ブログ総閲覧数200万超&Twitterフォロワー数4000人超の野球ブロガー。草野球歴も10年程あります。
過去に、野球において自分自身が経験したことや失敗したこと、初心者の方に知っておいてほしい情報を多くの人に伝えたく、当サイト(プロ野球観戦の巣)を立ち上げ。
当サイト(プロ野球観戦の巣)を通じて、野球の面白さや楽しさを伝えるべく、本日もブログやSNSで情報発信しています。
ブログ総閲覧数200万超&Twitterフォロワー数4000人超の野球ブロガー。草野球歴も10年程あります。
過去に、野球において自分自身が経験したことや失敗したこと、初心者の方に知っておいてほしい情報を多くの人に伝えたく、当サイト(プロ野球観戦の巣)を立ち上げ。
当サイト(プロ野球観戦の巣)を通じて、野球の面白さや楽しさを伝えるべく、本日もブログやSNSで情報発信しています。
こんにちは、ヒロトニン(@tiger_blog7240)です。
今回は、中西さんに「スカイビート」の試打とレビューをお願いしました。
草野球歴の非常に長い事に加えて、スカイビートの使用歴もあるため、こちらからご依頼させていただきました。
以下、中西さんのスカイビートの試打レビューとなります。
*
野球歴20年(小2〜6硬式、中1〜3軟式、高校1〜3硬式、大学1〜4軟式、草野球6年)の中西です。
今回は硬式・軟式問わず、多くの人気を集め続けているSSK・スカイビートについてご紹介していきます。
甲子園でもよく見かけることから硬式野球において人気のあるバットと言えますが、実は軟式野球においても、その性能の高さゆえ多くの愛用者がいます。
週末に草野球をしている筆者も、対戦相手チームの6割ほどが保有している印象です。
この記事ではスカイビートの性能・スペックや実際に使用してみた感想、おすすめの人を解説していきます。
商品名 | 軟式用SSK・スカイビート31 RB |
サイズ | ・長さ:83cm、重さ:680g ・長さ:84cm、重さ:700g ・長さ:85cm、重さ:720g |
直径 | φ67mm |
素材 | 超々ジュラルミン(G170) |
原産国 | 日本製 |
バランス | ミドルバランス |
最も短い83センチは、680グラムと軟式バットの中でもかなり軽めになっています。
85センチでは、720グラムで平均的な重さです。
3種類のサイズから自分に合ったサイズを選べるのは、スカイビートの魅力とも言えるでしょう。
スカイビートの特徴として以下3つが挙げられます。
それぞれ詳しく見ていきます。
スカイビートは、バランスがバットの中間部に配分されているミドルバランスです。
バットのバランスは、大きく3つに分類できます。
バランス | 概要 |
トップバランス | バットの先端部分にバランスが配分されている。長距離打者向け。 |
ミドルバランス | バットの中間部分にバランスが配分されている。中距離打者向け。 |
オールラウンドバランス (カウンターバランス) | バットのグリップに近い部分にバランスが配分されている。単打や軽打を狙う打者向け。 |
ミドルバランスであるスカイビートは、外野の間をライナーで抜いていく中距離打者やアベレージヒッター向けのバットと言えます。
またサイズも豊富なことから身体のサイズを選ばず、比較的誰にでも合いやすいバットとも言えるでしょう。
スカイビートが幅広い人気を集めている理由の1つかもしれません。
スカイビートのグリップエンドはストレート型という、小指とグリップエンドの触れる部分が平らな形状をしています。
Vコング02など多くのバットストレート型であり、最も一般的な形状です。
その他のグリップエンドの形状には、徐々に直径が大きくなるフレア型や、グリップエンドが大きくなっているタイカップ型などがあります。
フレア型は小指を浮かせるように握れるため、引き手(右打者なら左手・左打者なら右手)の小指を脱力した状態でスイングできるようになります。
タイカップ型はグリップエンドに重心を寄せることで振り抜きやすくなっています。
その点、平らなストレート型は小指に余計な力を入れずにスイングできる人向けと言えるでしょう。
バットを握る際に指を浮かせたりせず、全部の指でバランス良く握る打者にもおすすめです。
スカイビートの素材は軽くて強い素材という、非常に硬い「超々ジュラルミン」が使用されています。
ジュラルミンは鞄にも使用される頑丈で軽いアルミ合金であるため、スカイビートの軽さを実現しています。
また頑丈であるため、薄く伸ばせることもジュラルミンの特徴です。
薄い板と厚い板を指で弾いた場合、薄い板のほうが早く跳ね返るように、薄く伸ばされたジュラルミンはスカイビートの高い反発力の源となっています。
ここからは筆者が実際にスカイビートを使用した感想を記載していきます。
筆者は、主に大学の軟式野球で使用していました。
実際にスカイビートを使用した感想は、以下の通りです。
順番に詳しく解説していきます。
スカイビートを使用した際の一番の印象は、なんと言ってもその扱いやすさです。
筆者が使用した規格は84センチ・700グラムでしたが、振り抜きやすさは他のバットよりも飛び抜けていると感じました。
700グラムとなると軟式バットの方でも軽い方であり、硬式野球を経験していると少し物足りなさも感じます。
