ブログ総閲覧数200万超&Twitterフォロワー数4000人超の野球ブロガー。草野球歴も10年程あります。
過去に、野球において自分自身が経験したことや失敗したこと、初心者の方に知っておいてほしい情報を多くの人に伝えたく、当サイト(プロ野球観戦の巣)を立ち上げ。
当サイト(プロ野球観戦の巣)を通じて、野球の面白さや楽しさを伝えるべく、本日もブログやSNSで情報発信しています。
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・アンダースローのメリットって何があるの?
・逆にアンダースローのデメリットは何がある?
今回の記事では、上記の2つの疑問を解決していきます。
アンダースローを投げる投手は日本ではなかなかいないので、お目にかかる機会はあまりないですよね。
私も15年間プロ野球観戦をしてきて、アンダースローのピッチャーは数えるほどしか見ていません。
そこで、今回はプロ野球観戦をする立場からアンダースローのメリットとデメリットをできるだけ多く挙げて、解説していきます。
信頼性を担保すると、この記事を書いている私は、プロ野球観戦歴16年で毎年ひいきチームの試合を中心に143試合見ています。
また、アンダースロー投手についてもプロ野球観戦を通じて、熟知しています。
それでは、最後までお付き合いください。
※音声ラジオで聴きたい方は下記からどうぞ。
結論から言うと、全部で大きく6つあります。
それでは、上記の6つのメリットをプロ野球観戦の立場から解説していきます。
アンダースローの投手は球筋がとても独特ですね。
例えば、下記のような動画はどうでしょうか。
アンダースローの投手は、別名下手投げと言われるように、下から投げます。
下から投げると、バッターからは浮き上がってくるように見えるんですよね。
そのため、バッターも「打った」と思ったボールが、実は空振りしてたということはよくあります。
これは、野球観戦をしていてもよく見る光景ですね。
先発完投型とは、1回から9回まで投げ切ることを言います。
つまり、アンダースローの投手が投げる試合は、一人で投げきることが多いと言うことですね。
具体例をあげると、元千葉ロッテマリーンズの渡辺俊介氏は、1試合を投げきるスタミナはしっかりと持っていましたね。
渡辺俊介氏の投球フォームは、アンダースロー投手の中でも、ずば抜けてキレイですね。
特に横から見た動画を見ると、いつも「よく地面に擦らないよな」って思いますね。
話を戻すと、アンダースローの投手は下半身が強くないと投げることができません。
なので、ウェイトトレーニングを欠かさず行わないとケガのリスクが上がります。
アンダースローで投げる投手は、このウェイトトレーニングがしっかりとできている傾向にあるので、スタミナ十分なピッチャーが多いですね。
ワイルドピッチとは、暴投ともいい、あらぬ方向にボールを投げることですね。
例えば、下記のような感じですね。
ちょっとオーバーすぎる暴投にはなるのですが、こんなような感じです。
暴投が起きる可能性がある変化球をあげると、フォークボールが一番暴投のある可能性が高いボールになります。
フォークボールについては、下記の記事で解説しています。
しかし、アンダースローの投手はフォークボールを基本投げることができません。
これは、技術的な内容にはなるのですが、体の使い方やボールを離すポイントの問題でフォークボールを投げることは難しいと言われています。
事実、現役のアンダースロー投手の中でもフォークボールを投げる投手はほとんどいませんね。
ということは、アンダースロー投手は必然的にワイルドピッチは少なくなりますよね
アンダースローの投手は、基本的に投げる人が少ないため、練習する手段もありません。
日本プロ野球界でアンダースローを投げる投手は、両手でおさまるぐらいしかいません。
そうなると、バッターはアンダースローの投手になれる練習があまりできませんよね。
自分のチームにそのような投手がいればいいですけど、いないチームがほとんどですよね。
このように、アンダースローの投手に慣れるための練習をするのがほとんどできないので、バッターはアンダースローの投手を打ち崩すのは難しいですね。
アンダースローの投手は、ボールがどこから出てくるのかを見破るのが難しいですね。
そのため、バッターからしたらタイミングをずらされてしまい、ボールに差し込まれる場面が多くなりますね。
また、ボールの出所がわからないと、ピッチャーの投げるボールを見破ることも難しくなります。
例えば、ストレートなのか、または、変化球なのか、と言った具合にですね。
