・今話題のサイレントトリートメントってどういう意味なの!?
・発祥が海外だけど、日本でもサイレントトリートメントが行われていたりするの!?
今回の記事では、上記の2つの疑問に対して答えていきます。
本記事で分かること
- サイレントトリートメントの意味や由来について。
- 二刀流で有名な大谷翔平選手もサイレントトリートメントの餌食になったこと。
- 日本でのサイレントトリートメントの評判について。
先日、メジャーリーグでこのような場面がありました。
エンゼルス・大谷選手がメジャーで初本塁打を放った後、チームメイトからある意味手荒な祝福を受けました。
これをサイレントトリートメントというのですが、日本ではあまり馴染みのないものであるため、初めて聞いたという方も多いと思います。
本記事では、そんな方のためにサイレントトリートメントについてあらゆる角度から解説していこうと思います。
記事の本筋に入る前に、私の自己紹介をしておきましょう。
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- 野球観戦歴16年
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それでは、記事の最後までお付き合いください。
目次
【野球用語】サイレントトリートメントとは!?
結論から言うと、無言で祝福することを言います。
これだけだと、何を言っているのかわからないと思うので、動画を見ていただきます。
ホームランを打ってチームメイトがベンチに帰ります。
本来は、ベンチは祝福ムードに包まれると思うのですが、そんなのはなく静かなムードが漂う。
しかし、数分後にベンチが祝福ムードに包まれる。
これをサイレントトリートメントと言います。
英訳すると、silent treatmentで「静かに扱う」と言う意味を表しますね。
言葉の意味をそのまま体現したものになりますね。
【野球用語】サイレントトリートメントの由来について
この記事を読んでいるあなたに悲報があります。
本来なら、つらつらとサイレントトリートメントの由来を書くところでした。
しかし、何を調べてもサイレントトリートメントの由来は出てきませんでした。
こんなことは、記事を書いていて初めてですね(笑)
そんなことは置いといて、サイレントトリートメントの詳しい由来については、どこにも載っていませんでした。
しかし、考えるとするなら、アメリカンジョークの一環で試しにやってみたら受けたと言う認識が濃厚ではないのかなと思ったりしてます。
二刀流の大谷翔平がサイレントトリートメントを受けることに、、、
実は、二刀流で有名なエンゼルスの大谷翔平選手もこのサイレントトリートメントを受けています。
そして、この大谷翔平選手がサイレントトリートメントを受けたことで、日本でも急速に行われるようになりましたね。
動画を見ていただけたらわかると思いますが、何も知らない人からしたらビビりますよね。
「俺無視られてね!?」って思ってしまってもおかしくない状況ですよね。
実際に、この時の印象について大谷選手は「最初は何が起きたのか」と言っているくらいですからね。
また、サイレントトリートメントの時に大谷翔平選手の反応が面白いですよね。
「俺、ホームラン打ったよ。褒めてよ」と言わんばかりの感じでしたし。
いずれにせよ、普段から強固な人間関係が作られていないとこんなことはできないですね。
日本でもサイレントトリートメントは行われている
先ほど、ちょろっと書きましたが、大谷選手がサイレントトリートメントを受けたことで、急速に日本でも行われるようになりました。
例えば、日本ハムの杉谷選手に対するサイレントトリートメントはこのような感じです。
動画のタイトル通り、ただの無視ですよね(笑)
杉谷選手のキャラだからこそ、このようなことができるかもしれませんが、実際やられるとすごくメンタルえぐられそう。
他には、巨人の大城選手に対するサイレントトリートメントはこちらです。
これは、先ほどの杉谷選手に対するサイレントトリートメントに比べたらまだマシですね。
これぐらいなら、メンタルえぐられなくてすみそうですね。
いずれにせよ、プロ野球観戦の立場から見る分には、全然面白ですよね。(当事者はキツそう🤭)
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【野球用語】サイレントトリートメントは日本で評判が悪いのか!?
ここまで、サイレントトリートメントについて解説してきましたが、いかがでしたか!?
