ブログ総閲覧数200万超&Twitterフォロワー数4000人超の野球ブロガー。草野球歴も10年程あります。
過去に、野球において自分自身が経験したことや失敗したこと、初心者の方に知っておいてほしい情報を多くの人に伝えたく、当サイト(プロ野球観戦の巣)を立ち上げ。
当サイト(プロ野球観戦の巣)を通じて、野球の面白さや楽しさを伝えるべく、本日もブログやSNSで情報発信しています。
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春の甲子園/センバツと呼ばれている選抜高等学校野球大会は、どのような大会でしょうか。また、どのように出場校を決めていくのでしょうか。
今回の記事では、このような疑問に答えていきます。
今回の記事では、「春の甲子園」や「センバツ」とも言われている選抜高等学校野球大会について、あらゆる角度から解説していこうと思います。
記事の本筋に入る前、私の自己紹介しておきましょう。
それでは、記事の最後までお付き合いください。
結論から言うと、春に甲子園で行われる全国野球大会ですね。
高校球児は、甲子園出場を目標に日々野球に取り組んでいます。
その甲子園は、春と夏に一回ずつあるのですが、選抜高等学校野球大会はそのうちの春に行われます。
「選抜高等学校野球大会」は正式名称ではありますが、春に開催されることから、「春の甲子園」であったり「春のセンバツ」と言われたりもします。
選抜高等学校野球大会の出場校を決定する基準として、大きく5つの基準があります。
具体的には、以下の通り。
(1)大会開催年度高校野球大会参加者資格規定に適合したもの。
大会要項|第93回選抜高等学校野球大会|公益財団法人日本高等学校野球連盟
(2)日本学生野球憲章の精神に違反しないもの。
(3)校風、品位、技能とも高校野球にふさわしいもので、各都道府県高校野球連盟から推薦された候補校の中から地域的な面も加味して選出する。
(4)技能についてはその年度の新チーム結成後より11月30日までの試合成績ならびに実力などを勘案するが、勝敗のみにこだわらずその試合内容などを参考とする。
(5)本大会はあくまで予選をもたないことを特色する。従って秋の地区大会は一つの参考資料であって本大会の予選ではない。
特に注目してほしいのは5つ目ですね。
ここに選抜高等学校野球大会の特色が大きく出ていて、「本大会は予選を持たない大会である」ということが書かれています。
つまり、「地区大会はあくまで参考資料であって、それが大会出場に大きく寄与するわけではない」ということです。
なので、地区大会に優勝したからといって、絶対に出場できるわけではありません。
その高校に校風や品位などといった高校野球にふさわしいものがなければ、出場できないということです。
夏の甲子園大会では、各都道府県で予選大会を行なって、そこで優勝した高校が甲子園に出場できます。
「勝利至上主義」の夏の甲子園と「高校野球らしさを追求する」春の甲子園。
両者ともに色が出ていて、非常に面白いなと思いますね。
選抜高等学校野球大会の出場枠は、全部で32校(記念大会は36校)あります。
記念大会とは
「第10回大会」「第15回大会」と言った感じで、下1桁が0と5の回にあたる大会のことを指す。
その32校の内訳は、以下の通りです。
以上の3つの枠を合算して、32校を選びます。
それでは、上記の3つを深掘りしていきます。
一般枠は、選抜高等学校野球大会では一番枠数の多い選出方法で、昨年秋に行われた地区大会の成績が、評価の対象となる選出方法です。
選出される学校数は、地区によって異なり、具体的には以下の通り。
地区 | 都道府県 | 出場枠 |
北海道 | 北海道 | 1 |
東北 | 青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島 | 3 |
関東 | 茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、山梨 | 5(※1) |
東京 | 東京 | 1(※1) |
東海 | 静岡、愛知、岐阜、三重 | 3 |
北信越 | 長野、新潟、富山、石川、福井 | 2 |
近畿 | 滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山 | 6 |
中国 | 鳥取、島根、岡山、広島、山口 | 2(※2) |
四国 | 香川、徳島、愛媛、高知 | 3(※2) |
