
野球観戦をしていると、「先発ローテーション」と言う言葉をよく聞きます。先発ローテーションとはどう言う意味なのでしょうか!?プロ野球に詳しい方にぜひ教えていただきたいです。
今回の記事では、このような疑問に答えていきます。
本記事でわかること
- 先発ローテーションの意味
- 先発ローテーションが生まれた理由
- 日本とアメリカの先発ローテーションの組み方
野球用語は、数えれば非常にたくさんあるのですが、その中でもよく耳にするのが、今回解説する「先発ローテーション」ですね。
野球観戦をする上で、非常に重要な用語なので、ぜひ本記事を通して深く理解してみてください。
記事の本筋に入る前に私の自己紹介をしておきましょう。
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それでは、記事の最後までお付き合いください。
【プロ野球用語】先発ローテーションとは!?


結論から言うと、日替わりで先発投手を起用する際の順番のことを言います。
先発ローテーションのことを「ローテ」と言った感じで、略語で使われることも多く、野球観戦しててもよく聞く言葉かなと思います。
また、先発ローテーション関係の話をすると、「中○日」という言葉もよく聞きます。
これは、登板した日から次回の登板までの空いた日数のことを指しており、6日空いた場合は「中6日」と表現します。
なぜ、先発ローテーションという仕組みがあるのか!?
結論から言うと、ケガ防止です。
昔は、先発投手が1試合を投げ切ることが当たり前で、今みたいに1週間に1回とかではなく、ほぼ毎日投げていました。
しかし、医学的にみると、先発投手が1試合投げた時の肩やその周辺の負荷は相当大きいです。
一定以上のレベルの投手は、先発時の投球による負荷によって肘周辺を中心に 毛細血管が切れる。これが再生するには4日以上かかるとされる。
先発ローテーション – Wikipedia
上記の理由から、近年は各球団先発ローテーションを組んで、日替わりで先発投手が投げています。
【プロ野球用語】日米の先発ローテーション組み方の違い


先発ローテーションの組み方は、日本とアメリカで異なります。
具体的には、登板間隔であったり、先発ローテーションの人数が違います。
具体的に解説していきましょう。
先発ローテーションの組み方【日本の場合】
日本では、基本的に1週間に1回登板すると言う形をとっています。
具体的には、下記の通り。
頻度:中5日~中6日
球数:100球以上
構成人数:6人
1週間に1回の登板頻度なので、先発投手にとっては余裕のある登板間隔になるのかなと思います。
先発ローテーションの組み方【アメリカの場合】
逆にアメリカではどうでしょうか!?
アメリカの場合は、日本よりも登板間隔は狭いです。
具体的には、下記の通り。
頻度:中4日
球数:80球〜100球
構成人数:5人
やはりこうみると、登板間隔が狭いことがわかります。
そして、アメリカの場合は登板間隔が狭いので、球数も少なめであることもここから読み取れるかと思います。
また、最近ではブルペンデーと言って、主にリリーフを担当している投手が先発で1イニングから2イニング投げる形を取る場合もあります。
これをオープナーと言うのですが、アメリカだけではなく、日本でも近年はオープナーを採用している球団は増えてきています。
オープナーについては、以下記事で解説済みです。
オープナーの解説記事
それでは、まとめに入ります。
【プロ野球用語】先発ローテーションとは!?日米の組み方の違いも解説!!:まとめ
それでは、今回の記事の重要POINTを改めてまとめていきます。
- 先発ローテーションとは、「日替わりで先発投手を起用する際の順番」のこと。
- 日本の先発ローテーションは、登板間隔が長く、球数は多め。
- アメリカの先発ローテーションは、登板間隔が短く、球数は少なめ。
先発ローテーションとは、日替わりで先発投手を起用する際の順番のことを言うのですが、組み方は日本とアメリカで違います。
具体的には、日本の場合は登板間隔が長く、アメリカの場合は登板間隔が狭いです。
また、本記事を通して、先発ローテーションの意味について理解していただけたかと思いますが、これは現地観戦にも大いに役立ちます。
例えば、推し球団の先発ローテーションがわかれば、どの投手が何番目に投げるかがわかるので、現地観戦の予定が立てやすいですよね。
また、先発投手のレベルによってはチームの勝敗も予想できたりします。
例えば、オリックスの山本投手が登板予定日なら「これは勝ち確だな」と言った感じで。
上記のように幅広い形で役立つので、ぜひ「先発ローテーション」について理解していただきたいですね。
また、当サイト(プロ野球観戦の巣)では、他にも数多くの野球用語やルールを解説しています。
- 初心者向けの野球ルール解説記事
- ブックマーク必須の野球用語まとめ記事
ここまで網羅できているサイトは恐らく当サイトだけだと思うので、ぜひこの機会に他の野球用語やルールを学んでみてください。
それでは、今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しい野球観戦ライフをお送りください。
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