
・ローリングスが出してるハイパーマッハエアーに興味あるけど、実際はどうなんだろう!?
・ハイパーマッハエアーを実際に使ったことある人のレビューを聞いてみたいな。
今回の記事では、このような疑問に答えていきます。
本記事で分かること
- 【ローリングス】ハイパーマッハエアーのスペック
- 【ローリングス】ハイパーマッハエアーの試打した感想
- 【ローリングス】ハイパーマッハエアーがおすすめの人
今回のレビュー記事は、2020年にローリングスが出したハイパーマッハエアーになります。
ちなみにハイパーマッハエアーのデザインは。下記の通り。




少しネタバレをすると、自分のバッティングスタイルに悩んでいる人に、とてもいいバットだなという感じです。
記事の本筋に入る前に信頼性を担保すると、この記事を書いている私は草野球歴9年で、本記事を含めてバットのレビュー記事は4本目になります。
また、【ローリングス】ハイパーマッハエアーに関しては、実際に試打しているので、より信ぴょう性のある情報をあなたに届けることが出来るはず。
そこで今回の記事では、【ローリングス】ハイパーマッハエアーのスペックや試打評価をしつつ、記事の後半ではハイパーマッハエアーがおすすめの人についても解説していきます。
それでは、記事の最後までお付き合い下さい。
【ローリングス】ハイパーマッハエアーのスペック
商品名 | ハイパーマッハエアー |
価格 | ¥50,600(本体¥46,000) |
カラー | ホワイト |
質量 | 平均710g |
サイズ | 85cm |
素材 | 打球部/Hyper titamium(βチタン合金)カーボン、PU |
バランス | ミドルバランス |
今回、私が試打したハイパーマッハエアーの製品情報は上記の通り。
それでは、ローリングスが出しているハイパーマッハエアーのスペックについて解説していきます。
打球部にエアーポケットとチタンハイブリットチューブを搭載【ハイパーマッハ3と違う】
前作と大きく違うポイントになります。
前作のハイパーマッハ3では、打球部にある特殊シートによる逆しなりが、大きな魅力ポイントでした。
この逆しなりによって、鋭い打球が打てるからです。
そして、今作では前作の魅力を引き継ぎつつ、さらに打球速度を上げる工夫がなされています。
それが、エアーポケットとチタンハイブリットチューブになります。
具体的にどれくらい打球速度が速くなったのかと言うと、下記の統計で表すことができます。(ソースは公式サイト)


統計を見ていただくと分かる通り、前作と打球速度に差が生まれていることがわかると思います。
これこそが、ハイパーマッハエアーの最大の目玉であり、より精度の高い製品に生まれ変わっています。
前作と比べると質量が重め
前作のハイパーマッハ3は、逆しなりと共に大きな魅力ポイントとして挙げられていたのがバットの軽さですね。
実際に、数字として見てみましょう。
まずは、ハイパーマッハ3のトップバランスとミドルバランスのそれぞれのサイズです。
<トップバランス>
- サイズ:質量=83cm:640g
- サイズ:質量=84cm:650g
- サイズ:質量=85cm:660g
<ミドルバランス>
- サイズ:質量=83cm:630g
- サイズ:質量=84cm:640g
- サイズ:質量=85cm:650g
次に、ハイパーマッハエアーのミドルバランスとトップバランスのサイズになります。
<トップバランス>
- サイズ:質量=83cm:710g
- サイズ:質量=84cm:720g
- サイズ:質量=85cm:730g
<ミドルバランス>
- サイズ:質量=83cm:700g
- サイズ:質量=84cm:710g
- サイズ:質量=85cm:720g
両者を比べてみると、サイズは変わらないのですが、質量が70gほど重くなっていることがわかります。
これは、前作の性能に加えて構造が少し複雑化したことやチタンハイブリットチューブの導入などによるものと考えられます。
また、私が試打した感じだと、そこまで重いと感じることはなかったので、スイングしづらいことはないと思います。
非力な私が言うことなので、信ぴょう性はありますよ(笑)
ミドルバランスかトップバランスを選べる
ここまでの解説であなたはうすうす感じていたかもしれません。
基本的にバットというものは、ミドルバランスかトップバランスどちらか一方というケースが多いです。
しかし、ローリングスのハイパーマッハシリーズについては、ミドルかトップが選べる仕様になっています。
これは、購入を検討している方には朗報ですよね。
これの何がいいかというと、自分のニーズに合わせてバットが選べるということです。
つまり、自分の手に合うバットに巡り合える可能性が高いということが言えます。
ちなみに、トップバランスとミドルバランスの簡単な解説を載せておきますね。
- ミドルバランス:重心がバットの中心で軽くて振りやすい。中距離ヒッター用
- トップバランス:重心がバットの先端で、当たれば飛ばしやすい。
上記の解説を見つつ、自身の手に合うバットを選んでみてください。
新軟式球M号に対応
もちろん、対応済みです。
実際に、私もM球で試打して確かめてみました。
特に問題もなく打てましたし、ボールが割れたりバットが凹むこともありませんでした。
それもそのはず。
なぜなら、ハイパーマッハエアーは新軟式ボールに弾性体硬度を合わせているので、対応できないということはないです。
また、これによって反発係数が増しているので、飛距離も期待できます。
なので、新軟式ボールに対応しているかどうかについては問題なしと考えていいでしょう。




