ブログ総閲覧数200万超&Twitterフォロワー数4000人超の野球ブロガー。草野球歴も10年程あります。
過去に、野球において自分自身が経験したことや失敗したこと、初心者の方に知っておいてほしい情報を多くの人に伝えたく、当サイト(プロ野球観戦の巣)を立ち上げ。
当サイト(プロ野球観戦の巣)を通じて、野球の面白さや楽しさを伝えるべく、本日もブログやSNSで情報発信しています。
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最近、野球を見ていると、「フライボール革命」という言葉をよく耳にしますが、どういう意味でしょうか。また、従来の野球とはどう違うのでしょうか。
今回の記事では、このような疑問に答えていきます。
今回の記事では、近年注目されているフライボール革命についてあらゆる角度から解説していきます。
記事の本筋に入る前、私の自己紹介しておきましょう。
それでは、記事の最後までお付き合いください。
結論から言うと、「下から上にかち上げるバッティングの方が、ヒットになりやすい」という理論のことを指し、近年主流のバッティング理論になります。
最近で言うと、柳田選手や山川選手らがこれに当てはまりますね。
結論から言うと、2015年にアストロズが他球団に先駆けて、この考えを導入したことから始まります。
この年、アストロズはワールドシリーズを制覇し、フライボール革命に注目が集まり始めました。
本格的に浸透し始めたのが2017年で、この年の全球団のホームラン数は前年から大幅増の6105本。
2019年には6776本に達し、年々ホームラン数が増加しています。
ホームラン数の推移を見ても、2015年から徐々にフライボール革命が浸透し始めたといっても過言ではないでしょう。
結論から言うと、プロ野球界で統計学やデータが普及し、ヒットが出やすい打球速度と角度が明確になったからです。
一昔前は、ダウンスイングやレベルスイングが、バッティング指導の基本で、どちらかというとゴロやライナーを打つことを推奨していました。
しかし、スタットキャストという機器が普及したことで、打球角度であったり打球速度を測ることが容易となり、ダウンスイングやレベルスイングが理にかなっていないという見方も出てくるようになりました。
具体的な数字は、以下の通り。
159km/h → 25°〜31°
161km/h → 24°〜33°
187km/h → 8°〜50°
上記のように、ヒットやホームランが出やすい打球速度と打球角度の範囲をバレルゾーンといい、この範囲に当てはまった打球の場合、ヒットになる確率はなんと8割に上ります。
また、最近は極端な守備シフトを敷くことが多く、内野ゴロの場合アウトになる確率が非常に高くなりました。
守備シフトに引っかからないためには、シフトの頭を越えるような打球を打つ必要があり、そういった意味でもフライボール革命が浸透した1つの要因と言えると思います。
先ほど、フライボール革命の発祥は、2015年のアストロズと言うことを書きました。
ですが、実は2015年以前にこのフライボール革命の考え方を心得ていた日本人選手がいました。
その選手の名前は、落合博満さんです。
落合さんといえば、神主打法を駆使して数々の偉業を達成したレジェンド選手で、打撃練習の際はフライを打つ練習を主にしていました。
当時は、内野ゴロを打つことを意識した練習が主であったため、その当時とは逆行するような練習法を取り入れていました。
そこから30年経った現在、落合さんが取り入れていた練習法や考え方が今主流となっています。
中日監督時代に卓越した勝負感に色々と驚かされることが多かったですが、こういった先見の明があるところも改めてすごいなと思いますね。
結論から言うと、目に見えてホームラン数が増えましたね。
以下のデータを見てみましょう。
年度 | 本塁打数と三振数 |
2015年 | 647本塁打、5882三振 |
2016年 | 628本塁打、5929三振 |
2017年 | 782本塁打、6319三振 |
2018年 | 856本塁打、6168三振 |
2019年 | 851本塁打、6381三振 |
年度 | 本塁打数と三振数 |
2015年 | 571本塁打、6013三振 |
2016年 | 713本塁打、6130三振 |
2017年 | 718本塁打、6335三振 |
2018年 | 825本塁打、6302三振 |
2019年 | 837本塁打、6656三振 |
上記は、日本にフライボール革命が浸透し始めた時期の本塁打数と三振数になります。
見てみると、2018年あたりから急激に本塁打数が増えていることがわかります。
また、三振数も増えていることから、「ホームランor三振」といった打撃スタイルが定着しつつあると言うこともここからわかりますね。
しかし、ここ3年のリーグ別本塁打数と三振数を見てみると、驚くべきことがわかりました。
年度 | 本塁打数と三振数 |
2020年 | 614本塁打、5368三振(120試合制) |
2021年 | 689本塁打、6269三振 |
2022年 | 613本塁打、6441三振 |
年度 | 本塁打数と三振数 |
2020年 | 674本塁打、5429三振(120試合制) |
2021年 | 760本塁打、6334三振 |
2022年 | 691本塁打、6068三振 |
本塁打数は減少傾向、三振数が平行線ということで、投高打低になりつつあります。
一見、本塁打数が減っているということで、「フライボール革命は終焉!?」みたいな印象を受けるかもしれません。
ですが、個人的にはまだまだ続くと考えています。
投手のレベルは近年凄まじく伸びているため、連打を望めなくなってきている分、ホームラン狙いの打撃がさらに増えているのではないかと思っています。
本塁打が減少しているのに三振数が変わっていないのは、「投手レベルが上がっていること&打者がホームラン狙い」という2つの要素が合わさっていることが大きいと思いますね。
今後も変わらず、フライボール革命を基本としたバッティングスタイルがメインになると予想されます。
フライボール革命が主流になったことで、ホームランを含む長打の数が増え、大味な試合展開が多くなりました。
その反面、両チームの駆け引きであったり、心理戦、バントや進塁打といった小技が少なくなり、つまらなくなったという意見も中にはあります。
以下、Twitterの口コミです。
野球ファンの口コミを見ても、「大味でつまらない」「頭を使った野球が廃れた」といった意見が多いですね。
旧来の野球も現代の野球も一長一短があるわけで、それぞれにいいところも悪いところもあると思います。
選手の成績を上げるという意味では、バレルゾーンを狙ったバッティングスタイルが近道ではありますが、見ている人たちには「淡白でつまらない」という見方をされるため、つくづくプロ野球選手って大変だなって感じます。
個人的には、野球ファンも野球ファンでただコンテンツを提供してもらうだけではなく、与えられたコンテンツに対して、しっかりと熟考して面白さを追求する姿勢も必要かなと思います。
ただ見ているだけでは読み取れない部分を想像し、解釈することも野球観戦をする上で大事ですし、それも一種の楽しみ方でもあります。
野球ファンのリテラシーが上がっていけば、また違った面白さに巡り合うことができると思いますし、フライボール革命1つにとっても、まだ見ぬ面白さに気づくかもしれません。
そういった気づきを与えるという意味でも、本ブログやSNSを通して、野球観戦の面白さや楽しさを発信できればと考えています。
それでは、この辺りでまとめに入ります。
それでは、今回の記事の重要POINTを改めてまとめていきます。
当サイト(プロ野球観戦の巣)では、本記事のように野球用語やルールについて多数の記事を投稿しています。
以下の記事では、当サイトで解説した野球用語やルールについてまとめているので、こちらもぜひご拝読ください。
今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しい野球観戦ライフをお送りください。
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