ブログ総閲覧数200万超&Twitterフォロワー数4000人超の野球ブロガー。草野球歴も10年程あります。
過去に、野球において自分自身が経験したことや失敗したこと、初心者の方に知っておいてほしい情報を多くの人に伝えたく、当サイト(プロ野球観戦の巣)を立ち上げ。
当サイト(プロ野球観戦の巣)を通じて、野球の面白さや楽しさを伝えるべく、本日もブログやSNSで情報発信しています。
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・野球のコールド(コールドゲーム)の意味が複雑すぎてわからない。
・コールド(コールドゲーム)になると、その試合はどうなるの?
・同じ野球でもプロやアマチュアとかによって扱い方が違うの?
今回の記事では、上記のような疑問に答えていきます。
プロ野球や高校野球の試合でよくコールド(コールドゲーム)という言葉をよく聞きますよね。
しかし、ルールとしては複雑で実際はあまりルールをよく理解していないという方が多いと思います。
中には、「コールド=雨天中止」と言う印象を持ってしまっている方もいるかと。
そこで、今回の記事ではコールドゲームについて意味などについて、具体例を交えて解説していきます。
記事の本筋に入る前に、私の自己紹介をしておきましょう。
それでは、記事の最後までお付き合いください。
※音声ラジオで聞きたい方は下記からどうぞ。
コールドゲームと聞いて、よく勘違いするのが「cold game」と解釈してしまうことですよね。
これだと「寒い試合」という意味のわからない言葉になってしまいますよ。
正しくは「called game」で、審判に宣告されたゲームという意味になります。
また具体的な解説については、wikipediaから引用させてもらうと、下記の通りです。
試合中に降雨、降雪、濃霧、その他 自然災害や 球場での諸事故、 日没( 照明施設の無い球場のみ)でこれ以上の試合続行は難しい状況となった場合や、規定によって定められた一定の点差が広がって逆転することが著しく困難な場合など、なんらかの事情でこれ以上の試合続行をしないと判断した場合、 球審は試合の打ち切りを命じることが出来る。試合終了を宣告する権限は、球審にのみ与えられている。
出典:Wikipedia
簡単にいうと、コールド(コールドゲーム)とは、雨や雪等の事情などのより、試合を続けるのが難しいと審判に判断される試合のことを言います。
それでは、次のところでコールド(コールドゲーム)が宣告される条件について解説していきます。
基本的には2パターンあり、具体的には下記の通りです。
それでは、上記の2つのパターンについて解説していきます。
コールド(コールドゲーム)の条件の1つとして、点差によるコールドがあります。
これは、高校野球とかによくありますね。
高校野球を例としてあげると、点差によるコールドの条件は下記の通りです。
しかし、高校野球でも甲子園や各都道府県の決勝大会は点差によるコールド(コールドゲーム)はないです。
また、プロ野球でも同様に点差によるコールドは行われません。
これについては、高校野球やプロ野球に限らず、よくあるものなります。
具体的には、雨が降ったり、雪が降ったりする時ですね。
具体的な説明については、下記の通りです。
天候悪化・日没等の理由で球審が試合を打ち切ったとき、試合が規定のイニングを終了していれば正式試合として認められる。 公認野球規則では試合成立の規定を5回としているが、大会の規定等により5回でない場合もありえる。
球審は通常の試合終了と同様に、片方のチームがリードした状態なら「ゲーム」、同点で終了した場合は「タイゲーム」を宣告し、試合を終了させる。各種記録はそのまま有効となるが、 ノーヒットノーラン(完全試合を含む)については公式な達成記録としては扱われず参考記録とされる。
規定のイニングを終了していない場合は、球審はノーゲームまたは サスペンデッドゲームを宣告する。ノーゲームの場合は試合は無効となり全ての記録が破棄される(ただし、退場の記録は残る)。サスペンデッドゲーム(一時停止試合)の場合は全ての記録を保持しておき、後日改めてその時点から再開する。球審がどちらを宣告するかは公認野球規則または大会の規定等に基づく。
出典:Wikipedia
読んでてもあまりよくわかりませんよね。
この文章において、重要なのは5回を終了しているかいないかですよね。
5回が終了してコールドだと試合は成立。5回途中でコールドだと試合は不成立となりますね。
おおむね、これを理解していただけるとコールドについてわかりやすくなると思います。
上記を踏まえた上で、次の内容に入っていきましょう。
大きく分けると、3パターンあります。
さっき書いたように、5回まで終われば試合として成立、5回途中だと試合は不成立ということが頭に入っていれば理解しやすいです。
それでは、上記の3パターンをそれぞれ具体例を挙げながら解説していきます。(プロ野球を例に)
ここでは、2パターンの具体例を用意しています。
1つ目のパターンは下記の通りです。
✖️のマークがついているのは、その回で試合が終わったことを表しています。
このパターンだと、5回表で試合が終了したことを表しています。
つまり、5回の途中で終わっているので、試合は成立しません。
もう1つのパターンを見ていきましょう。
このパターンの場合も、ノーゲーム(試合不成立)として処理されます。
ちなみに、5回裏が完全に終了した場合だと、✖️マークだけがつきます。
この場合だと、数字もセットでついているので、5回途中で終わったことを表しています。
つまり、試合は不成立ということが分かりますね。
では、逆に試合が成立するパターンを見ていきましょう。
試合が成立するのは、5回がしっかりと終了してからコールドになった時ですね。
上記を踏まえた上で、1つ目のパターンを見ていきましょう。
このパターンは試合が成立しているのですが、あなたは分かりましたか?
