ブログ総閲覧数200万超&Twitterフォロワー数4000人超の野球ブロガー。草野球歴も10年程あります。
過去に、野球において自分自身が経験したことや失敗したこと、初心者の方に知っておいてほしい情報を多くの人に伝えたく、当サイト(プロ野球観戦の巣)を立ち上げ。
当サイト(プロ野球観戦の巣)を通じて、野球の面白さや楽しさを伝えるべく、本日もブログやSNSで情報発信しています。
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「田中の8球」と言う名場面というか名シーンがありますが、具体的にどのようなところがすごかったのですか!?プロ野球に詳しい方に教えてもらいたいです。
今回の記事では、このような疑問に答えていきます。
時は、2013年9月26日の対西武戦。
楽天はマジック2が点灯しており、この試合に勝てば球団創設初の優勝が決まる場面。
そしてマウンドに向かったのが”マー君”こと田中将大投手。
この試合こそが、後に「田中の8球」または「伝説の8球」として語り継がれる試合です。
今回の記事では、田中投手が作り出した「伝説の8球」について、裏話的なものを交えながら解説していきます。
記事の本筋に入る前に私の自己紹介をしておきましょう。
それでは、記事の最後までお付き合いください。
これまでのプロ野球界を振り返ると、「〇〇の○球」という形で後世に受け継がれてきた名シーンがいくつかあります。
その中でも、田中投手が主役である『伝説の8球』は、個人的に結構鳥肌の立った名場面だと灯っています。
ここでは、その名シーンを背景から結末までテキストと動画で振り返っていこうと思います。
2013年9月26日、この時点で楽天はマジックナンバー2。
もし勝てば、球団創設初のリーグ優勝達成という試合でした。
そして、相手は当時、激しいAクラス争いを繰り広げていた埼玉西武ライオンズ。
お互い負けられない試合でした。
ちなみに、2013年の田中投手の成績は、28試合で212イニングに登板し、24勝0敗1セーブ、防御率1.27。
開幕から無傷で連勝街道を走り、月間MVPを5月度から5カ月連続受賞するなど、圧倒的な記録と記憶を残していました。
控えめに言って、凄すぎますよね。
もはや、成績が異次元すぎて、パワプロと勘違いするぐらいです。
この試合、楽天は初回に先制点をあげる事に成功。
しかし、その後逆転を許してしまい、スコアを1-3と2点リードを許す展開になりました。
試合展開的には、西武に圧倒される流れではあったものの、楽天のリリーフ陣がギリギリのところで踏ん張り、試合の流れを完全に渡さないようにしていました。
そして、7回にチャンスが来ます。
7回2死満塁でバッターは、アンドリュー・ジョーンズ選手。
野上投手が投じた低めのストレートを上手く右中間に逆転タイムリーツーベースヒットを打ち、4-3と逆転に成功しました。
この流れを改めて動画で見てみましょう。
いやー、素晴らしいヒットですね。
楽天ファンと選手の思いを乗せた素晴らしいヒットでした。
ちなみに、この時点で楽天ナインには他球場の情報が耳に入っていました。
内容は、2位のロッテが負けたという情報です。
この時点で、楽天は逃げ切ることができれば、優勝が決まる展開になりました。
そして、星野監督は満を辞して、あの男をマウンドに送ることを決意します。
1点リードの9回に星野監督は、田中将大投手をマウンドに送りました。
本来は、先発投手ではあったものの、この試合ではクローザーとして試合を締める役割を任されることに。
しかし、緊張もあってか、先頭打者と2人目の打者をランナーに出してしまいました。
そして、バントで送られて、1死2塁3塁と言うシチュエーションになったところで、田中投手のギアが変わります。
さっきまでの不調を吹き飛ばすような見違える投球に変わりました。
そして、この後に相対する栗山選手と浅村選手との対戦が、のちの「田中の8球」と呼ばれる名シーンになります。
これについては、ぜひ動画でみていただきたいと思います。
めちゃくちゃエグいボール投げてますよね。
特に、浅村選手に対する外角低めのストレートがコントロール、球威、キレ、球速共に素晴らしいボールばかり。
抑えたら優勝、打たれたら負けというシチュエーションが、この対戦をさらに素晴らしいものに昇華させました。
個人的に、これは多くの人に見ていただきたいシーンです。
最近、プロ野球を知った方や田中投手をあまり知らない方はぜひ見てほしい。
非常に野球の醍醐味が詰まったシーンです。
ここまで、田中投手が残した「伝説の8球」について背景から結末まで解説してきました。
しかし、ここで解説した部分は映像等でわかるような目に見えるところだけ。
この名シーンの裏側には、数多くの要因が隠されています。
そこで、ここでは「伝説の8球」についての裏側に迫っていこうと思います。
まずは、この年の田中投手の成績ですね。
