こんにちは、ヒロトニンです。
いきなりですが、あなたは二刀流の意味をご存じですか。
二刀流といえば日本史が詳しい方ならわかると思いますが、宮本武蔵で有名ですよね。
しかし、今回の二刀流は宮本武蔵が作り出した二刀流ではなく、プロ野球界における二刀流についてです。
プロ野球の二刀流といえばこの選手で有名ですよね。
元日本ハムで、現エンゼルスの大谷翔平選手です。
野球ファンの方はもちろんのこと、メディアや雑誌で取り上げられることが多いので、それで知ったという方も多いと思います。
しかしその華やかさ反面、二刀流には様々なリスクが付きまとい、大変なポジションでもあります。
それでも大谷翔平選手はなぜ二刀流にこだわるのでしょうか。
そこで、本記事では下記のようなことを深堀していきます。
本記事で分かること
- プロ野球における二刀流の意味とは
- プロ野球における二刀流のメリットとデメリット
- 大谷選手が二刀流にこだわる理由
- 今後、日本プロ野球界で二刀流は増えていくのかについて
それでは、記事の最後までお付き合いください。
目次
野球における二刀流とは
野球における二刀流とはどういう意味なのでしょうか。
正確には二刀流とは「投手と野手を兼任すること」といわれていますが、これだと少し誤解を招く言い方に聞こえてしまいます。
なぜなら、セ・リーグの投手は打者として打席にも立つからです。
なので、この理論から言うとセ・リーグの投手はみんな二刀流をしていることになります。
特に、投手でありながら打撃成績がいい場合、なおさら二刀流という言葉が使われると思います。
そこで、私がうまく二刀流の意味を説明していきたいと思います。
私が考える二刀流は「投手として登板していない日に打者として守備位置について出場する」ことです。
このように明記できればセ・リーグの投手と差別化できたのではないかと思います。
大谷翔平選手が二刀流として活躍してから、二刀流というワードを使用されることが多くなりました。
その結果、メディアや雑誌等で二刀流が間違った解釈をされたまま使われることもたびたびあったように思えます。
それだけ、二刀流は定義づけがしっかりとしているようであいまいな部分もあるので、ここでいったん正確な意味を認識する必要があると思います。
野球における二刀流のメリットとデメリット
二刀流の代表格である大谷翔平選手が報道される際、
「160km/hを出した!!」「ホームランを打った!!」
というように華やかな部分ばかりが切り取られているように感じることが多くありますが、メリットばかりではないと思います。
この二刀流にはデメリットも存在しており選手を扱う側としては慎重にならなければいけないと私は思います。
そこで、二刀流のメリットとデメリットを挙げていきたいと思います。
二刀流のメリット
二刀流最大のメリットは一人の選手が投手と野手両方の役割を行うことができるので、支配下登録を実質増やせます。
現代のプロ野球は分業制で支配下登録の人数もしっかりと決まっています。
例えばベンチ入りの人数が25人と決まっていた場合、その中に二刀流の選手がいれば二人分の活躍をしてくれることになります。これが二刀流の大きなメリットであると考えられると思います。
ほかにメリットを挙げるとすれば、私たちファンや子供たちに大きな夢と希望を与えてくれることであると思います。
大谷翔平選手が二刀流として成功したことで、プロ野球界を大いに盛り上がったのではないかと思います。
特にグッズの売り上げや観客の動員数の伸びはすさまじいものだったと記憶しています。
また、大谷翔平選手の二刀流成功によって、二刀流としてプロ野球選手になろうと思った子供たちも多くなったと思います。
それだけ大谷翔平選手が与えた影響は大きく、二刀流には大きなロマンがつまっているということの証明ではないでしょうか。
以上から二刀流のメリットはこのようになります。
二刀流のメリット
-
一人で二人分の役割を果たすことができる
-
グッズの売り上げや観客動員数がのびる
-
野球少年やファンに夢と希望を与えてくれる
二刀流のデメリット
反対に、二刀流のデメリットはどういうことが挙げられるのでしょうか。
1つは、二刀流をすることで身体に大きく負担がかかり、けがのリスクが上がるということではないでしょうか。
二刀流は投手と野手両方を行うので、調整もそれぞれ行わなければいけません。
もちろん、投手と野手では調整メニューは違いますし、野手で試合に出場した次の日に投手として試合に出場するということも大いに考えられるのでその分調整が難しく、けがのリスクが上がってしまいます。
