
2020年ドラフト会議で阪神タイガースは、東洋大学の村上投手をドラフト5位で指名しました。とても素材がよく、将来性のある投手と聞いていますが、具体的にはどのようなピッチャーでしょうか!?
今回の記事では、このような疑問に答えていきます。
本記事で分かること
- 【阪神・ドラフト5位】村上頌樹の選手としての特徴
- 【阪神・ドラフト5位】村上頌樹のポジションについて
- 【阪神・ドラフト5位】村上頌樹は2021年シーズンの即戦力になるのかについて
今回の記事を執筆するにあたり、下記のようなツイートをいただきました。
本記事は、読者さんのリクエストに応えて、阪神・ドラフト5位の村上選手の特集記事になります。
少しネタバレをすると、非常に球のキレがよく、将来性のある投手であると言えます。
この先がとても楽しみな選手なので、この記事を読みつつ、村上選手の特徴を掴んでいきましょう。
記事の本筋に入る前に、私のポジションを明らかにしておきます。
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今回の記事では、阪神ドラフト5位指名の村上選手の特徴について解説しつつ、後半では2021年シーズンにおいて即戦力になり得るかどうかについて深掘りしていきます。
それでは、記事の最後までお付き合いください。
※音声ラジオで聴きたい方は下記からどうぞ。
【阪神・ドラフト5位】村上頌樹の選手としての特徴などについて徹底解説!!


村上頌樹投手は、智弁学園そして東洋大学とチームを引っ張るエースとして活躍してきました。
そして、2020年ドラフト会議では阪神タイガースからドラフト5位指名を受け、入団することに。
そんな村上選手のプレイヤーとしての特徴や球種などについて迫っていこうと思います。
【阪神・ドラフト5位】村上頌樹のプロフィール
阪神の村上選手のプロフィールは下記の通りです。
名前:村上頌樹(むらかみ・しょうき)
ポジション:投手
生年月日:1998年6月25日
身長・体重:174cm75kg
投打:右投左打
所属:東洋大
経歴:賀集小(賀集少年野球クラブ) – 南淡中(アイランドホークス) – 智弁学園高 – 東洋大
注目点を挙げると、身長ですかね。
体格は、174cmとあまり背は高くありません。
しかし、後に解説しますが、いい球を投げます。
174cmという体格を上手く使っているなという印象を感じました。
また、もう一つ注目ポイントを挙げると、バッティングです。
プロフィールをよく見ると、左打席で入ると書かれていますよね。
ネットで調べてみると、村上選手のバッティングについて、そこまで書かれてはいませんでした。
しかし、右投げ左打ちということなら、バッティングが優れている可能性が高いといえるでしょう。
阪神はセ・リーグになるので、ピッチャーも打席に入ります。
一軍の舞台で村上選手が先発する際は、打席の部分でも注目して見てみたいところです。
【阪神・ドラフト5位】村上頌樹のプレイヤーとしての特徴
結論から言うと、阪神の秋山投手のようなタイプのピッチャーだと思います。
まず、村上選手のピッチングを見てみましょう。
球速でどんどん押していくと言うよりかは、ボールのキレや制球力で抑えていくピッチャーだと思います。
2020年シーズンは、秋山投手が3年ぶりの2桁勝利を挙げました。
球速は140km/h前半とあまり早くはないものの、ボールのキレやコントロール、そして緩急の付け方が非常にうまいです。
村上選手も体格の違いはあるものの、秋山投手のようなピッチングスタイルが理想型ではないかと思います。
また、村上選手の場合は秋山投手と違って、150km/h近くの球速を出すことも可能です。
そして、ストレートの回転数はなんと藤川球児選手の回転数に匹敵すると言われています。(2650rpm)
したがって、しっかりとプロ仕様の身体づくりを行いつつ、秋山投手や西投手のピッチングノウハウを会得すれば、もっと伸びる選手ではないかと思いますね。
この先、どのような選手になっていくのか非常に楽しみです。
【阪神・ドラフト5位】村上頌樹のポジションはどうなるの!?
結論から言うと、先発起用になるのではないかと思います。
これまで、先発投手として主に起用されてきたので、プロ入り後も先発起用が濃厚でしょう。
また、変化球の種類も多く、制球力があり緩急もつけられる。
そして、スタミナも十分にあるので、先発タイプであると言えますね。
阪神は、主力の先発投手は何枚かいるものの、けが人が出て離脱するとなると、戦力がガタッと落ちます。
つまり、谷間に投げる投手の枚数がそこまで多くないと言うことです。
したがって、そう言う意味では村上投手の存在はありがたいのではないかと思います。
ケガがどのくらいかかるかによるものの、先発としての役割が期待されますね。
【阪神・ドラフト5位】村上頌樹は2021年シーズンの即戦力になるか!?


