≫【最新版】おすすめのプロ野球ネット中継サービスはこちら

【野球用語】OPSとは!?意味や計算方法、歴代ランキングも解説!

当ページのリンクには広告が含まれています。
【野球用語】OPSとは!?意味や計算方法、歴代ランキングも解説!
  • URLをコピーしました!
スポンサーリンク
本記事の執筆者
ヒロトニン
ヒロトニン@野球ブロガー

ブログ総閲覧数200万超&Twitterフォロワー数4000人超の野球ブロガー。草野球歴も10年程あります。

過去に、野球において自分自身が経験したことや失敗したこと、初心者の方に知っておいてほしい情報を多くの人に伝えたく、当サイト(プロ野球観戦の巣)を立ち上げ。

当サイト(プロ野球観戦の巣)を通じて、野球の面白さや楽しさを伝えるべく、本日もブログやSNSで情報発信しています。

お悩みくん

・最近、OPSという用語をよく聞くけど、これってどういう意味なの?
・OPSで何が分かるの?

 

今回の記事では、上記の2つの疑問に答えていきます。

 

本記事でわかること

  • OPSとは
  • OPSの読み方
  • OPSの使い方・見方
  • OPSの目安
  • OPSの弱点・欠点
  • OPSの計算方法
  • OPS歴代ランキング
  • OPSの未来について

 

最近の野球界は、データを用いた戦術が非常に多くなったと感じています。

 

その代表例として挙げられるのが、セイバーメトリクスと呼ばれるもの。

 

セイバーメトリクスとは、野球において統計学を用いて作戦や戦術を立てることを指します。

 

 

今後、よく聞く野球用語になると思うので、本記事を通してぜひあなたの知識にしてほしいです。

 

記事の本筋に入る前に、私の自己紹介をしておきましょう。

 

信頼性の担保

  • 野球観戦歴16年
  • Twitterフォロワー数4000人超
  • 月刊閲覧数は100000PV超(上位1%代)

 

それでは、記事の最後までお付き合いください。

 

スポンサードリンク
目次

OPSとは?

OPSとは?

 

OPSとは、打撃能力の優劣を評価する指標の1つになります。

 

OPSという名称は、英語の頭文字をとったもので、具体的には「On-base-plus-slugging」です。

 

OPSの読み方

 

OPSの読み方は、大きく2つあります。

 

具体的には、以下の通り。

 

  • オプス
  • オーピーエス

 

読み方はどちらでもよく、個人的には後者の方が好みですね。

 

OPSの計算方法

 

OPSの計算方法は、以下の通り。

 

【出塁率】+【長打率】=【OPS】

 

出塁率と長打率の意味については、以下を参考にどうぞ。

 

出塁率 = (安打数+四球+死球)÷(打数+四球+死球+犠飛)出塁率とは、打数、四球、死球、犠飛の合計数のうち、四球、死球、安打で出塁した割合を表します。犠飛のときは出塁ではないので出塁率は下がります。犠打も出塁ではないですが計算から除かれている為、出塁率は変わりません。また失策で出塁したときは、打数が1増えるだけなので出塁率は下がります。

記録の計算方法 | 野球の記録について | NPB.jp 日本野球機構

長打率 = 塁打数÷打数
長打率とは、1打数あたりの塁打数の平均値を表します。塁打とは、「単打=1、二塁打=2、三塁打=3、本塁打=4」として計算します。1打数1安打1本塁打の選手は、塁打数の4を打数の1で割るので、長打率4.000となるわけです。

記録の計算方法 | 野球の記録について | NPB.jp 日本野球機構

 

OPSの最大値は5.00で、理由は出塁率の最大値が1.00長打率の最大値が4.00だからです。

 

OPSの使い方・見方

 

OPSが高い打者というのは、出塁できて長打を打てる打者なので、得点との相関関係が非常に強い打撃指標です。

 

打撃指標は数多くありますが、それぞれ得点との相関関係を表すと以下のようになります。

 

  • 打率:0.849
  • 出塁率:0.910
  • 長打率:0.913
  • OPS:0.955

※1.0に近づけば近づくほど、相関関係が強い

 

OPSは、打率や出塁率、長打率などと比較しても、得点との相関関係が高いことがわかります。

 

得点を叩き出す力のある打者を精査する場合、OPSを使うことで簡単に判断することが可能です。

 