記事の前半でも少し書いたように、2013年は田中投手にとって躍進の年になりました。
そもそも先発でシーズン無敗ということは、過去の歴史を振り返ってもありえないですよ。
しかし、数字的には無敗であるものの、負けがついてしまいそうな試合も中にはありました。
そんな中でも、今回のように絶体絶命のピンチを切り抜けたり、楽天打線の援護があったりとまさに「田中投手の背後に”神”がいるんじゃないか」という具合に神ってました。
「伝説の8球」が生まれる上で、この「無敗」というキーワードは外せないと言えるでしょう。
田中投手のギアチェンジには、目を見張るものがありますね。
日本プロ野球会を見渡すと、エースと呼ばれる投手はこのギアチェンジがすごいです。
しかし、田中投手のギアチェンジの凄さは、少なくとも日本プロ野球界ではトップクラスではないでしょうか。
何をもってすごいのかを説明するのは難しいですが、感覚的にはそう思います。
また、田中投手の指標を見ると、「無走者→得点圏に走者→満塁」の順で被打率が低いことがわかっています。
ここからわかる通り、ピンチになればなるほど打者を抑えていることが分かりますよね。
今回の「田中の8球」と呼ばれるシーンを見ても、田中投手のギアチェンジの凄さが見て取れると思います。
特に、相性の悪い浅村選手に対して、オール直球勝負でいって、三振に切って取れるのはさすがとしか言いようがないですね。
これについて、浅村選手はこのように振り返っています。
—最後の三振について
「あんな(厳しい)ところに投げられて、無理に手を出した感じですね。打ちにいく準備はしていましたけど、あそこにビシッと来るとは思っていなかったので、『あっ』という感じでした。見逃していても、たぶんストライクと言われています。バッターは最初からあんなところに目つけをしていません。だいたい甘めを狙いながら、多少外れても振りにいく感じです。あんなところにずっと投げられたら、打てないですね」
田中将大が叫んだ「伝説の8球」。楽天を初優勝に導く最高のアウトロー|プロ野球|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
この引用文の中に、投げるボールや打者心理、読みなどさまざまなキーワードが隠されていますね。
これは、動画を見ているだけではわからないところです。
少し話がそれますが、こういう名場面の裏側を読み取ることは、ある種、野球観戦の醍醐味かなと思います。
私は、この試合をリアルタイムで見ていたのですが、星野監督が前もって田中投手に胴上げ投手を任せていたのは知りませんでした。
胴上げ投手とは、優勝や日本一がかかる試合の締めを任される投手のことを言います。
基本的に、胴上げ投手になるためには、先発投手が1回から9回まで投げきり試合に勝つこと。
もしくは、勝ち試合の9回をシャットアウトすることの2つが考えられます。
そして、この試合星野監督は先発エースの田中投手を9回のマウンドに送り出しました。
普通に考えると、本来先発投手を抑えにもって行くことは、よっぽどのことがない限り、考えられないです。
また、田中投手は5日前の試合先発しており、この試合に登板すると中4日で投げる事になります。
日本ではあまり中4日で投げるという文化がないため、田中投手を9回に登板させた星野監督のこの試合にかける思いや勇気は非常に評価できます。
また、田中投手に胴上げ投手の経験を積ませてやりたいという粋な計らいもまたいいですね。
「伝説の8球」と呼ばれる田中投手が主人公の名シーン。
それは、もちろん田中投手の凄さが際立った場面ではあったものの、さらにその深層に迫ると、田中投手の凄さ以外にも、この名場面を引き立たせるものがたくさんありました。
本記事を通して、「伝説の8球」の一連の流れだけではなく、その舞台裏まで迫りつつ、面白さや醍醐味が伝われば嬉しいです。
それでは、まとめに入ります。
それでは、今回の記事の重要POINTを改めてまとめていきます。
2013年9月26日に「伝説の8球」という名場面が生まれ、早8年が経ちました。
そして、2021年シーズン、田中投手はヤンキースから再び楽天に復帰することが決まり、ファンはどのようなピッチングを見せてくれるのか楽しみにしています。
なかなか、このような名シーンは頻繁に起きるものではないものの、田中投手ならファンを常にワクワクさせるような投球をしてくれるのではないかと期待させられますよね。
「【2021年】楽天・田中将大の成績予想!!年度別成績を元に分析!!」でも書きましたが、今プロ野球は田中投手のNPB復帰で非常に盛り上がっています。
世間は何かと暗いニュースばかりが目立ちますが、ぜひとも田中投手の力でプロ野球界のみならず日本全体を盛り上げていってほしいです。
少し話がずれそうなので、この辺りで終わろうと思います。
楽しい野球観戦ライフをお送りください。
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