ブログ総閲覧数200万超&Twitterフォロワー数4000人超の野球ブロガー。草野球歴も10年程あります。
過去に、野球において自分自身が経験したことや失敗したこと、初心者の方に知っておいてほしい情報を多くの人に伝えたく、当サイト(プロ野球観戦の巣)を立ち上げ。
当サイト(プロ野球観戦の巣)を通じて、野球の面白さや楽しさを伝えるべく、本日もブログやSNSで情報発信しています。
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契約更改において、減額制限というルールがあるらしいですけど、具体的にはどのようなものなのでしょうか。また、個人的には減額制限があっても同意があれば大幅減俸が可能なので、意味がないと思います。これについてもどう思いますか。プロ野球に詳しい方にぜひ教えていただきたいです。
今回の記事では、このような疑問に答えていきます。
プロ野球オフシーズンになると、選手は各球団と契約更改を行なって、来季の年俸の査定を行います。
そこでよく耳にするのが、「減額制限」と言う言葉ではないでしょうか。
巷では、「減額制限を設ける意味がない」と言う言葉があるそうですが、実際にはどうなのでしょうか。
上記も含めて、減額制限の意味についてあらゆる角度から解説していきます。
記事の本筋に入る前に私の自己紹介をしておきましょう。
それでは、記事の最後までお付き合いください。
結論から言うと、プロ野球のオフシーズンに行われる契約更改において、次年度の年俸を現年俸から引かれる場合の限度額のことを指します。
つまり、来季の年俸が仮に今年の年俸よりも減額される場合、その引かれる額の基準を定めたものになります。
もし、この制度がない場合、球団側は選手の許可を経ずに次年度の年俸を大幅減額することも可能になります。
もっと極端な話をすると、「来季の年俸は今年の1%分ね」と言うこともできちゃうわけです。
上記を防ぐために、減額制限が設けられています。
減額制限の定義やルールは、公式の野球規約に記述されています。
具体的には、以下の通り。
第92条 (参稼報酬の減額制限)
引用:野球規約・統一契約書 | 日本プロ野球選手会
次年度選手契約が締結される場合、選手のその年度の参稼報酬の金額から以下のパーセンテージを超えて減額されることはない。ただし、選手の同意があればこの限りではない。その年度の参稼報酬の金額とは統一契約書に明記された金額であって、出場選手追加参稼報酬又は試合分配金を含まない。
(1)選手のその年度の参稼報酬の金額が1億円を超えている場合、40パーセントまでとする。
(2)選手のその年度の参稼報酬の金額が1億円以下の場合、25パーセントまでとする。
少しわかりづらいと思うので、さらに要約すると以下の通りになります。
減額制限のルール
※選手の同意がある場合、上記の減額制限を越えて契約することも可能
先ほど書いた減額制限の定義やルールに則ると、選手の同意が取れないケースも出てくるかと思います。
その場合はどうなるでしょうか。
結論から言うと、その場合は選手は自由契約となり他球団からのオファーを待つことが可能です。
しかし、オファーがない場合はプレーする機会が失われるため、事実上引退となってしまいます。
また、減額制限内の減俸で選手が次年度の年俸に同意しない場合は、自由契約という権利は与えられないため、他球団との交渉も不可能となります。
つまり、現在所属している球団と契約交渉を行わなければなりません。
それでも、契約がまとまらない場合は「任意引退選手」となり、最終所属球団の許可なしで他チームと契約交渉をすることができなくなります。(海外も含む)
結論から言うと、元読売ジャイアンツの杉内俊哉さんです。
2015年オフに年俸5億円から4億5000万円減の提示を受けており、割合で表すとなんと90%減という数字になります。
改めて、割合で示すととんでもない数字であることが伝わってきますね。
また、この数字は今でもNPB歴代最高の大減俸記録となっており、当分は塗り替えられない数字かなと思います。
こちらでは、減額制限のメリットとデメリットを解説していきます。
結論から言うと、大きく2つあります。
具体的には、以下の通り。
減額制限のメリットは上記の2つかなと思います。
減額制限というルールを設けることで、「球団>選手」ではなく「球団≒選手」という感じに、ほぼ対等な関係に是正できるのは大きいかなと思います。
また、減額制限を超えての大減俸の場合、選手側が拒否すれば他球団と交渉する権利が与えられるのも、選手側としては大きなメリットですね。
結論から言うと、大きく2つあります。
具体的には、以下の通り。
プロ野球選手にとって、税金額は非常に注意しなければいけない項目かなと思います。
以下、年収に対する所得税額の早見表です。
所得額 | 税率 | 税金額 |
~195万円 | 5% | 0円 |
195万円~330万円 | 10% | 97,500円 |
330万円~695万円 | 20% | 427,500円 |
695万円~900万円 | 23% | 636,000円 |
900万円~1800万円 | 33% | 1,536,000円 |
1800万円~4000万円 | 40% | 2,796,000円 |
4000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
所得税は、前年の年俸に掛かる税金であるため、次年度の年俸が大幅減となった場合、払うのが難しくなる可能性があります。
また、先ほどデメリットで書きましたが、減額制限を超えての減俸は、選手の同意があれば行うことは可能です。
なので、巷では「減額制限は意味あるのか!?」と言う声も少なからずあります。
確かに、結局選手の同意さえあれば、大幅な減俸が可能なので、ルールとして存在する意味があるのかと言う疑問は少なからずありますね。
詳しくは、次の項目で解説していこうと思います。
これについては、個人的には意味があると考えています。
先ほど、メリットで書きましたが、選手に自由契約の選択肢が与えられるのは大きいと思います。
この減額制限がなければ、自由契約として他球団と交渉する権利が与えられることもないですし、下手したら任意引退選手として扱われ、二度とプロ野球選手としてプレーすることができないかもしれません。
そう言う意味でも、減額制限に存在意義はあると思います。
それでは、この辺りでまとめに入ります。
それでは、今回の記事の重要POINTを改めてまとめていきます。
当サイト(プロ野球観戦の巣)では、本記事のようにさまざまな野球用語の解説を発信しています。
そして、それらをまとめた野球用語辞典やルールブックもありますので、わからない用語やルールがあれば以下リンク先で調べてみてください。
今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しい野球観戦ライフをお送りください。
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