九州 | 福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 | 4 |
基本的には、上記のように各地区に固定枠が設けられており、その数に従って出場校が選出されます。
しかし、年によっては固定枠より多く選出されるケースもあったりします。
21世紀枠とは、21世紀となった2001年に初めて設けられた特別枠で、さまざまなハンデを乗り越えた学校を中心に選出されるものになります。
出場枠は、全部で3枠です。
具体的な選考基準は、以下の通り。
上記5つの選考基準を加味して、まず各都道府県から1校ずつ推薦校を決定。
その後、各地区1校ずつに絞っていき、最終的には、「東日本1校、西日本1校、東西関係なく1校」の3校が選ばれます。
こちらはその名の通り、毎年秋に開催される明治神宮大会を優勝した高校に与えられる出場枠になります。
明治神宮大会優勝枠は、一般枠とは別枠で出場するため、各地区の固定枠には含まれません。
例えば、中京大中京が明治神宮大会を優勝した場合、東海地区からは「従来の3枠+中京大中京」の4枠が選抜高等学校野球大会に出場するということになります。
2022年の春にこんなニュースがありました。
1月28日に第94回選抜高校野球の出場校が決定した。「2枠」あった東海地区(静岡、愛知、岐阜、三重)では、昨秋に実施された東海大会の準優勝校である聖隷クリストファー(静岡)が選考されなかったことが波紋を広げている。
ネット上では高校野球ファンや地元静岡県民などがこの選考はありえないと怒りを表明した。東海大会決勝は、静岡県勢の対戦となり、聖隷クリストファーは日大三島に3-6で敗れた(日大三島は選考された)。
“本音”を隠す高野連…出場が確実視された聖隷クリストファー「センバツ落選の”本当の理由”」 高野連は球児たちに真実を説明せよ | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
聖隷は敗れたものの、センバツ出場は確実とみられていた。しかし、選ばれたのは準決勝で日大三島に5-10で敗れた大垣日大(岐阜)だった。
これは、多くの高校野球ファンに衝撃を与えたニュースではないでしょうか。
世間の目としては、東海大会準優勝の聖隷クリストファーが選出確実とみられていました。
しかし、蓋を開けてみたら、聖隷クリストファーは全く選考されず、東海大会ベスト4の大垣日大が選出される格好となりました。
本記事でも解説したとおり、選抜高等学校野球大会は夏の甲子園とは異なり、地区大会や県大会で優勝したからといって、必ずしも選出されるわけではありません。
しかし、例年東海地区では優勝校や準優勝校が選抜高等学校野球大会に出場を決めるケースがほとんどです。(他の地区も同様)
そのため、聖隷クリストファーの落選が決まった際、多くの人が非難の声をあげていました。
中には、「選抜高等学校野球大会の選考がおかしい」という声も。
「勝利至上主義」の夏の甲子園と違って選抜高等学校野球大会の選考基準は、少し不透明ところがあるので、こういう声が挙がってもおかしくはないかなと思いますね。
ちなみにこの件について、以下のツイートをしました。
今回の選考について、落選理由は「投打に勝る大垣日大を推薦校とした」としており、個人的には疑問しか残りませんでした。
例えば、「地域性を考慮した」ならまだわかるんですけどね。
落選理由にも非難が殺到するあたり、「選抜高等学校野球大会の選考がおかしい」という声があっても不思議ではないと言えるでしょう。
個人的には、選考基準が少し不明瞭なところがあるので、そこをもう少し明確にしてほしいなと思います。
具体的には、「地区大会の優勝校と準優勝校は選出」と言った感じで。
明確なルールが増えてくると、こういったモヤモヤした選出が少し減るのではないかと思いますね。
それでは、この辺りでまとめに入ります。
それでは、今回の記事の重要POINTを改めてまとめていきます。
当サイト(プロ野球観戦の巣)では、本記事のように高校野球に関する記事も多く執筆しています。
高校野球ファンが知りたい情報もまとめていますので、ぜひ他の記事も読んでみてください。
今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しい野球観戦ライフをお送りください。
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