界でしかなし得ないことをしている大谷選手だからこそできることです。
これをきっかけに、多くの小学生が大谷選手に憧れてプロ野球選手の夢を抱くようになるかもしれませんね。
他にも、ファンサービスや球場でのゴミ拾い、ユーモアがあるところなど、大谷翔平選手の人間性は多くの人に愛されています。
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野球ブロガー・ヒロトニンが大谷翔平に今後期待すること
結論から言うと、少しでも長く二刀流として野球ファンだけではなく、老若男女全ての人たちに夢と希望を与えて欲しいです。
二刀流は身体にめちゃくちゃ負担がかかる
なぜ、私がこのように思うのかというと、二刀流はとても身体に負担がかかります。
なぜなら、二刀流というのは投手もやり、野手もやると言う感じで、単純計算で他の選手の2倍負担がかかります。
また、投手で使う筋肉と野手で使う筋肉では使う筋肉が違うので、余計に身体に負荷がかかりやすいです。
そのため未来永劫、大谷選手の二刀流が見れるわけではありません。
なので、私個人としては二刀流を少しでも長く見たいと言う気持ちが非常に強いです。
だからこそ、大谷選手の今の活躍を目に焼き付けなればならないと思いますね。
大谷翔平に迫りくる打者か投手かの選択
現在の大谷選手はフィジカル、スキル共に非常に充実しているため、二刀流をやめるという選択肢はないでしょう。
しかし、ゆくゆくはどちらかに絞ると言う時期が絶対にやってきます。
いくら大谷選手が超人でも、年齢を重ねるうちに身体にガタが来ます。
なので、選手生命を縮めないためにもどこかで二刀流に踏ん切りをつけて、投手or野手に専念する必要があるでしょう。
この時、大谷選手がどちらを選ぶかに注目が集まりますし、評論家が「〇〇にすべきだ」と言う声もメディアでクローズアップされると思います。
また、二刀流の挑戦が終わったことで、大谷選手のモチベーションが下がらないかも心配です。
ファンとしてはどちらを選んだとしても、大谷選手の考えを尊重した上でこの後の活躍を見守りたいところです。
【今だけ】大谷翔平選手の活躍はリアルタイムで見るべき!!
私がここで言いたいのはこれですね。
正直なところ、二刀流の大谷選手を見ることができるのはそう長くはないと思います。
「夢のないこと言うなよ」とか言われそうですが、それだけ二刀流は選手にとってリスクが非常にあります。
めちゃくちゃ身体に負担がかかるポジションなので、長くてあと2、3年かなと思います。
だからこそ、本記事を通してあなたに伝えたいのが大谷選手のプレーをリアルタイムで見て欲しいと言うこと。
ニュースで切り取られた映像や動画を見るのもいいですが、実際に大谷選手がプレーしている試合を見るともっと臨場感がありますし、二刀流のすごみを肌で体感できるはず。
大谷選手のような規格外で漫画の主人公のような選手は今後現れることはないでしょう。
それぐらい、すごいことをやってのけている選手なので、ぜひあなたの目で二刀流・大谷翔平を見届けて欲しいです。
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それでは、まとめに入ります。
【アンチも黙る】大谷翔平の9つのすごさ！今後期待することも解説！：まとめ
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それでは、今回の記事の重要POINTを改めてまとめていきます。
今回の記事の重要POINT
- 大谷翔平選手は、実力、人気、人間性を兼ね備えたスーパースター。
- 二刀流は非常に身体に負担がかかるので、正直なところ二刀流・大谷翔平を見られるのはあと2、3年ぐらい。
- 個人的には、今後大谷選手のようなプレイヤーはほぼ皆無と言っていいほど現れないと思うので、今のうちに目に焼き付けておくべき。
大谷翔平選手のすごさは、なんと言ってもプロの世界で前代未聞と言える二刀流を実現していること。
そして、日本人離れしたフィジカルの持ち主で異国でもしっかりと順応していける力があることが挙げられるでしょう。
また、人間性が非常に優れている点も大谷選手のすごさと言っても過言ではありません。
しかし、二刀流は非常に負担のかかる役割になります。
正直、二刀流・大谷翔平がいつ見れなくなってもおかしくありません。
それだけ、身体に多大な負荷がかかる役割ということです。
だからこそ、私がここで言いたいことはリアルタイムで大谷選手の活躍を刮目して欲しいということですね。
正直、大谷選手のようなプレイヤーは私たちが生きている間に現れないと思います。
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それでは、今回の記事がここまでにしたいと思います。
楽しい野球観戦ライフをお送りください。
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