OPSの目安

評価OPSの範囲
文句なし.900〜
非常に良い.830〜.900
良い.770〜.830
普通.700〜.760
平均以下.630〜.700
悪い.570〜.630
ひどい〜.570
OPSの目安

 

OPSの目安は、上記の通り。

 

OPSの平均は大体.700前後で推移しています。

 

 

OPSが.800を超えてくると、優秀な打者として見られ、OPSが.900を超えると、クリーンアップを張れる打者と言えるでしょう。

 

OPSの弱点・欠点

OPSの弱点・欠点

 

OPSには強みがある反面、弱みや欠点がいくつか存在します。

 

具体的には、以下の4つ。

 

  • パワーヒッターに有利な指標
  • 脚の速い打者に不利
  • タイトルがまだない
  • OPSにこだわりすぎると視野が狭くなる

 

それでは、深堀していきます。

 

パワーヒッターに有利な指標

 

改めて、OPSの計算式を見ていきましょう。

 

【出塁率】+【長打率】=【OPS】

 

出塁率に関して言うと、リーグトップの打者は大体4割ぐらい。

 

長打率のリーグトップは6割ぐらいを推移します。

 

そうなると、OPSを上げるためには長打率をあげた方が伸び幅が高まります。

 

なぜなら、出塁率はどんだけ頑張っても4割が限界だからです。

 

なので、OPSが高い打者はよくホームランを打つ選手、つまりパワーヒッターが有利になります。

 

打撃指標という意味では、こういった偏りが出てしまうのは少しマイナスポイントではあります。

 

脚の速い打者に不利

 

OPSには、走塁であったり、盗塁のような技術を加味するような指標が含まれていません。

 

そのため、足が早くて小技が上手い選手は基本的にはOPSは高くありません。

 

仮に足が早くて小技が上手い選手で、OPSを重視する球団に属している場合、年俸面で不利になってしまいます。

 

メジャーリーグはOPSを重視する傾向にあるので、小技をよく使う選手や盗塁&走塁技術がある選手はあまり評価されません。

 

なので、メジャーリーグだと特に、小技をよく使う選手や盗塁&走塁技術がある選手は、評価されにくい土壌にありますね。

 

タイトルがまだない

 

OPSの認知度は年々上がってきてはいるものの、打撃タイトルとしてはまだ認定されていません。

 

特に、日本では小技が上手で足の早い打者が重宝される傾向が依然残っているので、OPSを重要視する時代はまだ先かなと思います。

 

OPSにこだわりすぎると視野が狭くなる

 

5chのプロ野球スレを見ていると、OPS厨が必ずと言っていいほど生息しているんですよね。

 

OPSは確かに優秀な指標ではありますが、メリットもあればデメリットもあることを理解しておかなければいけませんよね。

 

つまり、打撃指標の一つとして考えるぐらいでいいと思います。

 

OPS一筋で考えるのは、プロ野球観戦において視野を狭める結果になるので、あまりおすすめしません。

 

せっかくのプロ野球観戦がつまらなくなるので、この記事を読んでいるあなたには楽しく野球を見てもらいたいので、注意してほしいところです。

 

OPSの歴代ランキング

順位選手名チームOPS
1王貞治読売ジャイアンツ1.293
2ランディ・バース阪神タイガース1.258
3王貞治読売ジャイアンツ1.255
4落合博満ロッテオリオンズ1.244
5ウラディミール・バレンティン東京ヤクルトスワローズ1.234
6落合博満ロッテオリオンズ1.232
7アレックス・カブレラ西武ライオンズ1.223
8王貞治読売ジャイアンツ1.211
9王貞治読売ジャイアンツ1.21
10王貞治読売ジャイアンツ1.204
歴代OPSシーズン成績
順位選手名チーム
1王貞治1.08
2松井秀喜.996
3アレックス・カブレラ.993
4落合博満.987
5タフィ・ローズ.940
6張本勲.9334
7中西太.9325
8小笠原道大.931
9松中信彦.927
10ブーマー・ウェルズ.9267
歴代OPS通算成績

 

シーズン成績と通算成績ともにOPS1.000を超えている王貞治さんの凄さを感じます。

 

他の打者は1.000を超えていないあたり、”世界の王”と言われた理由がこの成績だけを見てもわかりますね。

 