軽すぎるだけでは早く振ることができても、バランスよく振ることはできず、実践の中で使いづらいです。
しかしスカイビートは、軽い中にもバットのヘッドの重さを感じられ、その上で700グラムという軽さがちょうどいい扱いやすさを実現しています。
スカイビートはグリップ力も感じられました。
標準のグリップテープが固くボコボコとした形状であり、指にフィットする感覚があります。
これに加え、ストレート型のグリップエンドが引き手小指に引っかかる感覚があり、インパクトの瞬間には自然とバットのヘッドが出てきます。
実際に筆者は、速球派ピッチャーの対応や単打が求められる場面では、普段使用しているバットではなくスカイビートを使用するケースがありました。
グリップ力は先述の扱い易さの要因の1つにもなっているでしょう。
柔らかい打感もスカイビートの印象として残っています。
あくまでイメージですが、ボールとバットが当たった瞬間にバット側が凹み、その凹みが戻る力が働くため、やわらかい打感の元となっているのでしょう。
薄く伸ばされた超々ジュラルミンの素材によって生み出されていると言えます。
また、扱い易さや軽さも兼ね備えていることから、振り遅れた場合でも自然とバットのヘッドが出てきて反対方向へ鋭い打球を打つこともできます。
「硬い素材でボールを潰しにいくタイプ」と「反発を利用して飛ばすタイプ」の2種類の打者がいた場合、スカイビートは後者向けと言えます。
では、スカイビートを実際に使った方の口コミを調べてみましょう。
以下、スカイビートの悪い口コミです。
扱いが少し難しいという意見がありました。
スカイビートは結構操作性が良くて使いやすいという意見が多いのですが、個人差がある感じですね。
万人がフィットするバットってなかなかないので、実際に使ってみたり、本記事のようにレビュー記事を吟味して購入するかどうかを検討するのがいいでしょう。
以下、スカイビートの良い口コミです。
まとめると、以下の通り。
確かに打球音であったり、振り抜きやすさはダントツですね。
また、私も操作性という面では、非常にフィットしていたので、本製品のメリットとして十分に挙げられるかなと思います。
最後に、製品情報や筆者が感じた印象から、スカイビートがおすすめの人をご紹介していきます。
バッティングの感覚は人それぞれあるため、あくまで参考にしていただけたら幸いです。
それぞれ詳しく解説していきます。
スカイビートは、力に自信の無い方におすすめです。
軟式バットの中でも軽い部類に入る、680〜720グラムまでの重量や振り抜きやすいミドルバランスであることなど、力に自信の無い方でも十分扱えるバットと言えます。
重たいバットのほうが力強い打球が打てる場合もありますが、バランスの良いスイングでしっかりとアジャストした打球は、パワーヒッターにも負けません。
自分の体にあったサイズでバランスよく触れるスカイビートは、力に自信の無い方でも強い打球を飛ばせるでしょう。
特にウレタンやビヨンドマックスなどで合うバットが無い方は、スカイビートを使用してみると良いかもしれません。
握力に自信のない方にもスカイビートはおすすめです。
筆者も握力が弱く、グリップの太さやグリップエンドの形状、グリップテープなどが合わずに、扱いづらいと感じるバットも多いです。
しかしスカイビートは手のひらで包み込み、特別力んだりしなくてもバットに力が伝わる感覚があります。
それだけ掴みやすいバットのため、握力に自信がなく、バットへ力を伝えるのが苦手な方でもスカイビートであれば克服されるでしょう。
その扱いやすさに慣れれば、以前よりも打撃向上も見込めるのではないでしょうか。
足を活かしたプレースタイルの方にもスカイビートはおすすめしたいです。
扱いやすさや高い反発力を誇るスカイビートは、コンパクトにスイングして単打を稼ぐ打者と相性が良いと言えます。
特に反対方向へ追っつけるバッティングは、スカイビートの性能を存分に発揮できるでしょう。
良いポイントで打てれば球足の速い野手の間を抜く打球も打てるため、足の早いアベレージヒッターにもぜひ使用してもらいたいバットです。
スカイビートのまとめは、以下のとおりです。
軟式バットは高反発バットが主流のため、あえて金属を選ぶことに抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか
しかしスカイビートは高い性能を誇るバットであり、自分の身体にフィットすることでバランスの良いスイングを生み出し、結果的にヒットやホームランといった結果にも繋がるでしょう。
価格もビヨンドやウレタンよりも安いため、バット選びに悩んでいる方はSSK・スカイビートを検討してみてはいかがでしょうか。
「スカイビート以外のバットも知りたい」という方は、以下の記事も参考にしてみてください。
また、最近はバットを買うだけでなく、月額課金でレンタルすることも可能です。
以下の公式サイトで、スカイビートを含む数多くのバットを借りることができるので、色んなバットを試してみたい方は、ぜひご活用ください。
本音レビューをまとめた記事も執筆していますので、詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
バッターズボックス本音レビュー
それでは、今回の記事はここまでにしたいと思います。
楽しい野球ライフをお送りください。
コメント