【ローリングス】ハイパーマッハエアーの試打評価


結論から言うと、大きく4つあります。
具体的には、下記の通り。
- あまり重さを感じず、スイングしやすい
- 打感は硬めで、打った感触がわかりやすい
- 芯にあたると、打球が早い
- 草野球初心者でも扱いやすい
内容に入る前に注意してもらいたことが1つあります。
今回試打した【ローリングス】ハイパーマッハエアーはミドルバランスでの試打になります。
そのため、本記事の内容もミドルバランスで打った際の評価をさせていただきます。
トップバランスとミドルバランスということで、多少評価のギャップはあるかと思いますが、ご了承ください。
しかし、トップバランスを購入希望の方にも参考になる情報がたくさんあると思うので、お見逃しなく。
それでは、上記の4つの試打評価を深堀していきます。
あまり重さを感じず、スイングしやすい
前作のハイパーマッハ3の売りは、バットの軽さにありました。
そのおかげで、あまりパワーに自信の無い方でもスイングスピードを落とさずに振ることができました。
そして、今作のハイパーマッハエアーは、前半の方でも言ったようにハイパーチタンによる重みなどで数字的には重くなっています。
ですが、スイングした感じそこまで重さを感じませんでしたし、快適にバットを試打することが出来ました。
ミドルだから軽く感じたのかもしれませんが、トップバランスでもそこまで重さは感じないように思いますね。
また、ちょうどハイパーマッハエアーを試打する前にミズノのマグナインパクトを試打しました。
☞「【試打】マグナインパクトの評価【目が覚めるような打感です】」
この2つを比べてみても、スイングした際の重量感はハイパーマッハエアーの方が軽く感じましたね。
あまり重いバットは使いたくないという方におすすめです。
打感は硬めで、打った感触がわかりやすい
ハイパーマッハエアーの打感に関していうと、硬めと言っていいでしょう。
これは、打球部にハイパーハイブリッドチューブというカーボン素材を含むものが搭載されてるためですね。
カーボンと言うと、ZETTのブラックキャノンMAXやミズノのマグナインパクトなどを想像する方が多いと思います。
その通りです。
そして、ハイパーマッハエアーの打感は上記の2つのバットに近いと考えていいですね。
なので、硬めの打感を求めている人や元々硬式野球をしていた方には合うのではないかと思います。
また、ビヨンドマックスシリーズの打感があまり好きではない人にもいいですね。
芯にあたると、打球が早い
これは、私の感覚値です。
試打して思ったのがバットの芯に当たった時の打球がまじで早いということ。
また、打感も芯と芯じゃない所で違うような気がしましたね。
やはり、これは打球部がエアーポケット構造、かつハイパーチタンで形成されているというところが大きいでしょうね。
高弾道の打球と言うよりかは、内野の間を抜けるライナー性の打球が打ちやすそうです。
草野球初心者でも扱いやすい
ローリングスの公式サイトでハイパーマッハエアーが掲載されているページを見ると、「中級者向け」という言葉が書かれています。
しかし、私が試打した感想はと言うと
「初心者でも全然扱えるやん」
「バット軽!!」
「振りやす!!」
このような感想を抱きましたね。
特に初心者の方がネックになるのが、バットが重くてスイングがまともに出来ないということだと思います。
しかし、ハイパーマッハエアーであれば質量もそこまでネックにならないですし、当たればいい打球も飛ばせます。
なので、ハイパーマッハエアーを最大限効果を発揮させるためには中級者の方がいいと言うだけで、初心者が全く扱えないという訳では無いです。
個人的には、草野球初心者の方にはハイパーマッハエアーをおすすめしたいです。
ローリングスのハイパーマッハエアーをパートナーに選んでみたい方は、下記からどうぞ。