こうやって、バッターを惑わせることができるのも、アンダースロー投手のメリットですね。
アンダースローで投げる投手は、基本的に股関節が柔らかくないと投げることができません。
そうではないと、怪我をしてしまうリスクがあるからですね。
そして、アンダースローの投手は股関節が柔らかいため、ギリギリまで脚を広げて投げます。
下記の動画を見てください。
この動画を見ると、足をギリギリまで伸ばして投げていることが分かりますよね。
そして、先ほども言ったように、アンダースローの投手は股関節が柔らかいです。
そうなると、ボールを離すポイントがよりバッターの近くで離すことになるので、バッターはとても近く感じます。
これもアンダースローで投げる投手の大きなメリットの1つですね。
結論を言うと、全部で大きく4つあります。
それでは、上記の4つのデメリットをそれぞれ解説していきます。
アンダースロを投げる投手は、球速が遅いです。
例えば、現東北楽天ゴールデンイーグルスに在籍している牧田投手は、平均球速130キロ未満ですね。
開幕直後の活躍以上に可能性を感じさせたのが、8月以降の4登板だった。合計8回1/3を投げ、被安打は僅かに3本、無失点で1年目を終えた。アンダースローから放たれるストレートの平均球速は80.5マイル(129.5キロ)というスピードにもかかわらず、35イニングで奪った三振は「37」に上った。西武時代は、奪三振数が投球回数を上回ったことは一度もなかったが、メジャーでは1年目から奪三振能力を見せつけた形だ。
この記録は、牧田選手がメジャールーグにいた頃の記録になるのですが、現在もさほど変わっていないと考えています。
しかし、最近はアンダースローの投手でも、平均球速140キロを超える投手が出てきていますね。
選手名をあげると、福岡ソフトバンクホークスの高橋礼投手ですね。
動画を見ていただけたらわかると思いますが、これまでのピッチャーより速いことが分かりますよね。
アンダースローで140キロを超えるとか、控えめに言ってやばいですよね。
野球の進化のスピードをまざまざと見せつけられましたね。
アンダースローの投手は、盗塁されやすいです。
なぜなら、クイックモーションがどうしても大きくなるからですね。
まれに、牧田投手のようなクイックモーションがとても速い投手もいるんですけどね。
しかし、アンダースローで投げる投手の多くは、盗塁されやすい投球フォームをしていますね。
先ほど、メリットでアンダースローで投げる投手は慣れにくいと書かせていただきました。
しかし、このメリットは結構、表裏一体だったりするんですよね。
つまり、慣れられたらやばいんですよね。
そもそも、アンダースローを投げる投手の売りは、独特なフォームにあるので、それに慣れられるときついですよね。
だからこそ、アンダースローを投げる投手は慣れられないために、緩急を使ったり、間合いを取るなどして、タイミングをうまくずらしていかないといけないですね。
結論、アンダースローを投げる投手は頭が良くないとできないですね。
アンダースローを投げる投手は、落ちる系のボールを投げるのは難しいですね。
ここで言う落ちる系のボールは、フォークボールやチェンジアップ等の変化球ですね。
詳しくは、下記の記事で解説しています。
落ちる系のボールを投げられない代わりに、アンダースローを投げる投手は、シンカーといった斜めに沈むボールを武器にしていることが多いですね。
そして、シンカー系のボールはサイドスローやアンダースローで投げる投手の方が投げやすいという面があるので、この傾向が強いですね。
☞アンダースローでフォークを投げられるのか!?【結論:厳しい】
それでは、今回の記事の重要ポイントを改めてまとめていきます。
今回の記事の読んで、アンダースローの魅力やメリットがしっかりとわかっていただけたのではないでしょうか。
私はプロ野球観戦を始めて、15年間ひいきチームを応援しているのですが、アンダースローの投手はいまだに入団していないですね。(記憶違いなら申し訳ないです🙇♂️)
アンダースロー投手がチームの一員になってもらえると、こんなに心強いことはないですよね。
アンダースローを投げる投手には、もちろん弱点はあるのですが、そこをキャッチャーとうまく共同作業しつつ、改善できればもっと活躍する選手は増えると思いますよ。
という感じで、今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しい野球観戦ライフをお送りください。
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