先日、阪神vs巨人を見に行きました。7回裏の前に巨人の応援歌「闘魂こめて」を歌うのですが、阪神ファンの方も汚い替え歌で一緒に歌っていました。こういったことは、昔から当たり前のようにあることなのでしょうか!?
今回の記事では、このような疑問に答えていきます。
本記事でわかること
- 「商魂こめて」とは
- 「商魂こめて」はいつから歌われているのか
- 「商魂こめて」は誰が作ったのか
- 「商魂こめて」を歌うのは阪神ファンだけではない
- 「商魂こめて」について思うこと
結論から言うと、この儀式は昔からあることで、コロナ禍の間は声出しができなかったため、あまり顕在化されていませんでした。
しかし、2023年シーズンから声出し解禁となり、こういった行為がどんどん増えていくことが予想されます。
今回の記事では、7回裏の前に歌われる「闘魂こめて」の替え歌の正体について暴いていこうと思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
特に、最近野球ファンになった方は、必ず最後まで読んでおくようといいでしょう。
記事の本筋に入る前、私の自己紹介しておきましょう。
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それでは、記事の最後までお付き合いください。
目次
【ひどい替え歌】「商魂こめて」とは!?歌詞も紹介
商魂こめてとは、読売ジャイアンツの応援歌である「闘魂こめて」の替え歌のことです。
具体的には、「大金で選手を引き抜く」であったり、「巨人の攻撃の時だけ球が飛びやすい」などといった意味の歌詞が含まれており、巨人のことを罵倒したり、煽ったりするような歌となっています。
ちなみに、商魂こめての歌詞は以下の通り。
商魂込めて（闘魂込めて）
大金で（大空へ）
球は飛ぶ飛ぶ（球は飛ぶ飛ぶ）
ドームの風で（炎と燃えて）
おお ジャイアンツ（おお ジャイアンツ）
八百長プレーで（その名担いて）
グラウンドを（グラウンドを）
汚すプレイの（照らすプレイの）
恥ずかしさ（たくましさ）
ジャイアンツ×２（ジャイアンツ×２）
〇ね〇ね くた〇れ（ゆけゆけ それゆけ）
巨人軍（巨人軍）
※()内が闘魂込めての歌詞です
※「○」のところは不適切な言葉のため、伏せ字にしています。
商魂こめてのフルバージョンになります
改めて見てみると、まぁひどい歌詞ですね。
同じ人間が考えたと思えないような歌です。
個人的にはこういった相手チームを侮辱するような歌であったり、誹謗中傷するような行為は好きではないですね。
気分が悪くなります。
「商魂こめて」はいつから!?誰が作ったのか!?
結論から言うと、以下の通り。
時期：
2011年のオールスターゲーム!?
作成者：
不明(きっかけは巨人応援団が千葉ロッテの応援をパクったこと!?)
いろんな説がありますが、複合すると上記になるのかなと思います。
巨人の応援方法は千葉ロッテの応援と似ていて、巨人ファンが「俺たちがオリジナルだ!」と言い張ったことで、両者の溝が深まり、「商魂こめて」が生まれたと言われています。
また、巨人の応援方法の一部が、千葉ロッテ応援団にお願いして真似させてもらった背景があることも、「商魂こめて」が作成されたきっかけの1つとも言えるでしょう。
「商魂こめて」は2011年のオールスターゲームから本格的に歌われるようになりましたが、オールスターゲームは12球団のファンが一堂に会するため、その声量は普段の公式戦とは比べものになりません。
なんせ、オールスターの場合は、巨人ファンを除く11球団のファンがこれを歌いますからね…。
オールスターゲームでの「商魂こめて」が記録された動画もありますので、興味のある方は見てみてください。(巨人ファンは閲覧注意)
「商魂こめて」を歌うのは阪神ファンだけではない!?中日はガチ!?
「商魂こめて」と聞くと、阪神ファンがよく歌っているイメージがありませんか!?
例えば、以下のような感じ。
「商魂こめて」阪神ファンver
しかし、実際は違っていて、他球団でも歌われることが多いです。
代表的なのは、千葉ロッテと中日ですね。
「商魂こめて」千葉ロッテファンver
「商魂こめて」中日ファンver
千葉ロッテファンは一部歌っている人もいますが、静かな感じですね。
逆に中日ファンは、よく言われているように”ガチ”感をすごく感じます。
【意見】「商魂こめて」は教育に悪いし、今すぐ中止にすべき
先日、WBCが大盛況に終わり、非常にプロ野球が盛り上がっている印象を受けています。
特に、ニュースなどでプロ野球を取り上げられる頻度が非常に増えていて、あまり野球を知らない方でも目にする機会が増えていると思います。
新しい野球ファンも増えていることですし、そういった現状の中、こういった相手チームを侮辱するような歌であったり、誹謗中傷するような行為は即刻止めるべきですね。
最近野球を好きになった方がこういった光景を見ても気分を害するだけですし、これからプロ野球選手を夢見る子供たちにとって、教育上悪影響になりかねないと思います。
先日、阪神タイガース公式Twitterから以下のようなツイートが投稿されました。
公式にこんな注意喚起されるのがそもそも恥ずかしいことですし、もし今歌っている方がいるのであれば、今すぐにやめましょう。
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【提案】平和に野球観戦するなら自宅で見るのが一番!!
「球場で野球を見るのは楽しいけど、こういった侮辱的な歌を一緒に歌うのは嫌だし、同じ空間にいたくない」と言う方もいると思います。
そういった方におすすめするのが、自宅で野球観戦することです。
自宅で野球観戦すれば、現地観戦の雰囲気をそのまま楽しむのは難しいですが、ある種特等席で見ることができます。
投手の投げているボールであったり、打者の打球、選手の素晴らしいプレーを一番近くで見ることが可能です。
また、本記事で紹介した「商魂こめて」といった侮辱的な歌で気分を害することもなくなるので、平和に野球観戦したい方は、自宅で見るのがいいでしょう。
当サイト(プロ野球観戦の巣)では、プロ野球公式戦を見る方法を全て網羅して発信していますので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、この辺りでまとめに入ります。
【ひどい替え歌】「商魂こめて」とは!?きっかけはロッテのパクリ!?：まとめ
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それでは、今回の記事の重要POINTを改めてまとめていきます。
今回の記事の重要POINT
- 「商魂こめて」とは、巨人の応援歌「闘魂こめて」の替え歌で、巨人を侮辱するような内容が中心
- 「商魂こめて」が歌われるようになったのは、2011年のオールスターゲーム
- 「商魂こめて」が歌われるようになったきっかけは、巨人が千葉ロッテの応援をパクったことがきっかけと言われており、千葉ロッテ応援団が作成したとも言われている
- 「商魂こめて」は、阪神ファンだけではなく、他球団のファンも歌っている
当サイト(プロ野球観戦の巣)では、本記事のように野球観戦をする上で知っておきたいマナーやしきたりを発信しています。
今回の記事以外でも解説記事を出しているので、ぜひご覧ください
今回の記事は以上となります。
最後までありがとうございました。
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