ブログ総閲覧数200万超&Twitterフォロワー数4000人超の野球ブロガー。草野球歴も10年程あります。
過去に、野球において自分自身が経験したことや失敗したこと、初心者の方に知っておいてほしい情報を多くの人に伝えたく、当サイト(プロ野球観戦の巣)を立ち上げ。
当サイト(プロ野球観戦の巣)を通じて、野球の面白さや楽しさを伝えるべく、本日もブログやSNSで情報発信しています。
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野球を見ていると、「マダックス」と言う言葉を最近よく耳にしますが、どう言う意味でしょうか。また、マダックスの由来は何でしょうか。プロ野球に詳しい方に教えていただきたいです。
今回の記事では、このような疑問に答えていきます。
今回の記事では、野球用語の中でも非常にマイナーな野球用語について解説していきます。
具体的には、マダックスについてです。
あまり聞いたことがない方も多いと思うので、ぜひ本記事を通してマダックスについて深く知っていただきたいなと思います。
記事の本筋に入る前に私の自己紹介をしておきましょう。
それでは、記事の最後までお付き合いください。
結論から言うと、100球未満で完封を達成することです。
そもそも、完封とはの説明ですが、これについては別記事で解説しているので、そちらも合わせて読んでみてください。
完投についての解説記事
では、なぜマダックスと言われるようになったのでしょうか。
これについては、次の見出しで解説していきます。
マダックスという名前は、ある選手の名前から来ています。
その名前とは、通算355勝を挙げたレジェンド投手、グレッグ・マダックスです。
現役時代、彼は100球未満の完封を13回達成しています。
ファンの間でも、「100球未満の完封=グレッグ・マダックス」という公式が成り立つぐらい、非常にその印象が強い投手でした。
そういったこともあって、「100球未満の完封=マダックス」という野球用語が生まれました。
よく、体操でも技の名前に選手名が使われることがありますが、それに近いですね。
マダックスの達成条件は、「100球未満で完封」を達成することです。
完封を成し遂げるだけでも非常に労力がいるのですが、さらに100球未満という条件がつくと、さらに達成難易度は上がります。
9イニングで100球未満ですから、1イニング11球以内で27個のアウトを取らないといけません。
1イニングで大体15球くらいがいいペースと言われているので、それよりもさらに少ない球数で抑えないとマダックスは達成できないです。
具体的な数字で考えてみると、マダックスの難易度の高さがうかがえると思います。
結論から言うと、過去にマダックスを達成した選手の数は、総勢37人です。
年によってばらつきはありますが、マダックスは年におよそ1〜2回ぐらいの達成頻度になります。
しかし、2022年に関してはすでに3人の選手がマダックスを達成しており、ペース的には2003年、2008年、2009年、2012年の4人に迫る勢いと言っていいでしょう。
なかなかマダックスを達成することは難しいですが、近年はトレーニング方法やデータ解析、ピッチングノウハウ等がこれまでよりも精度が向上していることで、投手のレベルは非常に上がっています。
これについては、ソフトバンクの千賀投手も以下のように答えてます。
僕はこの先、3割打者が存在しなくなる時代が来ると思っています。なぜなら、投手はいろいろ勉強し、情報を入れ、トレーニングに生かす環境が整っているからです。各数値を見ても平均球速や変化球のスピード、変化量とあらゆるものが上昇しています。
「3割打者が存在しない時代が来る」エース千賀が力説する根拠とは|【西日本スポーツ】
一方の打者もトレーニング方法や打撃に関する情報はたくさんあるものの、打つ、走る、守るといった感じでこなす必要のある練習量が単純に多いので、急速に進化を遂げる投手に対応するのは容易ではない。そんな時代なのかなと。
このコメントを見ても、投手力という部分では球界全体を見渡しても、非常にレベルが高いと言うことが言えるでしょう。
そう考えると、今後これまでよりも多くマダックスがみられる可能性が上がるかもしれませんね
マダックスを達成するためには、何よりも球数を少なくしなければなりません。
となると、どのような投手が達成しやすいでしょうか。
結論から言うと、打たせてとるような投手がマダックスを達成しやすいかなと思います。
打たせてとる投手なので、最短1球で1アウトを取ることが可能です。
したがって、奪三振能力の高い投手よりも球数は少なくなる傾向にあると思います。
逆に奪三振能力の高い投手は、基本的に三振でアウトを重ねるので、球数は多くなりがちです。
三振は3つストライクを取らないといけないため、最低でもアウトを取るためには3球を要します。
もちろん、奪三振能力の高い投手は三振だけでアウトを取るわけではないので、一概には言えませんが、傾向としては球数が多くなりがちです。
このことから、マダックスを達成しやすい投手のタイプとして、打たせてとる投手が挙げられるのではないかなと思いますね。
それでは、この辺りでまとめに入ります。
それでは、今回の記事の重要POINTを改めてまとめていきます。
当サイト(プロ野球観戦の巣)では、本記事のように野球用語やルールについて多数の記事を投稿しています。
以下の記事では、当サイトで解説した野球用語やルールについてまとめているので、こちらもぜひご拝読ください。
今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しい野球観戦ライフをお送りください。
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