これが二刀流の大きなデメリットであると考えられます。
また選手目線ではなく、チーム目線でみると二刀流という形で育成していくことがそもそも難しいこともデメリットとして挙げられると思います。
今回大谷翔平選手が二刀流として成功できたのは球団に恵まれていた部分も大きくあったと思います。
これが例えば常に勝利が求められる球団(例巨人や阪神など)に入団していたら、二刀流として成功する可能性は低かったと思います。
それだけ二刀流は育成が難しく、球団の方針にも左右されるということになります。
これも二刀流の大きなデメリットの一つになると思います。
以上から二刀流のデメリットをまとめるとこのようになります。
二刀流のデメリット
-
投手と野手で調整メニューが違うためケガのリスクが上がる
-
球団による影響をもろに受ける
-
阪神や巨人など常に勝利が求められる球団とは相性が悪い
大谷翔平選手が二刀流にこだわるわけとは
ここまで二刀流のメリットやデメリットを挙げてきて、少なからずリスクがつきものであることはよくわかったと思います。
しかしそれでも大谷翔平選手が二刀流にこだわる訳とは何でしょうか。
二刀流が小さいころからの夢でプロの世界でもそれで成功したいという気持ちはもちろんあると思います。
しかし、それよりもまだ二刀流という形で成功した選手が今までに前例がほとんどないので自分がそれを成し遂げてやろうという気持ちが一番強いのではないかと思います。
その一心で大谷翔平選手は二刀流に挑戦しているのではないでしょうか。
今回の記事で私は大谷翔平選手の二刀流挑戦をたびたび成功していると言っていますが、本心としてはまだだとは思います。
まだ志半ばだということもありますが、100人が大谷翔平選手を見て100人が二刀流に成功したといいかといわれたらまだそうではないと思っています。
現状では100人いたらまだ半数ぐらいだと思います。
なので、大谷翔平選手にはこのような声をすべてひっくり返すぐらい二刀流で活躍してほしいと思っています。
そしてもっと二刀流にこだわってもらい、これからも私たちファンを熱狂させてほしいです。
スポンサードリンク
今後プロ野球界で二刀流は増えていくのか?
大谷翔平選手が今二刀流で世界を舞台にして戦っていますが、今後二刀流の選手が増えていくのでしょうか。結論から言うとズバリ増えると思います。
これから二刀流を志してプロ入りする選手は大谷翔平選手といういい材料があるので、昔より二刀流として育成する土壌はできているし、「投手と野手両方で勝負したい!!」という意見を言いやすいのではないかと思います。
そもそも、二刀流という考えが一般的ではない頃は「投手と野手で勝負したい!!」という意見すらいえない環境だったかもしれません。
でも一番は、二刀流として成功した選手が過去にほとんど前例がなかったということが二刀流の選手が少なかった要因ではないでしょうか。
しかし、大谷翔平選手が二刀流として成功しつつあることで「俺も二刀流をやろう」という意思を持った選手も出てくると思います。
また、大谷翔平選手を育成した球団(日本ハム、エンゼルス)には育成ノウハウがあるので、そのノウハウで今後第二の大谷翔平選手が生まれる可能性も高いです。
これらの理由から、私は今後二刀流の選手は増えると予想しています。
【野球用語】二刀流とは?メリットや将来性についても徹底解説!:まとめ
スポンサードリンク
いかがでしたか。今回の記事の要点は以下の通りになります。
今回の記事の重要POINT
-
二刀流とは「投手として登板していない日に打者として守備位置について出場する」こと
-
二刀流にはメリットだけではなく相応のデメリットもある
-
大谷翔平選手が二刀流として成功することで今後二刀流の選手が増えるのではないかと予想
野球をやっていた方なら誰しもが二刀流というポジションにあこがれを抱いたと思いますが、現実問題なかなかプロの世界で実現することは不可能でした。
しかし、大谷翔平選手が先駆けとして二刀流でプロの世界に飛び込んで活躍したことで、ファンや野球を志している子供たちに大きな夢と希望を与えたと思います。
これから二刀流に挑戦していこうとする選手は増えていくと思うので、第二の大谷翔平選手が出てくることを祈りつつ、今回の記事はここまでにしたいと思います。
それでは、今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しい野球観戦ライフをお送りください。
関連記事も合わせてどうぞ。
コメント