【プロ野球】戦力外通告とは!?その後は悲惨!?期間は!?

お悩みくん

プロ野球シーズンが終盤戦になるにつれて「戦力外通告」という言葉をよく耳にします。戦力外通告とは具体的にどういうものなのでしょうか？

今回の記事では、このような疑問に答えていきます。

本記事でわかること

• 戦力外通告とは
• 戦力外通告の期間
• 戦力外通告と自由契約の違い
• 戦力外通告を受けた選手のその後

今回の記事では、プロ野球でよく耳にする「戦力外通告」についてあらゆる角度から解説していきます。

記事の本筋に入る前、私の自己紹介しておきましょう。

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それでは、記事の最後までお付き合いください。

【プロ野球】戦力外通告とは？実質”クビ”？

結論から言うと、「チームの構想外であることを対象選手に通達」することを意味します。

つまり、実質”クビ”と言うことです。

では、なぜ戦力外通告が行われるのでしょうか？

理由は、支配下登録枠(一軍登録できる枠)の人数が決まっているためです。

プロ野球は支配下登録枠が原則70人と決まっており、70人を超えて登録することができません。

そして、毎年ドラフト会議で新しい選手が複数人入団するため、その分の枠を確保する必要があります。

ドラフトの仕組みについては、以下の記事で解説済みです。

ドラフトについての解説記事

ドラフト会議とは？仕組み・ルール・ウェーバー制も徹底解説！ ・プロ野球のドラフト会議ってどういう意味なの！？・プロ野球のドラフト会議ってどう言った仕組みをしてるの！？  今回の記事では、上記の2つの疑問に答えていき…

ドラフト会議とは？仕組み・ルール・ウェーバー制も徹底解説！

例えば、現状支配下枠が68人で新たに5人の選手が入団する場合、3人が押し出されることになります。

つまり、この押し出された選手たちが、チームの構想外に当たるわけです。

ただ、選手らもこれからの生活があるため、即クビになるわけではありません。

事前に戦力外通告期間というのを設けて、前もって選手にチームの構想外であることを伝えます。

“クビ”や”リストラ”と聞くと、聞こえは良くないですが、反面戦力外通告はある種選手のことをしっかりと考えた仕組みでもあります。

【誤解しやすい】戦力外と自由契約の違い
戦力外：戦力という観点から、チームの構想から外れていること
自由契約：チームの所属から外れ、他球団と契約できる状態であること

【プロ野球】戦力外通告の期間はいつ？

戦力外通告の期間は、全部で2回行われます。

具体的には、以下の通り。

第一次通告期間
10/1からセ・パ公式戦終了の翌日まで
第二次通告期間
CS全日程終了の翌日から日本シリーズ終了の翌日まで

なお、日本シリーズ出場チームは日本シリーズ終了の5日後まで通告期間が設けられています。

【プロ野球】戦力外通告を受けた選手のその後は？悲惨？

戦力外通告を受けた選手は、その後どのような選択肢を取るのでしょうか？

詳しく見ていきます。

現役を引退する

一番多いケースは、現役引退のパターンですね。 

引退後は、野球評論家やコーチ、監督といったセカンドキャリアを歩みます。

中には、野球とは全く関係ない仕事を行う選手もいます。

再起を図る

戦力外通告を受けた場合、そのまま現役引退するのではなく、アマチュアリーグでプレーをして、再起を図るケースがあります。

プレーする場所としては、社会人野球や独立リーグ、海外のアマチュアリーグなどが挙げられます。

また、年に1回行われる12球団主催の合同トライアに参加してアピールをするといった方法もあります。

育成選手として契約

育成選手とは、育成枠に入っている選手のことで、70人枠の支配下登録とは別枠で設けられています。

基本的に、「ポテンシャルはあるけど一軍レベルに達するのに時間がかかる選手」や「怪我で復帰まで時間を要する選手」などが育成選手として契約されます。

【プロ野球】戦力外通告とは!?その後は!?期間は!?：まとめ

それでは、今回の記事の重要POINTを改めてまとめていきます。

当サイト(プロ野球観戦の巣)では、今回の記事のようにプロ野球でよく耳にする言葉について、分かりやすく解説しています。

他の野球用語やルールについても詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。

今回の記事はここまでにしたいと思います。

楽しい野球観戦ライフをお送りください。