スポンサードリンク

【余談】将来的にOPSを基準にして打順を組む球団が増えそう

【余談】将来的にOPSを基準にして打順を組む球団が増えそう

 

これまでは、2番目の打者に小技や足の早い選手を置くことが定石でした。

 

しかし、最近はフライボール革命という言葉がアメリカでは流行していて、ホームランを打つ打者が重要視されています。

 

 

そのため、2番目の打者に長打を打てる打者を置いて、一気に得点をとる戦法に移り変わっています。

 

この流れはアメリカだけでなく、日本プロ野球にもきていて、最近は2番打者に長打を打てる打者を置く機会が格段に増えています。

 

そこで重視されるのがOPSです。

 

今後はさらにOPSを重視する流れが強くなり、選手の打撃成績欄や打者タイトルで目にする機会が増えるかもしれません。

 

【野球用語】OPSとは!?意味や計算方法、ランキングも!!:まとめ

スポンサードリンク

 

それでは、今回の記事の重要POINTを改めてまとめていきます。

 

今回の記事の重要POINT
  • OPSとは、打者の指標の一つで高いほど、得点に絡んでいることがわかる
  • OPSにもデメリットがあるので、そればかりを絶対視するのは良くない
  • 今後は、OPSを基準としたスタメンの組み方をする球団が増えてきそう。(現在もある)

 

本記事では、主にOPSについての解説をしてきましたが、あなたは理解できたでしょうか。

 

もっと複雑なものだと思っていた方が大半だと思いますが、実際はそこまで難しくなく、簡単な指標であることがわかったと思います。

 

ここで記事をおわってもいいですが、最後に一つだけ言わせてください。

 

本記事を読んだあなたはせっかくOPSについて理解したので、そんなあなたにはリアルタイムで野球観戦をしてほしいと思っています。

 

なぜなら、数字上だけで選手を見るのではなく、実際のプレーや打席での内容を自分の目で見た方が、この数値が果たして適切なのかがわかるからです。

 

また、それだけではなく私の経験から言わせていただくと、実際に野球を見た方が楽しいです。

 

野球の観戦方法がわからないという方向けに本ブログでも記事を書いているので、これから野球観戦をしたいという方はぜひ読んでください見てください。

 

 

 

野球観戦には、主に2つのパターンがあるので、あなたのニーズに合わせて読んでみてください。

 

それでは、今回の記事はここまでにしたいと思います。

 

楽しい野球観戦ライフをお送りください。

 

セイバーメトリクスについてさらに知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。

 

【期間限定】初めて利用&30歳以下の方向けにキャンペーン開催!!

 

以下の条件に当てはまる方は、超お得にスカパープロ野球セットを利用することができます。

 

  • 契約日翌日の時点で30歳以下の方
  • 2月1日から4月30日の間に契約した方

 

キャンペーン期間に契約した場合、月額料金は「4483円(基本料込み)→1929円(基本料込み)」と超お得にスカパープロ野球セットを利用することができます。

 

また、このキャンペーンは、契約後の翌月から3ヶ月間適用されるため、契約後は以下の料金になります。

 

引用:スカパープロ野球セット公式

 

15年以上、スカパープロ野球セットを利用していますが、スカパーでは前代未聞の割引価格と言えるでしょう。

 

最近は、「DAZNが値上げした」と言うこともあるため、スカパーとしては顧客を増やすチャンスと踏んで、このようなキャンペーンを実施したと言えます。

 

そのため、この機会を逃すと二度とこのキャンペーンを受けることができないと考えてもいいと思います。

 

それぐらい、新規契約者にとっては超お得にスカパープロ野球セットを利用するチャンスなので、ぜひこの機会を逃さず、利用してみてください。

 

\ 月額4483円→1929円大幅割引!!/

 

スカパープロ野球セット割引キャンペーンの詳細は、以下の記事で別途解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

スポンサードリンク

スポンサードリンク
ヒロトニン
野球ブロガー
野球ブロガーのヒロトニンです。
実績は以下の通り。

・Twitterフォロワー数4000人超
・当サイト(プロ野球観戦の巣)総閲覧回数200万回超
・月間平均10万アクセス

当サイトでは、プロ野球観戦を10倍楽しくする方法や草野球初心者が走攻守の面で上達することをテーマに試筆しています。好きな球団は、阪神タイガースです。
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次