もしかしたら、ここまで読んでみて「むなくそわるい」と思った方もいるかと思います。
実は、日本ではあまりサイレントトリートメントに対して良い印象を抱かれていません。
これについては、大きく3つの要因が考えられます。
具体的には、下記の通りです。
- 張本氏がサイレントトリートメントを痛烈に批判
- 何でもかんでもアメリカの真似をすればいいわけではない
- ただの新人いじめ
それでは、上記の3つについてそれぞれ深堀していきます。
①:張本氏がサイレントトリートメントを痛烈に批判
アメリカナイズされた日本を常に批判している張本氏が黙っているわけないですよね。
これについては、実際に新聞報道でも伝えられています。
張本氏「ここは日本だからね! なんでもかんでもアメリカの猿真似するなと言いたいね! サムライなんだから、全員が正座して三顧の礼で迎えるとか、日本独自のやり方を工夫しなさいよ。そんなにアメリカがいいかね! 自分の庭で横文字の遊びをさせて喜ぶ親がどこにいる! 私なんかね、床屋で髪の毛洗うときに、やたら話しかけるのは客の気分をこわすことがあり、特に『かゆい所ございませんか?』を『濃ゆい所ございませんか?』と聞き違えたオヤジが腹立てて散髪代を踏み倒すのを防止するために、理容業界で、静かにリンスをすること。最初にアメリカで考案されたが、何でもアメリカの真似をしたがる日本でも急速に広まっている理容業界における流行かと思いましたよ。サイレント・トリートメント? 喝~~~~!」
出典:サイレント・トリートメントはよせ メジャーの猿真似だ|野球|日刊ゲンダイDIGITAL
と言う感じで、否定しているわけですね。
プロ野球界のご意見番である張本氏は今回だけに限らず、以前も日本プロ野球がアメリカ依存していることに対して警鐘を鳴らしていました。
そこで、2番目の要因を見ていきましょう。
②:何でもかんでもアメリカの真似をすればいいわけではない
例えば、張本氏はコリジョンルールや統一球の際も同様に批判していましたね。
確かに、日本のプロ野球がアメリカの真似ばかりをしているといえば、その通りかもしれませんね。
私も日本のプロ野球は、少しアメリカにあわせすぎかなと言う印象は常に抱いています。
特に、ワンポイントリリーフが禁止になるということも、簡単にいえば、アメリカの真似をしたと言っても過言ではないですよね。
これは、個人的にとてもショックで、野球本来の醍醐味というか面白味が失われた瞬間でもありました。
アメリカの野球が先進だからといって、何でもかんでも真似をするのはどうなのかなという思いはありますね。
こんなことばかりしていると、日本らしさというものが失われるのではないかと心配してしまいますね。
③:ただの新人いじめ
この理論は、単純ですね。
サイレントトリートメントは、新人選手や新入団選手に対して行われるものになります。
そして、動画を見ていただくとわかると思いますが、一歩間違えたらただのいじめですよね。
これをアメリカの人たちはアメリカンジョークと言うのですが、日本ではあまり受けないですよね。
また、サイレントトリートメントについては、下記のような記事もあります。
サイレント・トリートメントの標的となった人は、とても を抱えます 。人から無視をされることで「自分は人から気遣われる価値のない人間だ」と感じます。これが暗く冷たい気持ちから起こった行動ならなおさらタチが悪く、被害者もどう受け取っていいのか戸惑ってしまいます。
出典:サイレント・トリートメント:目に見えない心理的虐待 — こころの探検
少し、オーバーに捉えすぎかもしれませんが、サイレントトリートメントをするなら、上記のことを十分に心得ないといけないですね。
論点は文化の違いとアメリカ依存の2つ
上記の3つの要因からわかることは、文化の違いとアメリカ依存の2つですね。
文化の違いについて言うと、サイレントトリートメントは日本ではあまり受けないと思います。
すごく仲の良い内輪でやるならいいですけど、会社の飲み会とかのノリでやるものではないですよね。
日本の一般社会でサイレントトリートメントをやると、寒くなるだけですね。
また、アメリカ依存について言うと、これは的を得ていますね。
何度も言う通り、日本のプロ野球はアメリカに合わせすぎなところがあるため、日本の野球の面白さや醍醐味が失われつつあります。
これを防ぐためには、日本プロ野球全体が自分たちの野球に対して誇りも持ってプレーしていくことが大事ですね。
これは、選手だけではなく応援するファンも同じですよ。
他国の野球文化を柔軟に受け入れることも大事ですが、それをしすぎて流されてしまうのなら本末転倒ですよ。
このスタンスはとても重要で、今後も日本プロ野球が世界に強さを発信して行くためには、必要なマインドではないかと考えています。
本記事を通じて、私の考えが届けば嬉しいです。
【野球用語】サイレントトリートメントとは!?:まとめ
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それでは、今回の記事の重要ポイントを改めてまとめていきます。
今回の記事の重要POINT
- サイレントトリートメントは、無言の祝福を表し、アメリカを中心に行われている。
- 二刀流で有名な大谷翔平選手もサイレントトリートメントを受けた。
- 日本では、あまりサイレントトリートメントの受けはよくない
- 批判される理由として、文化の違いとアメリカ依存の2つがよく挙げられる。
今回の記事では、主に野球でよく聞くサイレントトリートメントの意味について解説しつつ、日本での評判が悪いことについても深堀してきました。
海外では、大谷翔平選手がサイレントトリートメントの祝福を受けたことから、日本でもブームになりましたよね。
しかし、すべての人がサイレントトリートメントに対して、賛同しているわけではなく、一部批判している方もいます。
個人的には、サイレントトリートメントに対してそんなに悪い印象はないのですが、これを勘違いして一般社会でやるのはやめていただきたいと思っています。
これは、単純に一般の方にこのようなジョークをしても通じないだろうし、人間関係に亀裂を生む可能性が多いあるからです。
上記のことに十分、配慮していく必要があるのではないかと考えています。
ですが、プロ野球観戦で見ている分には楽しいので、特段否定するつもりはないです。
という感じで今回の記事を締めさせていただきます。
楽しい野球観戦ライフをお送りください。
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