【ローリングス】ハイパーマッハエアーがおすすめの人


結論から言うと、大きく4つあります。
具体的には、下記の通り。
- バッティングスタイルがまだわからない人
- アベレージヒッターを目指したい人
- ゆくゆくは長距離ヒッターとして成長していきたい人
- バットの芯に当てる技術を上げたい人
それでは、上記の4つを深堀していきます。
バッティングスタイルがまだわからない人
つまり、初心者の方またはバッティングスタイルを確立できていない人ということですね。
ここでいうバッティングスタイルとは、自分がアベレージタイプなのかアーチストタイプなのかということです。
というのもハイパーマッハエアーはぶっちゃけたことを言うと、両方対応できます。
これは私が試打した際の感覚知なのですが、基本的には鋭い打球を飛ばしたりすることに優れているバットになります。
いわゆる、アベレージヒッター向けのバットになります。
しかし、このバットは面白いことに芯に当てることができれば、打球は飛ぶんですよね。
少なくとも、前作よりかは飛ばしやすいかと。
打球が早くて飛ばせるなんて、ただのチートですよね(笑)
ですが、それができるのがハイパーマッハエアーであり、自身のバッティングスタイルの模索にもつながるでしょう。
アベレージヒッターを目指したい人
先ほども解説した通り、このバットでは内野の間を抜ける打球や鋭いライナーを打つのに適しています。
そのため、長打をバンバンに打つと言うよりかは、コンスタントにヒットを重ねるタイプに向いています。
なので、アベレージヒッターを目指している方や出塁率にこだわる方には最適ではないかと思います。
ゆくゆくは長距離ヒッターとして成長していきたい人
先ほどとは真逆のことを述べていますが、事実です。
と言うのも、ハイパーマッハエアーでは長打が全く期待できないと言うわけではないです。
芯でジャストミートできれば、高速打球でスタンドインできる素質は十分にあります。
なので、長打をバンバン打ちたい方にも楽しんでいただけるバットでもあります。
矛盾を言っているようで、それが達成できてしまうのがすごいところですね。
バットの芯に当てる技術を上げたい人
打球部に一工夫がされていて、ここに当てることができれば、ヒットまたは長打をねらうことができます。
また、芯で捉えた時の打感が少し違うので、自分が今芯で捉えたか捉えていないかの判断もしやすいかと思います。
そこで、何ができるのかと言うと芯でボールを捉える練習ですね。
芯で捉えるためには、ある程度野球技術が備わっていないといけません。
その野球技術を養う一つの手段が、ハイパーマッハエアーを利用することになります。
記事でも何度も言っている通り、草野球初心者でも十分扱えるので、正しい技術を学ぶ練習バットとしても使えますね。
ぜひ、試してみましょう。




【打球速度4.0%UP】ハイパーマッハエアーの試打評価:まとめ
それでは今回の記事の重要ポイントを改めてまとめていきます。
- ローリングスのハイパーマッハエアーは、打球部にエアーポケットとチタンハイブリットチューブが搭載。(打球速度アップ)
- バットの打球部の硬度を新軟式球に合わせているので、しなりを利用した打球を実現。(反発向上)
- 中級者向けと公式サイトには書いてあるが、初心者の方でも十分に扱える。
- 野球技術を上げるための練習バットとしても扱える。
今回試打した【ローリングス】ハイパーマッハエアーをまとめると、アベレージ向きではあるものの前作よりも飛距離は出しやすい。
そして、中上級者はもちろんですが、草野球初心者でも扱うことが出来るという感じですね。
何一つデメリットがなかったということで少し怪しさを感じるかもしれませんが、試打した感じは好感触でした。
もし、あなたがバットの種類で悩んでいるのならハイパーマッハエアーを選択するのも大いにありですね。
購入する前に試打するのは大事ですが、実店舗で買うよりネットでぽちる方が安く購入できるので、オンライン購入一択ですね。
ハイパーマッハエアーを購入される方は、下記からどうぞ。




「ハイパーマッハエアー以外のバットも知りたい」という方は、以下の記事も参考にしてみてください。
また、最近はバットを買うだけでなく、月額課金でレンタルすることも可能です。
以下の公式サイトで、ハイパーマッハエアーを含む数多くのバットを取り扱っているので、色んなバットを試してみたい方は、ぜひご活用ください。
本音レビューをまとめた記事も執筆していますので、詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
バッターズボックス本音レビュー
それでは、今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しい野球ライフをお送りください。
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