結論から言うと、五分五分といったところですかね。
なんせ、この間ドラフト指名されたばかりですし、ケガもまだ治っていません。
しかし、何度も言う通り、持ってるものは素晴らしいので、大きく化ける可能性は大いにあります。
それでは、この辺りについて深掘りしていきましょう。
球のキレ、制球力などはすでに即戦力
球のキレや制球力については、すでに一軍レベルにあると思います。
ネットの情報や動画等で実際に投げている姿を拝見させていただきました。
見た感じ、四球で崩れるようなタイプではないですし、特にストレートのスピンがとてもいいです。
ベース上で伸び上がるボールを見ると、秋山投手や岩崎投手を彷彿させますね。
【阪神】岩崎優の球種を徹底解析!!【虎の魔術師】


タイプ的にも上記の2選手に近いと思うので、チーム内で意見交換などをして、どんどん自分のものにしていけば、さらなる成長が見込めるでしょう。
また、個人的には球速がもう少し欲しいところではありますね。
平均球速は140km/h中盤といったところなので、あと3〜4km/h上げていきたいです。
ストレートの球速が上がれば、変化球の質も上がっていくので、ぜひ球速アップを目指して欲しいですね。
在学中に右前腕肉離れを起こしたのが気がかり
記事の前半で少し触れましたが、村上投手は現在ケガをしています。
具体的には、大学4年生の時に右前腕肉離れを起こしてしまい、今もリハビリに専念しているところです。
大学3年時は6勝0敗でMVPを獲得しており、ドラフト1位で指名されてもおかしくない逸材でした。
そのため、このケガは本人にとってとても悔しいはず。
また、ケガの具合がどこまでピッチングに響くかはまだ不透明なところが多いです。
しかし、これについて、吉野スカウトはこのように話しています。
今季初戦となった9月22日の東都大学野球秋季リーグ戦で右前腕肉離れとなり、ここまでリハビリを続けている。現状は遠投で80、90メートルを投げられるほどにまで回復。担当の吉野スカウトは「(春季)キャンプ、もちろん合同自主トレとかでは、もう普通に投げられている状態であるとは思っています」と見通しを話した。
出典:日刊スポーツ
村上選手の怪我について、「来春のキャンプでは問題ない」と書かれています。
これを聞いて、少し安心といったところですね。
村上選手には、その悔しい気持ちをぜひ一軍の舞台でぶつけて欲しいです。
【結論】焦らないことが大事
とはいえ、焦らないことが大事ですね。
一番怖いのは、焦って他の部位をケガしてしまうこと。
そして、ケガが再発してしまうことですね。
これだけはなんとしても避けたいところ。
本人的には、「早く活躍したい」と言う気持ちがあると思いますが、ここはじっくりと治療していただきたいですね。
以上、阪神ドラフト5位の村上選手の紹介記事でした。
それでは、まとめに入ります。
【阪神】村上頌樹をドラフト5位で指名!!特徴や持ち球について徹底解説!!:まとめ
それでは、今回の記事の重要ポイントを改めてまとめていきます。
- 球児投手並みの回転数を誇るストレートと四隅に決まる制球力が武器の右腕。
- 球種も多彩で、ストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップなどを投げる。
- 主に先発投手として活躍が予想され、一軍の先発ローテ入りに期待がかかる。
- 現在は、右前腕肉離れの治療をしているものの、来春には間に合う模様。(焦らないのが大事)
140km/h後半の伸び上がるストレートと制球力が武器の村上投手。
2020年ドラフト会議では、阪神タイガースからドラフト5位で指名され、将来がとても期待されています。
また、本来はドラフト1位または2位で指名される逸材であったものの、右前腕肉離れによって評価を落とすことに。
しかしながら、来春の春季キャンプには間に合う模様で、本来の実力を発揮してぜひ一軍の先発ローテに食い込んで欲しいです。
今回の記事は、当サイト(プロ野球観戦の巣)を常に支えていただいているいっちょんさん(@UBC6gQFcjxminXy)のリクエスト記事になります。
今後もプロ野球に関して何か書いて欲しいネタがあれば、どしどし教えてください。
その際、TwitterのDM等で教えていただけると嬉しいです。
それでは、今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しい野球観戦ライフをお送りください。
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