5回が終了したことを表す✖️マークのみがしっかりとついているので、これは試合が成立していますね。
では、もう1つのパターンはどうでしょうか。
一見、このパターンだと試合が成立していないように見えますよね。
実は、このパターンも試合が成立しているんですよ。
5回裏の途中で試合は終わっていますが、後攻の阪神タイガースが同点に追いついているので、この場合は試合が成立し、引き分けとなります。
もし、阪神タイガースが負けている状態で5回途中でコールドとなると、これは試合が不成立になります。
なので、基本的に後攻(主催試合を行なっている球団)が有利であることを頭の中に入れておきましょう。
少しややこしい話をしますね。
その前にサスペンデッドゲームの意味を解説すると、別の日にその場面から試合を行うことを意味しています。
では、ここである試合のケースについて解説します。
このパターンの試合があったとしますね。
こうなると、この試合はどのように処理されるのかというと、日本プロ野球とメジャーリーグで違います。
日本プロ野球の場合だと、この試合は6回途中で終わっているので、6回の得点は無効になります。
つまり、5回まで勝っている阪神タイガースの勝利となります。
しかし、メジャーリーグだとこの場合だとサスペンデッドゲームとして処理されて、後日その前の場面から試合が再開されます。
「コールドゲームの解説マジでむず過ぎ!!」って思ってしまうのは僕だけですかね(笑)
解説記事を書いている私ですら少しわからなくなるぐらいですからね。
プロ野球の公式戦でもよく、雨が止まなくて試合がコールドになるということはよくあります。
その中でも、今回は珍しいパターンを紹介していきますね。
この日本シリーズは、阪神にとっては黒歴史でしかないシリーズでしたね。
ロッテに点数を取られ過ぎて、「33-4」と5chなどでいじられることが多いですからね。
そんな話は置いといて、この試合では濃霧コールドという珍しい試合の終わり方をしました。
動画を見ていただくと分かる通り、よくこんな状況で試合してるなと思いますよね。
案の定、この試合は7回で濃霧コールドとなり、ロッテが勝利した試合となりました。
この試合は日没コールドと言って、日が沈んで暗くなるため、試合は続行できないと判断が下された試合になります。
の試合が行われた球場は、電灯などの設備が不十分だったことから、審判はこのような判断を下したのでしょう。
このパターンもあまりプロ野球では見ないですね。
また、この動画にコールドの直前にホームランをうった西武の森友哉選手映ってましたよね。
メディアを通じて、自分のホームランが公式記録として認められないかもと心配してたらしいですが、しっかりと公式記録として認めていただけたようです。
それでは、今回の記事の重要ポイントを再度まとめておきます。
コールド(コールドゲーム)については、ルールだけではなく、プロやアマチュアによっても違うので、理解するのは難しいですね。
しかし、これを理解することができれば、野球ファンとして一歩進んだ知識が得られると思いますよ。
また、正しいルールを理解してたら、テレビの前で「なんで中止なんだよ😡」ってなることもないですしね。(これ僕です🤫)
正しいルールを理解しつつ、野球観戦を存分に楽しみましょう。
野球用語を正確に理解して、野球観戦を楽しんでもらうために、合わせて読んで欲しい記事を下記に載せておきます。
今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しい野球観戦ライフをお送りください。
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